西川
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西川
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懈怠/読書と庭
京極夏彦『遠野物語remix』を読んだ! 内容としては本家遠野物語の翻訳本なのだが、格式高い文体で書かれた本家では体感できなかった「これは目前の出来事」の部分を令和のアホ読者にもスッと腑に落ちるように補完してくれて、読みやすかった。京極夏彦らしいゾワゾワ感は鳴りを潜めて、遠野物語の異界ルポルタージュ感を大切にしていた印象。
ハードカバーの裏(?)に、巻頭は昔の遠野、巻末は現代の遠野の地図が載っていて、震災のことを少し思い出しながら読んでいた。柳田國男が訪れた遠野は過去の遠野で遠野物語も過去の刊行物だが、遠野の人間、死霊、神仏、旅人はまだそこで生きづいている。
December 14, 2025 at 4:35 AM
庭 秋にできたバラの蕾を少しだけそのままにしています、が……来月中旬にひかえる剪定と植え替えに、果たして開花が間に合うのだろうか。気温が低いのでとてもゆっくり咲いています。冬に咲くバラは春の花よりも赤みをくっきり帯びる気がする。
December 14, 2025 at 3:03 AM
植えます。
December 7, 2025 at 5:03 AM
今月中にチューリップを植えて、来月にバラの植え替えをしたい。先月クリスマスローズの植え替えを二、三年ぶりにしたがやはり植え替えはたのしい……。根をいじるの禁忌が許される冬の作業は無礼講な感じがして、個人的にはテンションが上がる。
December 6, 2025 at 6:54 AM
木枯しも吹いて冬らしくなってきたので、そろそろ本格的にチューリップを植えなければなりません。めんどうくさいが、春のQOLに如実に影響するのでね……。
December 6, 2025 at 6:45 AM
庭 冬に向かっています。庭の謎デッドスペースに防草シートと砂利を敷いてバラのスペースにしました~。これまで劣悪な環境にいたバラたちは葉をほとんど落としていたので、今のベターな環境に変わって春みたいに芽吹いている。かわいいが休眠に入らせないで大丈夫やろか…。拾った完熟アケビは種をとって蒔きます。植える場所はない。あとレモンは今年、三つ実りました。
December 6, 2025 at 6:35 AM
パンを焼きたい。
November 24, 2025 at 12:51 PM
購入したフリチラリアの球根のうち3/8球が腐っていて、歯ぎしり…。ンギ、ンギ、ンギィ…。
November 4, 2025 at 10:00 AM
庭 クレマチス'シルホサ'が開花し始めました。先週咲き始めだったツワブキは満開。熟したオリーブに鳥がつついたような形跡がみられたので、収穫。総量は140グラムほど。初収穫。うれしい。
November 4, 2025 at 9:56 AM
庭 気温が下がって庭に復帰した私を歓迎するようにキク科の秋草がちらほら咲いています。バラのように手入れが必要な植物もかわいいけれど、こういう、庭に居着いてくれる植物のやさしさは、夏を越えた人体に染みます。
October 26, 2025 at 12:36 PM
久しぶりに庭の世話ができているのでうれしい。いつの間にかジョウビタキの声も聞こえるようになりましたねぇ。
October 25, 2025 at 5:49 AM
《《虫》》庭 アサギマダラがやって来ました! びっくり!! 壮大な渡りの途中で、うちの小さなフジバカマが休憩ポイントになったと思うとかなりうれしい。フジバカマ植えておいてよかった~。
夏山で何度かアサギマダラを見たことがあったけど、今までで一番近くで観察できた。翅が磨りガラスみたいに向こうの色を透かしていて驚く。こんな薄い翅で南方まで飛ぶんか君ら…!
三枚目は百合太極図みたいになっているヤマトシジミとツバメシジミ。もののついでに。
October 25, 2025 at 5:47 AM
いろいろ庭の計画が浮かぶようになってきたんですが、除草と蚊の存在が全てを阻む。普通に夏野菜の撤去も全然…やっていない…。鉢植えに水をやることが限界だった…。ホウレンソウを植えたい一画で収穫を待っているバカでかいローゼルを、私はどうするつもりなのだろう。がんばります。
October 19, 2025 at 6:05 AM
庭 オリーブの実が色付きはじめた。昨年は実らなかったので、完熟がうれしい。実は小さめだけど、こういう品種なのかただの生育不足なのかはわからない。
October 19, 2025 at 5:46 AM
ちまちま読んではいるけど感想の言語化はできていない。言語化をせずとも、本を読んでいい。それよりも、春には溢れ返っていた庭欲がこの神無月の期に及んでも乏しいことに大変な危機感を抱いています。
October 12, 2025 at 8:13 AM
パオロ・コニェッティの「帰れない山」も少し前に読んだけど良すぎて言葉にできていない。叙景に重なる心理描写にウワーッ(衝)となっている。純文学の感動って、こういうことなのではないですか?!
