梅子◢ ◤умэко
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梅子◢ ◤умэко
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政治哲学→社会学→山岳小説→中国SF→ロシア現代文学→海外文学全般というおかしな本歴を辿り、今はもっぱら海外文学沼にどっぷり浸かっております。Sapere aude!
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「東尋坊に行った事がないなら別に行っても良いけど、とにかく雄島には行け」という父のアドバイスのもと、雄島に行ってみた。海風が凄まじくて橋を渡るのも一苦労だったのが、境内に続く階段に近づいた瞬間、風が凪ぐ。音は相変わらず凄まじいのに、周囲の木々に遮られて風がない。飛び石のような石畳をたどると、ポツンと鳥居があって、その先は海。
大湊神社は朝倉義景のときに織田信長の焼き討ちにあって焼失したあと、柴田勝家の甥の代に再建された。ここ本当に聖域っぽい雰囲気だから蔑ろにできない気持ちが分かる。
February 7, 2026 at 4:05 AM
三國湊の豪商達が巨額の投資をして建てた旧龍翔小学校。8角形の構造で、中は市立博物館。内装や調度品が残っていないのが少し残念だけど、子供達のためのスペースが多めで良い感じです。
February 7, 2026 at 3:48 AM
自宅に一台時代箪笥を入れた時にざっと日本全国の時代箪笥の産地を調べようとした事があって、北前廻船寄港地と産地がちょうど重なっていて、これ舟箪笥の影響があるという事だったけど、今回生まれて初めてキャスター付き時代箪笥というのを目撃した。福井にも時代箪笥があることは分かっていたが、それにしてもこれは家で使うのか舟で使うのか、なぜキャスターをつけたのか、どういう構造で重たい箪笥でも車輪が回るのか、全部が全部気になる。
February 6, 2026 at 12:39 PM
かつて材木商として三國湊の豪族の一翼を担った岸名家の邸宅へ。九頭竜川から店構の「きたまえ通り」まで細長いウナギの寝所になった豪邸。生活に余裕のある豪商達はやがて俳諧に目覚め、下男も遊女も関係なく書斎に引き入れては俳句お披露目会をしていたんだそう。岸名邸の2階もそういう場所だった。そうして生まれた遊女出身の女流俳人が哥川。
「おく底の しれぬ寒さや 海の音」
February 6, 2026 at 12:31 PM
まちなか通りの家々にこんなものが飾られていて、よく見たら仲畑流万能川柳みたいなやつが添えられていて、多分その家の家主が詠んだ一句ではないかと。おもろ。
February 5, 2026 at 12:46 PM
松平春嶽を祀っている社に、会津在住者としてお参り。お互い敵同士だったけど、親をよろしくお願いします、なんちて。
February 5, 2026 at 12:41 PM
さっそく三國湊の建築探訪。北前廻船寄港地として栄えた街は、森田家や岸名家といった豪商が築いた邸宅や巨額の投資でつくられた近代建築が目白押し。複雑に曲がりくねった細い路地に、徳島のうだつの街並みのような「うだつ」構造のある独特な商家が軒を連ねる、味わい深い街並みでした。
February 5, 2026 at 12:29 PM
両親が第二の人生を福井県の三國湊でスタートする決心をしたため、わたくしの本籍地が大阪から福井県になりました。カニ王国の皆様、よろしくお願い致します。
February 5, 2026 at 12:24 PM
あまりにも伝統工芸品が売れなさすぎて、木そのものの良さとか技術技能に自信が持てなくなってる気がする。そんなのデザイン次第でしょと思わなくもないが、現実はよりシンプルでナチュラルテイストのものが流行しているわけで、そこに銘木の派手な玉杢とか唐草彫刻とか必要ないわけで。「精度の高い箱」なんてのは職人の世界では初級技術なわけで。デザインの世界の流行が、まるで職人技術の衰退を後押ししてるように見える時がある。
February 1, 2026 at 2:15 AM
最近モヤモヤしたこと。木工伝統工芸品メーカーとして、バブル期に爆買いした銘木を腐らす前に製品化してマネタイズしろというお達しの元、製材部門がレーザー室に来て「御朱印帳を作りたい」と。デザインを見せてもらったら明らかにAI生成で、ドギツイ倶利伽羅龍みたいなやつ。平成初期の修学旅行生なら気の迷いで買うかも、みたいな。けど彫刻刀で手彫りしていた職人からしたら、銘木の美しい杢目に、こんな緻密でかっこいいデザインならイケる!って発想になるのも理解できなくはない。でも凄く嫌なんだよな…幾らお金を積んでも手に入らない銘木に、たかだかAI生成のイメージをレーザー彫刻するというのは。
February 1, 2026 at 2:08 AM
『運命の卵』大好き!これは「ジャンクフードが好き」と同じジャンルの好き!
