増田 浩一|増田みはらし書店・1日1冊良書ご案内 / 週1#考えるノート
banner
masudabooks.com
増田 浩一|増田みはらし書店・1日1冊良書ご案内 / 週1#考えるノート
@masudabooks.com
経営者の未来を見通すパートナーとして、ビジョン実現をサポート。1日1冊、経営の視座を高める良書を「絵と文」でご紹介📚。建築→広告→診断士の知見を融合し、対話から価値を共創。📣広告戦略プロデューサー 🔍中小企業診断士 📘増田みはらし書店店主 #ビジョナリーブランディング #ミラスト
なぜ、あの人はいつも涼しい顔をしているんだろう?
 
実は、気にしない生き方には明確な技術があります。
 
ひろゆきさんが教えてくれるのは、単なる鈍感さではなく、自分の価値基準を持ち、世界を解釈し直す方法です。
 
AI時代に生き残るのは、高度なスキルではなく「営業力」。そして営業で成功するには「気にしない力」が必要なんです。
 
「価格のついていないモノ」を大切にする。この考え方が、あなたを他人の評価から自由にします。
November 20, 2025 at 9:01 PM
「働く時間」と「生きる時間」を分けて考えていませんか?
 
ワークライフバランスという言葉の裏には、「仕事は我慢するもの、休みは楽しむもの」という前提が潜んでいます。
 
でも本当は、その境界線を消していくことこそが大切なんです。
 
仕事には「自分ごと」と「贈り物」という2つのスタート地点があります。
 
自分の内側から湧き上がる想いと、目の前の人に応えること。
 
この2つを行き来しながら、働くことと生きることを統合していく。
 
それが、一人ひとりのライフワークを作っていくということです。
 
ナカムラケンタさんの『生きるように働く』は、そんな生き方のヒントが詰まった一冊でした。
November 19, 2025 at 9:02 PM
あなたは仕事で、どんな態度で相手と向き合っていますか?
多くの人が「お客様は神様」的なしもべの態度か、自分のやりたいことを押し通す自己満足か、そのどちらかに偏ってしまっています。
でも、西村佳哲は本書で「第三の態度」を示しています。
 
しもべ的な態度を取ると「他人事の仕事」になってしまう。自己満足が強すぎると、それは仕事ではなく「ただの労働」になってしまう。
では、どうすればいいのか。
 
本書に登場する人々は「シンプルに相手と向き合う」んです。
しもべのように卑屈になるのでもなく、傲慢になるのでもなく、ただ真っ直ぐに相手と向き合う。そこには対等な関係性があります。
November 18, 2025 at 9:02 PM
あなたはご自身が所属する会社とどのような関係にありますか?
 
私たちは「能力を売っている」と思い込んでいますが、実は逆なんです。会社が「仕事を売っている」のであって、私たちは「仕事を手に入れる」ために通っている。
そして、その対価として支払っているのは「時間」――私たちの「いのち」そのものです。
 
工業デザイナーの柳宗理さんは言います。「最初のイメージ通りには進まない。時間をかけて、試行錯誤を重ねながら、本当に良いものが生まれてくる」と。
IDEOも同じです。何度も試作を繰り返し、失敗を重ねる中で、初めて価値のあるものが生まれる。
November 17, 2025 at 9:01 PM
チームワークと共創は違う。
上意下達でも、単なる外注関係でもない。対等でフラットに、共にビジョンを創り、共に価値を生み出す。
それが「チームプレー3.0」です。
 
本書が示すのは、共創を実現する3つの土台(ビジョン・心理的安全性・多様性)と4つの役割(ビジョナリー・ファシリテーター・コミュニティマネージャー・プロジェクトマネージャー)。
 
そして個人としてのプロティアン・キャリア──自己認識と適応力を磨き、「自分だけで満足しない」姿勢で協力し合うこと。
 
「共創できない組織から、人は離れていく」
 
この言葉が示す現実を直視し、組織も個人も変わるべき時が来ています。
November 16, 2025 at 9:01 PM
AIが合理を極めた先に、
人間が再発見したものは何だったのか。
 
それは、日本が長く育ててきた
「間」「察し」「甘え」という
非効率な叡智だったのかもしれません。
 
土居健郎が見抜いた「甘え」の構造。
それは依存ではなく、
信頼に基づく委ねあいでした。
 
曖昧さの中に、
共創の可能性が眠っていた。
 
2075年から振り返る、
日本的OSという希望の話です。
November 15, 2025 at 9:05 PM
『PLURALITY』を読んで、「当たり前」を疑うことの大切さを改めて感じました。
私たちは「個人」を独立した存在だと思いがちですが、実は関係性の中で規定される多元的な存在なんです。
 
