Suigyomatsu
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音楽と呼吸と自由律俳句
【シリーズ一秒瞑想:凪日記11】
私の個人的な瞑想体験をお話ししています。

密教に「入我我入観」という瞑想法がある。菩薩のすべてが修行者に入り込み、また修行者のすべてが菩薩に入り込んで、修行者と菩薩とが一体となることとされる。

一心同体化したO君と私に宇宙が入り込み、私たちもまた宇宙に溶け込む。立禅第四段階は、まさに入我我入体験ではないか。そして、そのとき私は気づいたのだ。この入我我入状態は、内外が反転しているということに。
December 20, 2025 at 1:49 AM
本書『ハミングバード〜音の呼吸でひびきあう〜』のテーマは「音」である。呼吸に音を乗せることで身体の調子を整える、あるいは意識状態を変化させるなど、音を使った呼吸法の世界をご紹介している。

代表的なものとしてハミングがあげられる。ハミングは「鼻歌」と訳され、口を閉じ鼻に声を抜いて歌うことを意味するのが一般的だ。

呼吸音について、本書ではいろんな角度から考察を加える。音をどこで出すか、どこに響かせるか、その音をどう利用するかなどだ。
December 19, 2025 at 1:55 AM
【分断を超えて_54:ベンチの町】
アメリカ合衆国フロリダ州セントピーターズバーグ市において、1900年代初頭、不動産業者が少数のベンチを設置しました。それがやがて7000以上もの緑色のベンチに統一され、街の象徴となりました。

これらのベンチは、市民の交流を促し、街の魅力を高め、「グリーンベンチの街」として全米に知られるほどのシビックプライドを育みました。

一時的にベンチが姿を消したものの、その理念は現代にも受け継がれ、ベンチを再現する工房、地域誌、そしてビール醸造所など、様々な形で街に息づいています。
December 18, 2025 at 7:44 AM
〈歌う呼吸学校〉受講者からたくさん感想文をいただいています。まず、声楽を学んでおられるAさんから。

***(Aさんのレビュー)***
初めて参加いたしましたが、徐々に身体がほぐれていき身も心も整っていくようなとても気持ちの良い時間を過ごすことが出来ました。

また、ヒトゴのメニューやアサコ・フカコ・ナガコでは、普段感じることができない身体の内側の動きに気づくことができました。
December 15, 2025 at 3:54 AM
彫り師が像をきざむように、
一呼吸一呼吸
自分を彫ってゆかねばなりません。

(岡田虎二郎)

Image from pinterest
December 9, 2025 at 1:30 AM
呼吸法6つの基本

「水に学ぶ呼吸学校」が提唱する呼吸法6つの基本(基本六教)を紹介します。その目的はシンプルで効果的な呼吸法の習得にあります。

チャイルドタイム(のんびりすること)で始まり、ショルダリング(肩の上げ下ろし)、フィッシュスイム(背骨の開発)、ボトミング(骨盤底筋群のトレーニング)、ヒフミフヒ(呼吸法)といった具体的な身体をほぐすエクササイズを経て、より高度なSOシフトという意識状態への移行が解説されています。

⚫︎YouTubeで概要を見る
※拍(はく、ぱく)を「ぴゃく」と誤読しているところがありますのでご注意ください。
youtu.be/VVk5GHssuK4
December 8, 2025 at 12:45 AM
【千夜一夜ブレステイメント:アニメ映画制作】
『くらげ呼吸法』と「ひねり1000」を掛け合わせて、くらげ呼吸法をマスターするためのアニメーション映画を制作します。

ターゲットは、花粉症を代表とするアレルギー症状に悩む現代人です。主人公が花粉症を自力で治す自然療法を求めて、さまざまな書籍や動画、セミナー、食養生、運動法、医療関係者などを訪ね歩く過程でくらげ呼吸法と出会うストーリーです。

映画を見終わる頃には鑑賞者は一通り「くらげ呼吸法」を身につけられるようにしたいです。映画タイトルは「花粉の海を漂うクラゲ ~呼吸でひらく体内の楽園~」。主人公は16歳の結(ゆい)ちゃんです。
December 7, 2025 at 8:01 AM
【シリーズ一秒瞑想:凪日記10】
私の個人的な瞑想体験をお話ししています。

ドラゴンポッドで中国の公園を訪れ、O君から一方的に情報を得ていたのが第一段階。やがて現代の知識を私からO君に伝えるようになったのが第二段階。こうして相互に教えたり教わったりするうちに、理解のレベルが磨かれ、より高度な情報をやり取りするようになった。

