ロバート・ウィルソン演出、仏の名優イザベル・ユペールが悲劇のスコットランド女王メアリー・スチュアートを演じる1人芝居。16世紀、権力闘争に敗れ処刑前夜を迎えたメアリーのモノローグ劇。
上の設定をもっと事前に分かってれば!同じ台詞・振付の繰返しの中で、照明や音楽、台詞が少しずつ変化していき、最初は何を見せられてるのかと思ったが、彼女の頭の中かと思うと納得!戯曲としての出来は?だけどユペール先生の語り口には惚れ惚れした!
音楽は「ノマドランド」「ファーザー」のルドヴィコ・エイナウディで、ある意味主役的存在感。
ロバート・ウィルソン演出、仏の名優イザベル・ユペールが悲劇のスコットランド女王メアリー・スチュアートを演じる1人芝居。16世紀、権力闘争に敗れ処刑前夜を迎えたメアリーのモノローグ劇。
上の設定をもっと事前に分かってれば!同じ台詞・振付の繰返しの中で、照明や音楽、台詞が少しずつ変化していき、最初は何を見せられてるのかと思ったが、彼女の頭の中かと思うと納得!戯曲としての出来は?だけどユペール先生の語り口には惚れ惚れした!
音楽は「ノマドランド」「ファーザー」のルドヴィコ・エイナウディで、ある意味主役的存在感。
歴史に刻まれるであろう未曾有の事態がついに映画化され、その時が迫る前の段階から涙が止まらなかった。もっと長い上映時間で、もっと深く描ける題材だが、あくまで前向きなエンタメとして、青春物に振り切ったのは英断だと思う。これはこれで。
キャスト陣はまさに、この時期を過ごしてきたからか、序盤の抑えた芝居がリアルで、ノンフィクションな側面も感じた。
最高で、二度と来ないでほしい夏。というコピーが胸に迫る。
eiga.com/movie/102391/
歴史に刻まれるであろう未曾有の事態がついに映画化され、その時が迫る前の段階から涙が止まらなかった。もっと長い上映時間で、もっと深く描ける題材だが、あくまで前向きなエンタメとして、青春物に振り切ったのは英断だと思う。これはこれで。
キャスト陣はまさに、この時期を過ごしてきたからか、序盤の抑えた芝居がリアルで、ノンフィクションな側面も感じた。
最高で、二度と来ないでほしい夏。というコピーが胸に迫る。
eiga.com/movie/102391/
全米ヒット中のオリジナル脚本作品ということで観賞したがとても唸った!当時蔓延る差別意識を新しい発想で甦らせつつも、エンタメとして成立させていて、余計な台詞を伴わない研ぎ澄まされた脚本。ブルースやカントリー音楽が文化から生まれてくる物であることも再認識する。
そして怒涛のラストの後に残る詩情がまた堪らない。怒りと疲れ、そして郷愁とでも言うべきか。
eiga.com/movie/103795/
全米ヒット中のオリジナル脚本作品ということで観賞したがとても唸った!当時蔓延る差別意識を新しい発想で甦らせつつも、エンタメとして成立させていて、余計な台詞を伴わない研ぎ澄まされた脚本。ブルースやカントリー音楽が文化から生まれてくる物であることも再認識する。
そして怒涛のラストの後に残る詩情がまた堪らない。怒りと疲れ、そして郷愁とでも言うべきか。
eiga.com/movie/103795/
出演者8人のキャラがとにかく粒立っていて笑えた!色々な愛の形が描かれるものの、どれも良いよねと肯定するわけではなく、それおかしいだろ的な愛も描かれるのがスパイス効いてるなーと(笑)
そして、オムライスのくだりは妙に腑落ちした。お互いの主張が対立することはあっても、つまるところ、好きなんだろうなということが伝わる、なんか良い意味で心に引っ掛かるエピソードだった。
サイコパスみのある蔵田役を演じた近藤フクさん、あっぱれ!
出演者8人のキャラがとにかく粒立っていて笑えた!色々な愛の形が描かれるものの、どれも良いよねと肯定するわけではなく、それおかしいだろ的な愛も描かれるのがスパイス効いてるなーと(笑)
そして、オムライスのくだりは妙に腑落ちした。お互いの主張が対立することはあっても、つまるところ、好きなんだろうなということが伝わる、なんか良い意味で心に引っ掛かるエピソードだった。
サイコパスみのある蔵田役を演じた近藤フクさん、あっぱれ!
