貸じゃないから昨日のことは忘れました感があって好き。爺の優しさと狡さ感があって良い
貸じゃないから昨日のことは忘れました感があって好き。爺の優しさと狡さ感があって良い
もぐもぐしてて食いしん坊に「?蘭さん何食べてるんですか?」って聞かれたから「ん」べーって口の中のもの見せてくれる。もちょもちょになったお目目ぐるぐるにぽーん餅。ひょえってなるきくさん。
もぐもぐしてて食いしん坊に「?蘭さん何食べてるんですか?」って聞かれたから「ん」べーって口の中のもの見せてくれる。もちょもちょになったお目目ぐるぐるにぽーん餅。ひょえってなるきくさん。
些細な想い出とかそんなことがいい。あなたのために生きて帰るとか重いことは言わない。
あれが楽しかった。あぁ、今はあっちは夜かなとかそんな些細なことを考えて欲しい。満身創痍なのにそんな些細なことが浮かぶって、あなたのために生きて帰るってのより愛だと思う。生き残ったとしても正直言って得はない。まぁ、せいぜい商売相手が1人減るだけ。なのにそれでも思い浮かんでしまう2人がいい。
些細な想い出とかそんなことがいい。あなたのために生きて帰るとか重いことは言わない。
あれが楽しかった。あぁ、今はあっちは夜かなとかそんな些細なことを考えて欲しい。満身創痍なのにそんな些細なことが浮かぶって、あなたのために生きて帰るってのより愛だと思う。生き残ったとしても正直言って得はない。まぁ、せいぜい商売相手が1人減るだけ。なのにそれでも思い浮かんでしまう2人がいい。
蘭さんも気にしてなくて、既読がついたら「あぁ、生きとるな」って思ってそうだし、未読でもその後に姿が見られればそれで良さそう。
蘭さんも気にしてなくて、既読がついたら「あぁ、生きとるな」って思ってそうだし、未読でもその後に姿が見られればそれで良さそう。
使われなくなったバスタブ、埃の被った踏み台やルームシューズ、消費期限切れの調味料、スマホに残ったお互いの国の世界時計や天気予報。
テーブルに残った灰皿型の日焼け、読めなくなった蘭語の児童書、使わなくなった食器、迎えにいくことのなくなった空港。蘭語を使わなくなった。に本語を使わなくなった。些細な言い回しがわからなくなった。読めていた異国の本が読めなくなった。この単語の意味は?この漢字はどう読む?翻訳にかければわかるけど、あなたの言葉で訳してくれるのが好きだった。あなたの世界が滲む訳が好きだった。
使われなくなったバスタブ、埃の被った踏み台やルームシューズ、消費期限切れの調味料、スマホに残ったお互いの国の世界時計や天気予報。
テーブルに残った灰皿型の日焼け、読めなくなった蘭語の児童書、使わなくなった食器、迎えにいくことのなくなった空港。蘭語を使わなくなった。に本語を使わなくなった。些細な言い回しがわからなくなった。読めていた異国の本が読めなくなった。この単語の意味は?この漢字はどう読む?翻訳にかければわかるけど、あなたの言葉で訳してくれるのが好きだった。あなたの世界が滲む訳が好きだった。
菊さんにとっては、もう破滅願望に身を任せて自タヒの真似事をする日々は終わり。やっと終わりが明確に示されて、安堵する。蘭さんも、死の概念がない自分達について悩んだことはあるだろうし、安堵するのかな。2人で一緒に歩いて、段々と底が抜けてゆっくりと落ちていく感じなんだろうな。
終わる時は、景色がすごく綺麗に見えるんだろうな。見たこともないほどキラキラしてて、美しい。知らない間に流れていた涙か汗のせいもあるかもしれない。世界がキラキラしてるんだろうな。
菊さんにとっては、もう破滅願望に身を任せて自タヒの真似事をする日々は終わり。やっと終わりが明確に示されて、安堵する。蘭さんも、死の概念がない自分達について悩んだことはあるだろうし、安堵するのかな。2人で一緒に歩いて、段々と底が抜けてゆっくりと落ちていく感じなんだろうな。
終わる時は、景色がすごく綺麗に見えるんだろうな。見たこともないほどキラキラしてて、美しい。知らない間に流れていた涙か汗のせいもあるかもしれない。世界がキラキラしてるんだろうな。
海から車で運ばれる時、何を思うんだろう。後部座席で寝かされている時、蘭さんの運転する後ろ姿や微かに見えるフロントガラスや窓からの景色や光を感じる。ネオンや街路灯が自分の上を走り抜ける。景色が瞬く間に流れていって、車の微かな揺れや傾きを感じて、道路を走る音を耳に入る。信号が点滅するのを目に入って、たまに見える横に走るトラックやバスを見る。寝っ転がってて、シートベルトしてないから急ブレーキ踏んだら座席から落ちてそう。蘭さんがそんなことしないように気を付けてそうだけど。座席に引き上がることもできなくて、床に落ちてる。
海から車で運ばれる時、何を思うんだろう。後部座席で寝かされている時、蘭さんの運転する後ろ姿や微かに見えるフロントガラスや窓からの景色や光を感じる。ネオンや街路灯が自分の上を走り抜ける。景色が瞬く間に流れていって、車の微かな揺れや傾きを感じて、道路を走る音を耳に入る。信号が点滅するのを目に入って、たまに見える横に走るトラックやバスを見る。寝っ転がってて、シートベルトしてないから急ブレーキ踏んだら座席から落ちてそう。蘭さんがそんなことしないように気を付けてそうだけど。座席に引き上がることもできなくて、床に落ちてる。