ヨン・フォッセの時も思いましたが、事前にないのが問題。
皆、本を買わないから、世界の名著が日本に入ってこないのだと思います。ブッカー賞候補等もかなりの確率で邦訳がない。
国民が本を買わないことは、その国の文化的水準の低下につながる。この事態が残念です。
ヨン・フォッセの時も思いましたが、事前にないのが問題。
皆、本を買わないから、世界の名著が日本に入ってこないのだと思います。ブッカー賞候補等もかなりの確率で邦訳がない。
国民が本を買わないことは、その国の文化的水準の低下につながる。この事態が残念です。
よって仕事のための本しか今は頭に入れてる余裕がない。
知的好奇心という意味では、そちらも十分面白いのでいいのですが、たまにはまったく関係ない本も読みたいような気がします。時間の無駄と言われるかもですけど。
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知的好奇心という意味では、そちらも十分面白いのでいいのですが、たまにはまったく関係ない本も読みたいような気がします。時間の無駄と言われるかもですけど。
comet-bc.stores.jp
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これは購入しよう。
www.shobunsha.co.jp?p=8752
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猫を重要キャラクターにした話として『ディック・ダンカーマンの猫』がある。
以下、一部ネタバレ。
一瞬、『ボートの三人男』で犬のモントモランシーが対峙する強そうな猫のことを思い出したが、この猫はまったく別の性質を持っている。
緑の目がケルト神話や魔女を連想させる。この猫が飼い主にもたらすものは名声や社会的成功で、傍から見れば幸福だ。しかし対価は自己の欲(自己顕示欲、金銭欲など)が芸術への情熱を上回った結果としての半分操り人形化。人間の弱さを感じさせ、面白い。
猫を重要キャラクターにした話として『ディック・ダンカーマンの猫』がある。
以下、一部ネタバレ。
一瞬、『ボートの三人男』で犬のモントモランシーが対峙する強そうな猫のことを思い出したが、この猫はまったく別の性質を持っている。
緑の目がケルト神話や魔女を連想させる。この猫が飼い主にもたらすものは名声や社会的成功で、傍から見れば幸福だ。しかし対価は自己の欲(自己顕示欲、金銭欲など)が芸術への情熱を上回った結果としての半分操り人形化。人間の弱さを感じさせ、面白い。
ただ、まだ日本語圏でしっくりくるものを発見できずにいる。国書刊行会とか好きな人だけが集まっているような場所ないかな。
ただ、まだ日本語圏でしっくりくるものを発見できずにいる。国書刊行会とか好きな人だけが集まっているような場所ないかな。
1. 復刊してほしい東京創元社の文庫書籍のタイトル(書名)を書く
2. ハッシュタグ「 #創元推理文庫復刊2025 」をつけて投稿
※ひとり何回でも、何冊でも投稿可能(書名は1つの投稿につき1つで)
※1月23日(木)じゅう〆切
さらなる詳細はこちらのWebマガジンをご覧ください。
note.com/tokyosogensh...
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※1月23日(木)じゅう〆切
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www.fukkan.com/list/rsearch...
