(a)零ベクトルならば、その頂点は樹状。
(b)自分自身以外の残りのベクトルの線形合成で表せないならば、その頂点はカットエッジの端点。
(c)以上のようなベクトルが存在しない、すなわち自分自身以外の残りのベクトルの線形結合で表される零でないベクトルのみからなる場合、そのグラフにはカットエッジが存在しない。
(a)零ベクトルならば、その頂点は樹状。
(b)自分自身以外の残りのベクトルの線形合成で表せないならば、その頂点はカットエッジの端点。
(c)以上のようなベクトルが存在しない、すなわち自分自身以外の残りのベクトルの線形結合で表される零でないベクトルのみからなる場合、そのグラフにはカットエッジが存在しない。
∵もしもどのようなn個ずつの分割(例えばAとBに分ける)をしても、少なくとも一方(例えばBの方)が一次独立でないと仮定する。Aの任意の元はAの残りの元の線形結合で表されないから、全てBの線形結合にならなければならない。これはAの次元がBの次元以下である事を意味するから、Aは一次独立ではなく、矛盾。□
∵もしもどのようなn個ずつの分割(例えばAとBに分ける)をしても、少なくとも一方(例えばBの方)が一次独立でないと仮定する。Aの任意の元はAの残りの元の線形結合で表されないから、全てBの線形結合にならなければならない。これはAの次元がBの次元以下である事を意味するから、Aは一次独立ではなく、矛盾。□
∵辺Aを取り除くと辺Bがカットエッジとなるとすると、辺Bを取り除けば辺Aがカットエッジとなる。辺Aと辺Bを含む任意のサイクルを考えると、このサイクル上の全ての辺が、カットエッジになりうる。三正則であるから、このグラフはこのサイクルから放射状のグラフとなり、初めからカットエッジが存在する事となり、矛盾。
∵辺Aを取り除くと辺Bがカットエッジとなるとすると、辺Bを取り除けば辺Aがカットエッジとなる。辺Aと辺Bを含む任意のサイクルを考えると、このサイクル上の全ての辺が、カットエッジになりうる。三正則であるから、このグラフはこのサイクルから放射状のグラフとなり、初めからカットエッジが存在する事となり、矛盾。
今考えているのは、1正則サブグラフを持つ3正則グラフが辺3彩色可能となる条件。カットエッジを持たなければ彩色可能なはず。
(2n-2)頂点の3正則グラフが辺3彩色可能ならば、2n頂点の3正則グラフは、必ず1正則サブグラフを持つ事はすでにわかっている。
今考えているのは、1正則サブグラフを持つ3正則グラフが辺3彩色可能となる条件。カットエッジを持たなければ彩色可能なはず。
(2n-2)頂点の3正則グラフが辺3彩色可能ならば、2n頂点の3正則グラフは、必ず1正則サブグラフを持つ事はすでにわかっている。