最近よく見かけるクリエイター陣、福田響志氏(脚本)、ウォーリー木下氏(演出)、和田俊輔氏(音楽)のタッグは期待通りのサプライズが詰め込まれていて、とても楽しかった!宇宙人や動物、地球破壊爆弾などいかにもマンガな世界観を品良くまとめているかと。
役者陣も皆が名アンサンブルを奏でていて(成河さんはやっぱり異次元な存在感だけど)、ここまで作品としての統一感があるのは素晴らしい!個人的にはもう少し歌があっても良かったかも😌
最近よく見かけるクリエイター陣、福田響志氏(脚本)、ウォーリー木下氏(演出)、和田俊輔氏(音楽)のタッグは期待通りのサプライズが詰め込まれていて、とても楽しかった!宇宙人や動物、地球破壊爆弾などいかにもマンガな世界観を品良くまとめているかと。
役者陣も皆が名アンサンブルを奏でていて(成河さんはやっぱり異次元な存在感だけど)、ここまで作品としての統一感があるのは素晴らしい!個人的にはもう少し歌があっても良かったかも😌
175分の上映時間で一切隙がない!主人公の肉体に入り込んで覗き込むような感覚で、映像美とキャスト陣の気迫に恐さを感じながら、芸事に身を置く者たちの業と生き様にアテられた。改めて歌舞伎を見たくなるような、それを見せすぎないメリハリある編集も見事。
説明台詞の少ない劇中、吉沢亮、横浜流星、高畑充希、田中泯、寺島しのぶ、渡辺謙らの演技合戦は見応え充分で、「怪物」ぶりの黒川想矢さんも素晴らしかった!
eiga.com/movie/101370/
175分の上映時間で一切隙がない!主人公の肉体に入り込んで覗き込むような感覚で、映像美とキャスト陣の気迫に恐さを感じながら、芸事に身を置く者たちの業と生き様にアテられた。改めて歌舞伎を見たくなるような、それを見せすぎないメリハリある編集も見事。
説明台詞の少ない劇中、吉沢亮、横浜流星、高畑充希、田中泯、寺島しのぶ、渡辺謙らの演技合戦は見応え充分で、「怪物」ぶりの黒川想矢さんも素晴らしかった!
eiga.com/movie/101370/
こんなに疲労感を覚えたのは久しぶり。ホラーやグロテスク描写が苦手な人は本当に見ない方が良いけれど、見終わって映画館を出ると世界が美しく見える。整うってこういうこと?
主人公の造詣が単純化されすぎているが、そこはスター女優・デミ・ムーアの気迫がカバー。徹底したルッキズム至上主義の世界で微かに人間味を感じさせるのがニクい脚本で、終盤イヤリングをつけてる所は思いがけず可愛く見えたし、最後の彼女の表情が一番輝いていたのも悲しくも素敵。ただほんと疲れた!
eiga.com/movie/101590/
こんなに疲労感を覚えたのは久しぶり。ホラーやグロテスク描写が苦手な人は本当に見ない方が良いけれど、見終わって映画館を出ると世界が美しく見える。整うってこういうこと?
主人公の造詣が単純化されすぎているが、そこはスター女優・デミ・ムーアの気迫がカバー。徹底したルッキズム至上主義の世界で微かに人間味を感じさせるのがニクい脚本で、終盤イヤリングをつけてる所は思いがけず可愛く見えたし、最後の彼女の表情が一番輝いていたのも悲しくも素敵。ただほんと疲れた!
eiga.com/movie/101590/
前回の城田優さんver.を見れず久々の観劇だったが、松下優也ローラが素晴らしかった!パワフルな歌唱と豊かな表情は日本人離れしてたし、1幕は悪魔みのある迫力を出しつつ、2幕では太陽のような存在感。東啓介チャーリーも、元々歌唱力のある人だけど役としての悩みや葛藤をもった歌唱が素敵で、清水くるみローレンはほんとチャーミングに笑わせてくれる。
作品自体のメッセージは至極シンプルだが、この作品からしか得られない栄養があることを再認識。楽しかった!