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G・オーウェル『一杯のおいしい紅茶』を読んでいます。
ミルクが先か、茶葉が先かの論争において、筆者は後者のスタンスだという。ミルクが先なのは茶渋がつきにくくカップを洗うのが楽という面もあるよね。茶葉はインド派という。
G・オーウェル『一杯のおいしい紅茶』を読んでいます。
ミルクが先か、茶葉が先かの論争において、筆者は後者のスタンスだという。ミルクが先なのは茶渋がつきにくくカップを洗うのが楽という面もあるよね。茶葉はインド派という。
年末年始システムアップデートで貸出期間延長というのでつい(^^;
家の積ん読は積んどいて、こちらを先に読みます。
大下宇陀児探偵小説選1,2、
ジョルジュ・シムノン『運河の家 人殺し』、
イーディス・ウォートン『ビロードの耳あて』、
エドワード・ケアリー短編集『飢渇の人』、
ジョージ・オーウェル『一杯のおいしい紅茶』
年末年始システムアップデートで貸出期間延長というのでつい(^^;
家の積ん読は積んどいて、こちらを先に読みます。
大下宇陀児探偵小説選1,2、
ジョルジュ・シムノン『運河の家 人殺し』、
イーディス・ウォートン『ビロードの耳あて』、
エドワード・ケアリー短編集『飢渇の人』、
ジョージ・オーウェル『一杯のおいしい紅茶』
収録されているアメリア・B・エドワーズ『告解室にて』からは、古典的作品の良さを感じる。
恐ろしい犯罪の記憶、自分だけ気が狂っているのではという恐怖、救済というテーマが、旅行者が訪ねたドイツの田舎町の風景と、そこに暮らす人々との会話を通じて示される。ぞっとするというよりは、清められたような、怪談にしては非常に爽やかな読後感の小品。ハーンの怪談等でも感じるような懐かしさがある。
作者のエドワーズ(1831-1892)は、ディケンズの雑誌に怪談を発表していたほか、「エジプト学の女王」と呼ばれ、エジプト学者、旅行家としても有名だったとのこと。
収録されているアメリア・B・エドワーズ『告解室にて』からは、古典的作品の良さを感じる。
恐ろしい犯罪の記憶、自分だけ気が狂っているのではという恐怖、救済というテーマが、旅行者が訪ねたドイツの田舎町の風景と、そこに暮らす人々との会話を通じて示される。ぞっとするというよりは、清められたような、怪談にしては非常に爽やかな読後感の小品。ハーンの怪談等でも感じるような懐かしさがある。
作者のエドワーズ(1831-1892)は、ディケンズの雑誌に怪談を発表していたほか、「エジプト学の女王」と呼ばれ、エジプト学者、旅行家としても有名だったとのこと。
キャッチコピーによると、あらすじは検索禁止とのこと。
キャッチコピーによると、あらすじは検索禁止とのこと。
テーマとしては先端科学技術と倫理という観点から興味深いものがあった。例えば、ヒト胚デザインの後の世界について。地球外生命との共生について。自然が生み出す欠陥と差別について。SFであるが、現実の科学的問題を意識させる命題が含まれている。
著者は生化学修士とのこと。文体については、原著であればまた印象も違うかもしれない。
テーマとしては先端科学技術と倫理という観点から興味深いものがあった。例えば、ヒト胚デザインの後の世界について。地球外生命との共生について。自然が生み出す欠陥と差別について。SFであるが、現実の科学的問題を意識させる命題が含まれている。
著者は生化学修士とのこと。文体については、原著であればまた印象も違うかもしれない。
すごくショックで悲しい。
すごくショックで悲しい。
このままではアカウント名を~読書記録ではなく、~積ん読記録にしなければならないかもしれない。増える速度に読む速度が追い付かない。
ジェローム・K・ジェローム『骸骨』→『ボートの三人男』で知られる英国の作家。三人男がユーモアあふれる作品だったのに対して、これは幻想怪奇小説短編集。どんな怖さを見せてくれるのか、楽しみ。
シンシア・アスキスほか『淑やかな悪夢』→英米女流怪談集。
このままではアカウント名を~読書記録ではなく、~積ん読記録にしなければならないかもしれない。増える速度に読む速度が追い付かない。
ジェローム・K・ジェローム『骸骨』→『ボートの三人男』で知られる英国の作家。三人男がユーモアあふれる作品だったのに対して、これは幻想怪奇小説短編集。どんな怖さを見せてくれるのか、楽しみ。
シンシア・アスキスほか『淑やかな悪夢』→英米女流怪談集。
ハン・ガン『別れを告げない』
同『引き出しに夕方をしまっておいた』
キム・チョヨプ『わたしたちが光の速さで進めないなら』
エドワード・グレイザー『都市は人類最高の発明である』
ハン・ガン『別れを告げない』
同『引き出しに夕方をしまっておいた』
キム・チョヨプ『わたしたちが光の速さで進めないなら』
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