19世紀のO君は私から21世紀の知識を得ることができる。それを使ってO君は急速な成長を遂げる。そのO君の研ぎ澄まされた五感を私は体感し、さまざまな気づきを得る。それはお互いの学びを飛躍的に向上させた。
December 6, 2025 at 1:44 AM
脱力法、立ち方、呼吸筋トレーニングなどを実習する3時間半。腹腔を取り巻く筋肉群、四種類の腹式呼吸、満息域と空息域など理論についても解説します。

〈歌う呼吸学校〉
2026年2月15日(日)
としま区民センター
x.gd/Z9GLo
December 5, 2025 at 6:38 AM
【分断を超えて_53:エスカレーター問題】
エスカレーターにおける「歩行」および「片側あけ」についてさまざまな論点があります。「歩く vs 歩かない」「片側あける vs あけない」という二項対立を超えた解決策を、スパイラログで模索します。
December 4, 2025 at 6:10 AM
音楽家の身体開発法として、肺活量の10%を操作する「アサコ」(浅い呼吸の練習)について解説しています。これは、集中力と観察力を高め、身体の繊細なコントロール能力を養うためのトレーニングです。

⚫︎YouTubeで概要を見る
youtu.be/Pak8KKnxe78
December 3, 2025 at 2:22 AM
せめて自分の息だけは 自分のものであれ
誰かに支配されるな
誰かの声で 自分の息を乱すな
自分の息に 自分で責任を持て
それが生きるということの第一歩なのだ

(岡田虎二郎)

Image from pinterest
December 2, 2025 at 4:18 AM
【分断を超えて_52:がんばることは絶対善?】
「がんばる」か「なまける」かの二項対立を超えて、「がんばりつつがんばらない」という新しい境地を模索するシミュレーションです。スパイラログを使って考察します。

REALIST(現実主義者)、ANALYST(分析家)、CREATOR(創造者)の三つの異なる視点から議論を進め、各視点からの一次立論、互いへの循環質問、そして得られた知見を統合した二次立論が行われます。

最終的には、これらの議論を基に『循環的創造性モデル:るばんがの時空』という第4の解決策を協働で創出することで、より良い社会のあり方を探求しています。
December 2, 2025 at 2:53 AM
本書『呼吸劇場〜無条件にゆるす〜』は『風と凪』の続編である。呼吸による意識デザインがテーマとなる。

水の呼吸シリーズ各巻はそれぞれが独立していて、どこから読んでも理解できる構成となっている。しかし本書については、『風と凪』を先にお読みいただきたい。「場意識と像意識」「外垂芯吊」「ステイト変換」などの基本知識があることを前提に、より進んだ内容を解説しているからだ。

『風と凪』では、まず場意識を整えるために、呼吸法を使って「平凪」を体験した。そして像意識デザインの基本として、外垂芯吊を練習した。
December 1, 2025 at 1:40 AM
【千夜一夜ブレステイメント:アニメ映画制作】
『くらげ呼吸法』と「ひねり1000」を掛け合わせて、くらげ呼吸法をマスターするためのアニメーション映画を制作。

ターゲットは、花粉症を代表とするアレルギー症状に悩む現代人です。主人公が花粉症を自力で治す自然療法を求めて、さまざまな書籍や動画、セミナー、食養生、運動法、医療関係者などを訪ね歩く過程でくらげ呼吸法と出会うストーリー。映画を見終わる頃には鑑賞者は一通り「くらげ呼吸法」を身につけられるようにします。

映画タイトルは「花粉の海を漂うクラゲ ~呼吸でひらく体内の楽園~」。主人公は16歳の結(ゆい)ちゃんです。今回は映画の特徴を設定します。
November 30, 2025 at 1:53 AM
【シリーズ一秒瞑想:凪日記9】
私の個人的な瞑想体験をお話ししています。

この「場操作」という技法は、武術以外の分野でも幅広く応用できる。O君と一体化して立禅をしながら、私はそのことを確信していた。

場を操作することは、治療、創造、愛情表現など人間関係一般に使えるのではないか。たとえば施術者が被術者に治療をほどこすのではなく、施術者と被術者がともに存在する空間を変化させて、その結果、時空と人間の関係そのものが変わり、治癒につながる。
November 29, 2025 at 12:43 AM
【分断を超えて_51:日本人の体力】
明治時代以前の日本人の驚異的な体力について考察します。それはおもに伝統的な日本の低タンパク・低脂肪・高炭水化物の食事によるものではないかと論じています。