オードリー・タンが問いかけるのは、中央集権的プラットフォームに支配された社会への疑問。台湾という独自の立ち位置から、新しい民主主義の形を提案しています。
 
特に印象的だったのは、日本への期待。伝統と革新を両立させる文化、社会のニーズに応じた技術開発――日本には多様性を育てる土壌がすでにあるんです。
 
大きな組織の中では見えにくくなる本質を、いかに掴むか。デジタル民主主義の未来を考える、必読の一冊です。
November 15, 2025 at 9:01 PM
あなたは今日、何のために時間を使いましたか?
 
「やるべきこと」ではなく「やりたいこと」と即答できますか?
 
私たちの多くは、TO DO思考という減点評価の世界で生きています。すべて実行できて初めて100点で、1つでもできないとマイナス評価。この思考で生きていると、常に「できない自分」に落ち込んでしまうんです。
 
本書が提案するTO BE思考は、まったく違う世界を見せてくれます。「やりたい」ことから考え、自分を縛っている思い込みや承認欲求を手放していく。そうすることで、人生の充実感が増していくんです。
November 14, 2025 at 9:02 PM
完璧な理想を追い求めるほど、動けなくなる。そんな経験ありませんか?
本橋へいすけさんの『理想(仮)』は、そんなパラドックスから抜け出す方法を教えてくれます。
 
キーワードは「TO DO思考」から「TO BE思考」への転換。やるべきことから考えるのではなく、ありたい自分から考える。減点評価ではなく加点評価。がんばって変わろうとするのではなく、ゆるく自然に変化していく。
 
そして「理想(仮)」という新しいゴール設定。完璧な理想を探すのではなく、仮でもいいからゴールを作る。一歩踏み出して、フィードバックを得て、また修正していく。
November 13, 2025 at 9:02 PM
「才能がないから無理」――そう諦めてしまう前に、この本を読んでほしい。
組織心理学の第一人者アダム・グラントが、膨大な科学的研究をもとに明らかにする「隠れた可能性」の正体。
 
重要なのは「どこから始まったか」ではなく「どれほど進歩できるか」。人間性は習得可能なスキルであり、幼児期から育まれる「性格スキル」こそが、私たちの可能性を解放する鍵なんです。
 
不快感を受け入れる勇気、失敗を経験する勇気、欠点を受け容れる器の大きさ――これらすべてが、あなたの限界をまだ先へと押し広げてくれます。
 
「才能神話」から解放され、真の成長への道筋を示してくれる、人生を変える一冊でした。
November 12, 2025 at 9:02 PM
「もっと頑張らなきゃ」が口癖のあなたへ。
実は、自分に厳しくすればするほど、成功から遠ざかっているかもしれません。
 
『うまくいく人は自分にやさしい』を読んで、ハッとさせられました。
 
「自分に甘い」と「自分にやさしい」は、まったく別物。
甘いは自己批判、やさしいは自己肯定。
 
コンフォートゾーンを「抜け出す」のではなく「広げる」。
失敗を責めるのではなく「将来の糧」として受け止める。
 
自分にやさしくできると、他人にもやさしくなれる。
そして、素直に受け取ることから、理想の人生が始まるんです。
 
日本の「みんないっしょに」文化の中で、素直さを忘れていませんか?
November 11, 2025 at 9:01 PM
なぜ、世界中のビジネスエリートたちが、今、茶道に惹かれているんでしょうか?
 
彼らが求めているのは、単なる日本文化の知識や作法ではありません。忙しい日常の中で失われがちな「心の余白」を取り戻し、本質的な豊かさに触れたいという切実な願いがあるんです。
 
茶道は、500年以上続く禅の精神に根ざした「心を整える場」。一椀のお茶を通じて、相手を思いやる心、今この瞬間を大切にする姿勢、足るを知る美学を体得できます。
 
年間30カ国の人々に茶道を伝え、延べ3万人以上を指導してきた著者が語る、茶道の本質とその現代的意義。利休の7つの教えは、現代を生きる私たちにこそ必要な知恵です。
November 10, 2025 at 9:02 PM
「答えを出そうとしないこと」
 
これは無責任ではなく、本当の支援のための勇気です。
 
シャインが説く謙虚なコンサルティングの実践は、レベル2の関係を築くことから始まります。
 
最初の瞬間から思いやりと好奇心を示し、パーソナライゼーションを通じて相手を理解する。
 
そして共に探求する中で、相手自身が気づき、動き出す。
 
専門家としての在り方を、HOW TOのレベルまで教えてくれる一冊です。
November 9, 2025 at 9:01 PM
忙しい日々の中で、ふと本を開いた瞬間。
 
頭の中で血液が巡り出すような感覚を覚えたことはありませんか?
 