前回の城田優さんver.を見れず久々の観劇だったが、松下優也ローラが素晴らしかった!パワフルな歌唱と豊かな表情は日本人離れしてたし、1幕は悪魔みのある迫力を出しつつ、2幕では太陽のような存在感。東啓介チャーリーも、元々歌唱力のある人だけど役としての悩みや葛藤をもった歌唱が素敵で、清水くるみローレンはほんとチャーミングに笑わせてくれる。
作品自体のメッセージは至極シンプルだが、この作品からしか得られない栄養があることを再認識。楽しかった!
摂食障害ということだけでなく、家族といえども"他人"である他者への向き合い方を巡る物語かなと。摂食障害の要因の1つに思える事柄が終盤に立ち上がってくる恐ろしさよ。周囲の家族を演じる寺島しのぶさん、松尾貴史さん、富本惣昭さんの掛け合いが肝になっているのが面白い。
そしてシンプルながら美しい舞台セットと照明のバランスがかなり好み😌
摂食障害ということだけでなく、家族といえども"他人"である他者への向き合い方を巡る物語かなと。摂食障害の要因の1つに思える事柄が終盤に立ち上がってくる恐ろしさよ。周囲の家族を演じる寺島しのぶさん、松尾貴史さん、富本惣昭さんの掛け合いが肝になっているのが面白い。
そしてシンプルながら美しい舞台セットと照明のバランスがかなり好み😌
現実から演劇に誘わんとする冒頭の演出から引き込まれ、最後はうっとりするような終幕。面白い舞台ってセットを見た瞬間から「これきっと好きなやつ!」って分かるものだなーと。「セカチュー」「モテキ」と10年間隔で競演している2人が素晴らしく、普通の男の普通じゃない部分を醸し出す森山未來さん、普通じゃない美しさを持って普通を演じる長澤まさみさんの会話は常に楽しかった。躍らされてるように、踊り続けるんだなー。
現実から演劇に誘わんとする冒頭の演出から引き込まれ、最後はうっとりするような終幕。面白い舞台ってセットを見た瞬間から「これきっと好きなやつ!」って分かるものだなーと。「セカチュー」「モテキ」と10年間隔で競演している2人が素晴らしく、普通の男の普通じゃない部分を醸し出す森山未來さん、普通じゃない美しさを持って普通を演じる長澤まさみさんの会話は常に楽しかった。躍らされてるように、踊り続けるんだなー。
映画の記憶が朧気ながら、よくぞ!というくらい原作のスピード感を再現していて驚いた。ハリポタのような劇場仕様も施され、さながらアトラクションのようで、終盤に向けての高揚感たるや!新作海外ミュージカルを見た!という満足感が半端なかった。
個人的には父親ジョージ役を演じる塚田拓也さんが素敵!
映画の記憶が朧気ながら、よくぞ!というくらい原作のスピード感を再現していて驚いた。ハリポタのような劇場仕様も施され、さながらアトラクションのようで、終盤に向けての高揚感たるや!新作海外ミュージカルを見た!という満足感が半端なかった。
個人的には父親ジョージ役を演じる塚田拓也さんが素敵!
初演時は音楽がガツンと来てハマったが、今回はキャスト変更のためかストーリーがより沁みた。フィクションにありがちな起承転結が曖昧で、理由は分からないのにただ彼女の人生がそうなんだなと思わされるというか。1人の女性の人生を舞台に乗っけたような説得力。
高畑充希さんはこの先何十年も活躍する大女優になりそうなオーラ。そして新キャストの森崎ウィンさんは、嫌われかねない難役をチャーミングに。
いけないことだけど素敵なこと、って良い歌詞だなー!
初演時は音楽がガツンと来てハマったが、今回はキャスト変更のためかストーリーがより沁みた。フィクションにありがちな起承転結が曖昧で、理由は分からないのにただ彼女の人生がそうなんだなと思わされるというか。1人の女性の人生を舞台に乗っけたような説得力。
高畑充希さんはこの先何十年も活躍する大女優になりそうなオーラ。そして新キャストの森崎ウィンさんは、嫌われかねない難役をチャーミングに。
いけないことだけど素敵なこと、って良い歌詞だなー!