特に、ドイツ人医師エルヴィン・フォン・ベルツによる人力車夫の食生活と体力に関する実験がくわしく紹介されており、西洋の肉食中心の栄養学が日本人には適さないという彼の結論が強調されています。
日本人の体力
YouTube video by Yosuke Kurosaka
youtu.be
November 27, 2025 at 1:22 AM
【分断を超えて_50:移民問題】
移民問題は多くの論点を含む複雑なテーマです。移民の受け入れ、同化の程度、寛容性の限界、教育と啓蒙の役割などについて、多角的に考察を加えます。特に教育の役割について重点を置いています。

REALIST(現実主義者)、ANALYST(分析家)、CREATOR(創造者)の三つの異なる視点から議論を進め、各視点からの一次立論、互いへの循環質問、そして得られた知見を統合した二次立論が行われます。
November 25, 2025 at 1:05 AM
きみが今日1日ほんの10分でもいい
自分の息を聞く時間を持てば
きみの生き方はそこから変わり始める

(岡田虎二郎)

Image from pinterest
November 25, 2025 at 12:58 AM
世界は名前を待っている

トレーニングに使用する言語の影響は、一般に考えられているよりも大きい。その名称を長期にわたって使い続けるなら、その差はどんどん広がる。

だから既存のネーミングが有効でない場合は、名付け直しが必要と考える。それを私はリネーム(rename)と呼んでいる。

たとえば「腹式呼吸」という呼称ひとつとっても、人によってその意味が微妙に、あるいは大きく異る。
November 24, 2025 at 2:44 AM
【アイ・リメンバー・あかねこ】
野口茜の誕生日はキース・エマーソンと同じ11月2日。そして水行末はリッチー・ブラックモアと同じ4月14日生まれ。そんな二人が作った歌を集めた作品集です。、聴いてください。プログレでもハードロックでもないけれど(笑)

野口茜トリビュート・アルバム
『ALWAYS WITH ZOO !』配信中!
linkco.re/tcu4pZTh
November 21, 2025 at 9:10 PM
むすんでひらいて〜呼吸するたび世界は変わる〜

呼吸法において特筆すべきは、それが「正反対の動作」を交互にくり返す往復運動であることだ。吸いと吐きは、コペルニクス的転回と言ってよいほど、何から何までまったく逆の世界である。

また、肺内の空気量が少ない「空息域」と、残気量が多い「満息域」とでは、吸気の仕方が異なる。もちろん呼気についても同様の現象が生じる。

つまり呼吸動作全体において、身体の使い方は時々刻々と変化しているのだ。細かく観察すれば、一回一回の呼吸も内容が違うことに気づく。

これが呼吸の「無常性」である。
November 21, 2025 at 1:36 AM
【分断を超えて_49:ロハスの真実】
「ロハス」という概念の起源と、それが指し示すアメリカの成人に見られる価値観の層について解説しています。

ロハス(Lifestyles Of Health And Sustainability)は、元々社会学者らが実施した15万人規模の価値観調査に基づき、「生活創造者(Cultural Creatives)」と呼ばれる人々のライフスタイルを指すマーケティング用語です。
November 19, 2025 at 11:41 PM
次回〈歌う呼吸学校〉の無料講座では「呼吸と意識の関係」について実習します。

呼吸法には

1.Physical(物理的)
2.Mental(心理的)
3.Spritual(超物理的)

という3つの側面があります。これまでのセミナーでは大半を「1.Physical」な分野の説明にあてていました。

しかしMentalやSpritualな部分についても知りたいというご希望が寄せられましたので、初めての試みとして、少しだけ取り上げることにしました。

そもそもMentalやSpiritualとはどういうことなのか。その定義からお話しいたします。
November 19, 2025 at 1:05 AM
【分断を超えて_48:ポストトゥルース】 
客観的な事実よりも個人の感情や信念に訴えかけるほうが世論形成に大きな影響力を持つ、これを「ポストトゥルース」といいます。SNSの普及によってフェイクニュースが瞬時に拡散しやすくなったことが背景にあります。

事実かどうかより感情に強く訴えかける情報が優先される、「受け入れがたい真実」より「信じたい虚偽」が選ばれる、都合の悪い客観的事実より自分の信念に合った情報が好まれる、そんな状況がポストトゥルースです。
November 18, 2025 at 1:51 AM