January 27, 2026 at 11:27 PM
いま紙の本で『二都物語』、Audibleで『罪と罰』を同時進行で進めていて、ラスコーリニコフはいまパリにいるのかロンドンにいるのかサンクトにいるのか、フランス革命前なのか後なのか、人を殺したのか冤罪なのか、なんかぐちゃぐちゃになってきた。面白いのでこのままいく。
January 27, 2026 at 1:27 PM
大東先生から「何で読んでないの?」という圧を感じて年始一発目のバルガス=リョサはこの作品にしたのですが、もう圧巻でした。士官学校の箱庭世界で胸が悪くなるほど濃密な弱肉強食の生存競争が繰り広げられ、だけど時には少年らしい純朴さや素直さが煌めく瞬間もあって、でもその一瞬の光を卑劣な大人が摘み取ってしまう。こうして「ペルーなるもの」が再生産されていくのだなと。二つの会話のオーバーラップや激しい時系列の乱れはいつものバルガス=リョサだけど、少年達の目配せや息遣い、繊細な心理描写はこの作品固有ではないか?「ジャガー」と「奴隷」が全く隔絶された存在だったのが、最後に渾然一体となるところに鳥肌が立った。
January 17, 2026 at 11:48 AM
あとはなんといっても「雷のような音」。ハードボイルド歴史改変SFのはじまりの作品。
January 16, 2026 at 12:46 PM
レイ・ブラッドベリは「発電所」って短編がなんか異様に好きで、忘れられない。解釈が一義に定まらなくて、セックスのメタファーともとれるし、五次元的体験ともとれるけど、めくるめく激しい描写と引き換えに、結果ほんのちょっとだけ世界の見る目が変わっただけ、という地味さがすごく良い。もし宇宙人とかが来てもこんな感じで人生に深く干渉せず通り過ぎていくだけなんじゃないか、って気がしてくる。
January 16, 2026 at 12:44 PM
豪雪シーズンと選挙が被るたびに、檜枝岐や只見の人間は投票に行くんか?行くだけで相当な労力なのに、そもそも市街地外に住んでる人はもう行けなくないか?って思う。これも形を変えた弱者切り捨てじゃないか?
January 13, 2026 at 5:34 AM
Reposted by 梅子◢ ◤умэко
マジで選挙やんの?この豪雪シーズンに?確定申告でパブリックスペースが埋まる時期に?大学受験が一ヶ月続く時期に?
January 12, 2026 at 9:43 AM
ちょっと買い物に外に出たらエグいくらい積もっている。明日は一日雪掻きかも。もーいやだ。
January 11, 2026 at 9:59 AM
ロラン・バルトが軽トラに撥ねられるところから、事故に見せかけた暗殺の謎を解き明かすミステリが始まるが、実在の哲学者達の描き方に悪意ありすぎてずっと面白い。特にフーコーが酷く、SMプレイとLSDで前後不覚になってタクシー乗車を拒否される描写は爆笑した。けしかけられた犬に殺されるデリダ、出世できずに錯乱するソレルス、権威を失って酒場の隅にずっといるサルトル……西洋哲学の潮流や文壇の趨勢を知らないと理解できないハイコンテクストさはあるものの、普通に笑って楽しめた。人生の宿題に『薔薇の名前』を挙げておられた方には是非読んでほしい。まさに「「ファイトクラブ」を観すぎたウンベルト・エーコ」そのままの世界。
January 11, 2026 at 12:44 AM
『すばらしい新世界』回すばらしかった…。『1984』はディストピアSFのプロトタイプとして楽しんで読むことができたけど、大東先生のおっしゃる通り内面の自由は一応ある。『すばらしい〜』は一部の隙もない完全無欠の世界設計で、これが本当のディストピアだと思った。世界三大SFはこれに加えてザミャーチンの『われら』らしいが、こっちもなかなか隙のないディストピア。だけど最後は性欲という本能が秩序を突き崩していく。『すばらしい〜』の世界は本能的な欲求すら自由に発散することを奨励していて、とにかく秩序に抗おうとする取っ掛かりすら与えてくれない。伊藤計劃『ハーモニー』も完璧に近いように見えて全然まだまだ粗い。
January 9, 2026 at 12:10 PM
「……ジュディスはピルを買っている。D&Gのロゴマークに心当たりのないバイヤールがジュディスに尋ねると、あれはブランドのロゴではなく、ドゥルーズ&ガタリの略だと教えてくれた。よく見ると、ピルの一錠一錠にD&Gの印が刻まれている。」(ローラン・ビネ『言語の七番目の機能』)

もう無理、ニヤニヤを止めるのもう無理、全編通してずっと記号論と構造主義者の悪口言っててずっと笑かしてくる。この世界のウンベルト・エーコも浮浪者に小便ひっかけられてブチギレてる小物。
January 9, 2026 at 3:37 AM
大阪の実家の近くにある古本市場、ゲームと漫画が売り場面積の9割を占めるところなんだけど、頑張って探すと文学作品が破格の値段で置かれている。画像のこれらは全部100円。なのに小松左京の『日本沈没』は600円。お店の価値観が如実に表れていて大変良い。これほど掘り出し物を探すのか楽しかった事はないかも。
January 5, 2026 at 2:19 PM
会津帰ってきた🚗
この時期は毎回猪苗代が吹雪くんだけど、今回も例に漏れずで高速は積雪で50キロ規制。なのに誰一人規制を守らず100キロ走行で雪道をバキバキ走ってて凄かった。私はまだ雪国の人間にはなれぬ…。
January 5, 2026 at 2:11 PM
SFが続いて嬉しい!😆そのうちザミャーチンやってほしいな
January 5, 2026 at 8:27 AM