劇場がほんとに夜道になったような空間演出で心地好い闇を体感。60頁程の原作も読んでみたが、道中すれ違う人々のエピソードはさりげなく、この2人の会話で終始しており、一方が長く話して、その後また一方がというやり取りが続くため、ロードムービーというよりも密室劇のように見えるのが勿体ないような。
ただ、歩く目的が不明瞭な熊丸の言語化できない怒りや焦燥感は興味深く、終盤、御橋にもそれが伝染してるように見えたのは勘違いか。
劇場がほんとに夜道になったような空間演出で心地好い闇を体感。60頁程の原作も読んでみたが、道中すれ違う人々のエピソードはさりげなく、この2人の会話で終始しており、一方が長く話して、その後また一方がというやり取りが続くため、ロードムービーというよりも密室劇のように見えるのが勿体ないような。
ただ、歩く目的が不明瞭な熊丸の言語化できない怒りや焦燥感は興味深く、終盤、御橋にもそれが伝染してるように見えたのは勘違いか。
設定から興味をそそられたが、各候補者たちの心理戦やスキャンダルの投下の仕方が作品にリズムをつけており、飽きない構成なのが素晴らしい。また選挙を執り仕切るローレンス枢機卿役のレイフ・ファインズ!実力派俳優の賞レース復帰作で、観客の共感を得つつも不明瞭な部分も残す、絶妙な塩梅の演技かと。
ただ、この終わり方には逆に驚いてしまった。そうか、ダメなのか。
eiga.com/movie/101546/
設定から興味をそそられたが、各候補者たちの心理戦やスキャンダルの投下の仕方が作品にリズムをつけており、飽きない構成なのが素晴らしい。また選挙を執り仕切るローレンス枢機卿役のレイフ・ファインズ!実力派俳優の賞レース復帰作で、観客の共感を得つつも不明瞭な部分も残す、絶妙な塩梅の演技かと。
ただ、この終わり方には逆に驚いてしまった。そうか、ダメなのか。
eiga.com/movie/101546/
昔っぽい演出と今風なテーマが織り交ざった不思議さがあり、展開含め腑落ち出来ない箇所はあるものの、キャスト陣が素晴らしい。
トランスジェンダー俳優として初のアカデミー賞ノミネートを果たしたカルラ・ソフィア・ガスコンの説得力、助演女優賞受賞のゾーイ・サルダナの器用さもそうだが、何よりセレーナ・ゴメスはミュージカル場面を芝居歌ではなく聞かせるものにしていたし、その役柄も共感を寄せやすく、切なく逞しい名演だった!
eiga.com/movie/101586/
昔っぽい演出と今風なテーマが織り交ざった不思議さがあり、展開含め腑落ち出来ない箇所はあるものの、キャスト陣が素晴らしい。
トランスジェンダー俳優として初のアカデミー賞ノミネートを果たしたカルラ・ソフィア・ガスコンの説得力、助演女優賞受賞のゾーイ・サルダナの器用さもそうだが、何よりセレーナ・ゴメスはミュージカル場面を芝居歌ではなく聞かせるものにしていたし、その役柄も共感を寄せやすく、切なく逞しい名演だった!
eiga.com/movie/101586/
本作が描くのはそのオープニングからも分かるように、無鉄砲な若者の人生の終焉ではなく、明日を生き抜こうと煌めく姿。研ぎ澄まされた演出と台詞、そして音楽が、登場人物の輪郭を明確にし、この運命の行き着く先をただ観客に見届けさせる。彼らを肯定したくなくとも「理想の愛じゃなくても本物の愛」「私の夢を殺した」「俺にはここにいる理由がないんだ」と名台詞を並べられるとやはり涙腺が緩む。
名作の名作たる所以が感じられて大満足!
本作が描くのはそのオープニングからも分かるように、無鉄砲な若者の人生の終焉ではなく、明日を生き抜こうと煌めく姿。研ぎ澄まされた演出と台詞、そして音楽が、登場人物の輪郭を明確にし、この運命の行き着く先をただ観客に見届けさせる。彼らを肯定したくなくとも「理想の愛じゃなくても本物の愛」「私の夢を殺した」「俺にはここにいる理由がないんだ」と名台詞を並べられるとやはり涙腺が緩む。
名作の名作たる所以が感じられて大満足!