先日、会議と会議の合間、ほんの5分の隙間時間にKindleを開いてみたんです。
正直「こんな慌ただしいときに頭に入るかな」と思ったのですが、数ページ読み進めるうちに、張り詰めていた思考の糸がふっと緩んでいくのを感じました。
 
スマホを開けば1分で数百の情報が流れていく時代。
考えるよりも反応することに、慣れすぎてしまったんですよね。
November 8, 2025 at 9:05 PM
コンサルタントの仕事は「診断して助言する」こと?
 
違います。本当の支援とは、相手が自ら気づき、動き出せるよう手助けすることなんです。
 
組織心理学の巨匠エドガー・H・シャインが説く「謙虚なコンサルティング」。
 
専門家としての傲慢さを捨て、好奇心を持って相手の話に耳を傾ける。
 
そこから生まれる本物のダイアログが、相手の可能性を最大限に引き出します。
 
「教える」から「聴く」へ。この転換が、新しい時代のリーダーシップです。
November 8, 2025 at 9:01 PM
「時間=お金」という価値観に、私たちはどれほど囚われているでしょうか?
 
ミヒャエル・エンデが日本への遺言として残した本書は、貨幣経済の根本的な問題を鋭く問いかけます。『モモ』の灰色の男たちが奪った「人間の時間」、指数関数的成長を要求する利子のシステム、そして「安楽椅子」に座るだけで増え続けるお金の構造。
 
エンデが示す「3つの曲線」の不一致――利子の指数関数的成長、機械生産の直線的成長、自然と人間の曲線的成長――は、現代社会の歪みそのものです。
November 7, 2025 at 9:02 PM
株式投資って、結局は「価値の交換」なんです。
山口揚平さんの『知ってそうで知らなかった ほんとうの株のしくみ』を読んで、投資観が根底から変わりました。
 
株も預金も、本質的には同じもの。
利回りの数字に意味はなく、大切なのは「本質的な価値を見抜く眼」。
お金の価値保存機能、企業価値=利益×「意」という公式、そして「合理的な交換」という考え方。
 
この本が教えてくれたのは、投資のテクニックじゃない。
「当たり前を疑い、価値を追いかけて生きる」という人生哲学でした。
 
株価じゃなく、価値を見る。
その視点が、投資だけでなく、人生のあらゆる選択を変えてくれます。
November 6, 2025 at 9:01 PM
なぜ、一生懸命頑張っているのに、心が満たされないのか?
 
うまくいく人が大切にしているのは、「頑張ること」ではなく「楽しむこと」なんです。
 
人は自分で「やりたい」と思って動くとき、一番エネルギーが湧き、成長する。
 
本書が提唱する「楽しむ」という習慣は、人生を根底から変える力を持っています。
 
お金は交換が必要だけれど、意志は自分の中から湧き出る資産。
 
意味は、誰かから与えられるものではなく、最後には自分で感じるもの。
 
「○○のせいで」から「○○のおかげで」への視点転換が、人生を変える鍵です。
November 5, 2025 at 9:01 PM
あなたは今、何を「当たり前」だと信じて生きていますか?
 
実は、その「当たり前」こそが、あなたを縛り、苦しめているのかもしれません。
 
ブッダが2000年以上前に感じた苦しみと、現代を生きる私たちの苦しみは、驚くほど変わりません。思い通りにならない現実。自分ではどうにもならない出来事。人間関係の悩み。
 
でも、苦しみから逃げるのではなく、苦しみがあるからこそ人生が整うという視点を持てたら、どうでしょうか?
 