そして私の逆鱗、山小屋での性行為は、さらっと一文だが健在。健在というか、発表順でいえば「帰れない山」のほうが先。逆鱗には高確率で触れられるけど、コニェッティ、文章がいいのでこの先も読んでしまうと思いますドラゴン。ア゛オーーッ(竜)
パオロ・コニェッティ「狼の幸せ」(飯田亮介訳)を読んだ! 会話文に鉤括弧が…ない!? ダッシュとかもなく、段落を変えるだけで地の文とセリフを切り替えていて、イタリア文学の特徴か作家の特徴かわからないけど初見ちょっとびっくりした。
アルプスの山塊のひとつ、モンテローザの見える場所での一幕を描いた群像劇なんだけど、メイン登場人物のファウストとその恋人のシルヴィアが山小屋で性行為に及んでいてブチギレてしまった。私は過去に読んだ小説版の007で、同時刻に仲間が死線を潜る間にボンドがテントで酸素ボンベを使いながらぬくぬくと性行為をするシーンにブチギレて以来、フィクションの山で性行為をするやつが若干嫌い。
October 12, 2025 at 8:06 AM
「特捜部Q」シリーズを、デンマークのジョークや事情がわからないまま読んでいる。そのへんの事情がわかる素養があるとおそらく、主人公のカールのひねくれた語りとか、捜査の過程で通り過ぎていく人間模様みたいな部分もより楽しめるんだろうな~と思っている。
二作目の「キジ殺し」で、捜査対象の事件が結末を迎えたあとの、「夕暮れを、点滅する青いランプとサイレンの音が切り裂く」(うろ覚え)……みたいな描写から始まるエピローグがじんわり熱くて印象深い。未解決事件の捜査をする過程で、抗いがたく他人の人生や記憶に干渉したカールの行動の果てが、「身近な人を精一杯大事にしよう」になることが、私は嬉しくて仕方がない。
October 12, 2025 at 7:08 AM
夏に完全放置していた庭の草取りを始めたのですが、露地植えのクリスマスローズが知らぬ間に消えていた…!かなりショック。これまでに十回近くも夏を越して、信頼も激厚だったクリスマスローズだったので完全に油断していたが、今年の夏はマジに降雨がなさすぎた。
October 4, 2025 at 2:13 PM
おいしそうに焼けました。
September 15, 2025 at 10:08 AM
クサボタンは図鑑の写真や開花していない時期の緑だけを見てすごく気になっていた植物だったので、歩いている途中に不意に現れてめちゃめちゃ嬉しかった花です。色形サイズ全てがとてもかわいい。木立性のクレマチスとして手元で育てたい植物でもある。山で咲くからかわいいのだと思いつつ…。
September 7, 2025 at 7:09 AM
避暑の回顧、先月の山歩き。花をたくさん見た!花の種類が多いということは日当たりがいい、すなわち日陰が少ない場所なので、植物に浮かれながら高地の日光をモロ浴びしていた。この山歩きで被った日焼けがようやく薄くなりつつある。
余談だが、この一泊二日の小旅行から帰宅したら庭の植物がチリチリになっていた。平地はひどい猛暑だったらしい。現在は、チリチリだった植物もなんとかなっている。
September 7, 2025 at 6:03 AM
「黒い錠剤」を読む下地として特に生きたのはこのへんの動画。これまで、これら以外の研究プレゼン動画も含めてとても楽しく視聴していたけど、いわゆる弱者男性がパーソナルに抱えている問題を、社会的に改善できるのではないかと模索するメチャ意義ある研究をしているんだな~と改めて強く思った。ピーター博士は研究を続けてくれ、ぐんぴぃさんは童貞のロールモデルになってくれ、という祈りを強くした。
youtu.be/kYgJlF7FCg4?...
youtu.be/4tVOCt4GDAY?...
August 24, 2025 at 4:44 AM
パスカル・エングマン「黒い錠剤」(清水由貴子/下倉亮一訳)を読んだ!あとがきで、北欧ミステリという系統の存在を初めて知る。映画で「特捜部Q」にしか触れたことがないが、社会問題に触れながら展開が進む傾向があるのだろうか。おもしろかった。
舞台のスウェーデンについてバキ童/セサ坊ch由来のものしかないし巻頭に記された登場人物も多いしで混乱を予期していたけど、人物それぞれが抱える生きづらさや問題によってキャラが立っていたので意外とさらさらと読めたのが嬉しかった。そしてなんと、バキ童chでのピーター博士の講義が非常に生きた。ぐんぴぃさん、あるいは彼のインタビューを笑えなかった人から感想を聞いてみたい。
August 24, 2025 at 1:48 AM
島田荘司「死者が飲む水」を読んだ! 少し久々のミステリー。以前に御手洗清のシリーズを二冊読んで、なんとなく作家と私の相性悪いかもな~と思っていたんだけど、本作は比較的読みやすかった。読むときのテンポはまだわからない…。
捜査の行き詰まっていた夏の札幌での「北の者はたいてい、脳裏に一ヶ所溶けぬ氷を持っている。それが暗い冬の記憶である。(中略)冬のあらゆる陰気なものは、雪と共にまた戻ってくる」と、秋になってまた事件の糸口を探して南へと赴いたときの「(肌寒い風は)札幌と、そう大差はなかった」が印象的。過去の事件を覆い隠そうとする街、証拠を覆い隠す雪、夏に一時は忘ていた冬を連れてくる。
August 10, 2025 at 2:55 AM
オリーブ、実があまり大きくならないのですよね…。品種なのか私の管理の問題なのか…。この苗は品種不明の頂き物なので分からない。とりあえず水を切らさぬようにやっています。肥料はあげすぎるほうが怖い…。
August 9, 2025 at 6:30 AM