元々恋愛リアリティ好きではあるけれど、作為的な展開は好きじゃないので、これはとても良かった!男性陣は可愛くてロマンチックなのに対し、女性陣はとにかく格好良い。番組に関係なく自分のペースで導きだす結論、好きな相手が去った後に呟く告白、涙の理由を共有せずにするハグ。SNSに吐き出せずに渦巻く感情から来る言動の数々がドラマチックで、むちゃくちゃときめいた~
元々恋愛リアリティ好きではあるけれど、作為的な展開は好きじゃないので、これはとても良かった!男性陣は可愛くてロマンチックなのに対し、女性陣はとにかく格好良い。番組に関係なく自分のペースで導きだす結論、好きな相手が去った後に呟く告白、涙の理由を共有せずにするハグ。SNSに吐き出せずに渦巻く感情から来る言動の数々がドラマチックで、むちゃくちゃときめいた~
現代の情勢の中で見ると時代は繰り返すということがよく分かる名作。各々の登場人物が持つ主義主張や受けてきた差別にフォーカスすると心が重くなるが、主人公らが語るユーモアや信仰によって救われるものがある。3人の娘たちの結婚で描かれるしきたりと革新、根底にある愛情のバランスが絶妙で本当に良い脚本だなーと。
平和と連帯を祈るように、円を描きながらバウするカテコと、そこで"神"を感じるところも好き。市村正親さんには永く演じて欲しい~!
現代の情勢の中で見ると時代は繰り返すということがよく分かる名作。各々の登場人物が持つ主義主張や受けてきた差別にフォーカスすると心が重くなるが、主人公らが語るユーモアや信仰によって救われるものがある。3人の娘たちの結婚で描かれるしきたりと革新、根底にある愛情のバランスが絶妙で本当に良い脚本だなーと。
平和と連帯を祈るように、円を描きながらバウするカテコと、そこで"神"を感じるところも好き。市村正親さんには永く演じて欲しい~!
根本さんの紡ぐ面白い会話劇で、色々な境遇の女性がその幸せを語るのだが、子供に関する話題の場面で急に涙が溢れた。新しい切り口ではないのに、役者方の熱演に凄く心が動いたというか。
そして主演の高畑淳子さん、客演の岩松了さん、伊勢志摩さんが安定感ある巧みな芝居でとにかく魅せられた!予想と異なるホームコメディで驚いたけど、終盤の高畑&岩松の夫婦が背中合わせで語る場面の上手さに唸ったし、娘役の横山由依さんも溌剌とした名助演だった。
根本さんの紡ぐ面白い会話劇で、色々な境遇の女性がその幸せを語るのだが、子供に関する話題の場面で急に涙が溢れた。新しい切り口ではないのに、役者方の熱演に凄く心が動いたというか。
そして主演の高畑淳子さん、客演の岩松了さん、伊勢志摩さんが安定感ある巧みな芝居でとにかく魅せられた!予想と異なるホームコメディで驚いたけど、終盤の高畑&岩松の夫婦が背中合わせで語る場面の上手さに唸ったし、娘役の横山由依さんも溌剌とした名助演だった。
ジョン・M・チュウ監督的というか、ここまで時間やお金がかかってることが分かる画作りを久々に見た。こんなにしなくてもとか、なんで一作にまとめなかったのかとも思うが、文句はそれだけ!原作の持つ魂はそのままに、現代にも蔓延る争いに通じるテーマが巧みに盛り込まれ、その中で育まれる2人の真の友情に心揺さぶられる。
そして、シンシア・エリヴォとアリアナ・グランデのパフォーマンスはこの映画化がもたらした功績だとも思う。
eiga.com/movie/102037/
ジョン・M・チュウ監督的というか、ここまで時間やお金がかかってることが分かる画作りを久々に見た。こんなにしなくてもとか、なんで一作にまとめなかったのかとも思うが、文句はそれだけ!原作の持つ魂はそのままに、現代にも蔓延る争いに通じるテーマが巧みに盛り込まれ、その中で育まれる2人の真の友情に心揺さぶられる。
そして、シンシア・エリヴォとアリアナ・グランデのパフォーマンスはこの映画化がもたらした功績だとも思う。
eiga.com/movie/102037/
雛鳥を育てることになるロボットの話で、鳥の"渡り"やロボットの"プログラム"というキーワードが人生の試練や生き方に重なる展開にとにかく泣けた。そして驚くべき映像美で、リアルを追求するのとは異なる趣の、温もりあるアニメーションだった。
監督は「リロ&スティッチ」「ヒックとドラゴン」のクリス・サンダース!納得の良作!豪華声優陣にキット・コナーがいるのも嬉しい!