『自由に生きる練習』は、ブッダの教えを現代人が実践できる「練習」として紹介してくれる一冊です。
November 4, 2025 at 9:02 PM
同じ1年を10回繰り返すのか、10年分成長するのか。
この本の冒頭で示される対比に、正直ドキッとさせられました。毎日なんとなく同じことを繰り返して、気づいたら1年が終わっている。そんな生き方をしていないだろうか、と。
 
でも、希望もあるんです。人生には平均36回もの大きな変化が訪れるという研究があります。変化は避けられない。だからこそ、どういう方向に変化していきたいのかが大切なんです。
 
この本が提案するのは、朝の習慣です。朝イチに未来を見つめ、感謝を1分間書き留め、困っている人に想いを馳せる。たったこれだけで、変化のベクトルが定まっていくんです。
November 3, 2025 at 9:01 PM
新しいことに挑戦しようとしたとき、心の中で「自分には無理だ」「もう遅すぎる」という声が聞こえたことはありませんか?
 
実は、この「内なる声」を変えるだけで、人生は驚くほどポジティブになるんです。
 
エリカ・アンダーセンの『「学ぶ姿勢」を学ぶ』は、30年以上のリーダーシップ開発経験から導き出された、学びに対する根本的な態度を変える実践的なガイドです。
 
「こんなこと学ぶ必要はない」→「これを学べば、私の将来はどうなるか」
「すでに熟達している」→「本当にそうなのか、同僚と比べてどうか」
「退屈だ」→「なぜ他の人はこれを面白いと思うのか」
「苦手だ」→「いまは初歩的だが、そのうちうまくなる」
November 2, 2025 at 9:01 PM
なんと象徴的なニュースなんでしょう。。。!
今後、「人の仕事」はどういうベクトルに進化していくでしょうか!?

米国で「ブルーカラービリオネア」現象 AI発展で潤う肉体労働者:日本経済新聞 www.nikkei.com/article/DGXZ...
米国で「ブルーカラービリオネア」現象 AI発展で潤う肉体労働者 - 日本経済新聞
「音響装置の修理技師がポルシェに乗ってやって来たよ」。弁護士の友人が苦笑する。マンハッタンの自宅アパートの天井や壁に取り付けたオーディオシステムが故障して修理に来た技術者は数千ドルの修理代を請求した。友人はウォール街の金融機関を顧客に長年法務サービスを手掛けてきた腕利き弁護士で、顧客には1時間700ドルから1000ドルの手数料を受け取ってきた。しかし近年は時間のかかるリサーチ業務をパラリーガル
www.nikkei.com
November 2, 2025 at 3:05 AM
私が尊敬する経営者。
 
その方には、はっきりとした"リズム"がありました。
 
毎朝のストレッチ、午前4時間の企画時間、夜の手書き日記。
最初は「スケジュール管理」だと思っていたんです。
 
でも違いました。それは"調律"でした。
楽器を調律するように、毎日、自分という器を整えている。
その姿を間近で見ていると、こちらまで呼吸が整っていく。
  
成功とは「どれだけ多くをこなしたか」ではなく、
「どんなリズムで生きたか」ではないでしょうか。
時間を味方につける人は、いつも穏やかです。
 
走っているように見えて、実は流れている。
習慣とは、時間と生きる技術。
November 1, 2025 at 9:05 PM
「終わりがあるから、人は自立する」
 
東畑開人さんの『カウンセリングとは何か』を読んで、最も印象に残った言葉です。
 
カウンセリングの本質は「時間びったりに終わること」にある。お金を払い、時間で区切られた関係だからこそ、人は孤独と向き合い、自分で考え、前に進んでいく。
 
そして、カウンセラーとユーザーは「他人である」という根源的なさみしさ。このさみしさに耐えることこそが、実は人が成長するために不可欠なものなんです。
 
中小企業診断士として経営者の方々と対話する中で、私もこの本の言葉を何度も思い返しました。
November 1, 2025 at 9:01 PM
隙間時間を有効活用できていますか?
時間管理の本を読むと「隙間時間を活用しよう」とよく言われます。でも、実は、すべての隙間時間が同じように使えるわけじゃないんです。
 
会議の合間の15分、電車での移動時間、次の予定までの30分。同じように「空いている時間」でも、その質はまったく違います。集中できる時もあれば、落ち着かない時もある。
 
『仕事ができる人がキリの悪い時間にやっていること』が面白いのは、隙間時間を「集中できるか」と「突発的か予測可能か」という2軸で4パターンに分類している点です。
 
突然予定が空いて心理的に落ち着いている時は、以前から取り組みたかった仕事に集中するチャンス。
October 31, 2025 at 9:01 PM