eiga.com/movie/102083/
雛鳥を育てることになるロボットの話で、鳥の"渡り"やロボットの"プログラム"というキーワードが人生の試練や生き方に重なる展開にとにかく泣けた。そして驚くべき映像美で、リアルを追求するのとは異なる趣の、温もりあるアニメーションだった。
監督は「リロ&スティッチ」「ヒックとドラゴン」のクリス・サンダース!納得の良作!豪華声優陣にキット・コナーがいるのも嬉しい!
eiga.com/movie/102083/
オスカーに輝いてもやはりショーン・ベイカー監督作!観客が見易いテンポよりも、主人公が体感する鬱屈とした空気を表すことに注力。御曹司から求愛される前半は、彼女の笑顔の奥に常に空虚さや不安感が見えて心乱されるし、後半の婚約解消を巡る攻防では、彼と話をしたいと願う彼女の声が拾われずに事態が進む様に切なくなった。
最後に彼女に残った物。その価値に今は気づかないだろうが、それが今後の彼女を支えることを願ってやまない。
eiga.com/movie/101587/
オスカーに輝いてもやはりショーン・ベイカー監督作!観客が見易いテンポよりも、主人公が体感する鬱屈とした空気を表すことに注力。御曹司から求愛される前半は、彼女の笑顔の奥に常に空虚さや不安感が見えて心乱されるし、後半の婚約解消を巡る攻防では、彼と話をしたいと願う彼女の声が拾われずに事態が進む様に切なくなった。
最後に彼女に残った物。その価値に今は気づかないだろうが、それが今後の彼女を支えることを願ってやまない。
eiga.com/movie/101587/
不謹慎とか空気を読む読まないとか、そんな境界線をまるで反復横跳びするかのように行ったり来たりするカルキンの役柄が素晴らしい!彼の造詣には作中では収まりきらない深淵さがあり、その分、その存在がリアルに感じる。歴史への向き合い方や石を置く行為の考え方の違いも興味深い。
eiga.com/movie/102304/
不謹慎とか空気を読む読まないとか、そんな境界線をまるで反復横跳びするかのように行ったり来たりするカルキンの役柄が素晴らしい!彼の造詣には作中では収まりきらない深淵さがあり、その分、その存在がリアルに感じる。歴史への向き合い方や石を置く行為の考え方の違いも興味深い。
eiga.com/movie/102304/
1. シビル・ウォー
2. ルックバック
3. チャレンジャーズ
4. 恋するプリテンダー
5. PAST LIVES 再会
6. カラオケ行こ!
7. 落下の解剖学
8. 哀れなるものたち
詳細の感想はコメントにて。
1. シビル・ウォー
2. ルックバック
3. チャレンジャーズ
4. 恋するプリテンダー
5. PAST LIVES 再会
6. カラオケ行こ!
7. 落下の解剖学
8. 哀れなるものたち
詳細の感想はコメントにて。
1. ミュージカル「GIRLFRIEND」
2. 歌舞伎NEXT「朧の森に棲む鬼」
3. 舞台「そのいのち」
4. 舞台「ブロードキャスト」
5. 舞台「カラカラ天気と五人の紳士」
昨年は過去イチの本数の舞台を見たのだけど、TOP10に納めるのが難しかったので、ほんとに感動した&お薦めもしたい5本にしました。
各作品の感想はコメントにて。
1. ミュージカル「GIRLFRIEND」
2. 歌舞伎NEXT「朧の森に棲む鬼」
3. 舞台「そのいのち」
4. 舞台「ブロードキャスト」
5. 舞台「カラカラ天気と五人の紳士」
昨年は過去イチの本数の舞台を見たのだけど、TOP10に納めるのが難しかったので、ほんとに感動した&お薦めもしたい5本にしました。
各作品の感想はコメントにて。