怪奇小説好きには楽しい本だと思います。
サヴァ・ブックスさん
cavabooks.thebase.in/items/106668...
享楽堂さん
www.kyorakudo.jp/product/3354
TXQ FICTIONシリーズとして放映された、同名の連続モキュメンタリードラマの書籍版です。
2004年、突如深夜に放映された番組、それは民俗学者の矢代誠太郎がカメラの前で謝罪をするという奇妙な内容のものでした。矢代は、1999年、賞金がかかったテレビ番組『幸せ家族王』に出演予定だった飯沼一家の依頼に応え、運気を上げる儀式を行ったというのです。一家は見事賞金を獲得しますが、その後飯沼家が火事で全焼し、全員が死亡したといいます。飯沼一家の死は儀式の失敗ではないかと考えた矢代は一家に謝罪したいというのです。
TXQ FICTIONシリーズとして放映された、同名の連続モキュメンタリードラマの書籍版です。
2004年、突如深夜に放映された番組、それは民俗学者の矢代誠太郎がカメラの前で謝罪をするという奇妙な内容のものでした。矢代は、1999年、賞金がかかったテレビ番組『幸せ家族王』に出演予定だった飯沼一家の依頼に応え、運気を上げる儀式を行ったというのです。一家は見事賞金を獲得しますが、その後飯沼家が火事で全焼し、全員が死亡したといいます。飯沼一家の死は儀式の失敗ではないかと考えた矢代は一家に謝罪したいというのです。
オカルト考察系動画配信者、仲島湧水は、ネット掲示板に投稿された様々な書き込みの中に、怪異について記された共通する情報を発見していました。情報が集まるにしたがって、恐るべき真実が明らかになりますが…。
全編がネット掲示板のスレッドの形で展開されるという、ホラーモキュメンタリー小説です。複数のスレッドが引用され、動画配信者の仲島湧水がそれについて考察を進めていくという形式となっています。
オカルト考察系動画配信者、仲島湧水は、ネット掲示板に投稿された様々な書き込みの中に、怪異について記された共通する情報を発見していました。情報が集まるにしたがって、恐るべき真実が明らかになりますが…。
全編がネット掲示板のスレッドの形で展開されるという、ホラーモキュメンタリー小説です。複数のスレッドが引用され、動画配信者の仲島湧水がそれについて考察を進めていくという形式となっています。
一作目は話題になったものの、二作目は振るわず、それ以降の出版もできなくなっていた作家ジェイコブは、小説講座の講師となっていました。傲慢で反抗的な生徒エヴァンの言動に悩まされていましたが、ふと聞いた彼のプロットは完璧と思えるものでした。数年後エヴァンが亡くなっていることを知ったジェイコブは、出来心を起こし、かってエヴァンから聞いたプロットを元に小説を書きあげます。出来上がった作品『クリブ』は大ベストセラーとなり、人生が上手く回り始めます。
一作目は話題になったものの、二作目は振るわず、それ以降の出版もできなくなっていた作家ジェイコブは、小説講座の講師となっていました。傲慢で反抗的な生徒エヴァンの言動に悩まされていましたが、ふと聞いた彼のプロットは完璧と思えるものでした。数年後エヴァンが亡くなっていることを知ったジェイコブは、出来心を起こし、かってエヴァンから聞いたプロットを元に小説を書きあげます。出来上がった作品『クリブ』は大ベストセラーとなり、人生が上手く回り始めます。
テーバイの町のバッカス祭で、市民ディオクレスの家の宴席に集まった招待客たち。最初はインド人の旅行家アイェスダ、次にエフェソスの哲学者ダミル、そして匿名のある人物。三人は、転生を繰り返しており、その記憶を持っているというのです。過去に生きてきた様々な人生を話し出すことになりますが…。
酒宴の客たちがそれぞれ転生者として記憶を持っており、限りない前世の話を繰り広げる…という奇想天外なお話です。
テーバイの町のバッカス祭で、市民ディオクレスの家の宴席に集まった招待客たち。最初はインド人の旅行家アイェスダ、次にエフェソスの哲学者ダミル、そして匿名のある人物。三人は、転生を繰り返しており、その記憶を持っているというのです。過去に生きてきた様々な人生を話し出すことになりますが…。
酒宴の客たちがそれぞれ転生者として記憶を持っており、限りない前世の話を繰り広げる…という奇想天外なお話です。
暴力と死の街デッドタウンは、長年にわたって長命の吸血鬼シニョンの支配下にありましたが、野心に燃える若年の吸血鬼イーシャーが現れ、その支配を脅かすようになっていました。ある日突然現れた美しい女性吸血鬼の「よそ者」は、母親をイーシャーに奪われた少年ライアンの願いを受けて、囚われたダンサー・ニコラを救うため、イーシャーの信奉者のふりをして近づくことになります…。
吸血鬼ソーニャ・ブルーシリーズの外伝です。
暴力と死の街デッドタウンは、長年にわたって長命の吸血鬼シニョンの支配下にありましたが、野心に燃える若年の吸血鬼イーシャーが現れ、その支配を脅かすようになっていました。ある日突然現れた美しい女性吸血鬼の「よそ者」は、母親をイーシャーに奪われた少年ライアンの願いを受けて、囚われたダンサー・ニコラを救うため、イーシャーの信奉者のふりをして近づくことになります…。
吸血鬼ソーニャ・ブルーシリーズの外伝です。
ちょっとした霊感のある「わたし」は、不動産屋で働く友人の茅ヶ崎恵に誘われるまま、様々な家を訪れますが、どの家にも不思議な現象がありました…。
不動産業の押しの強い友人恵に引っ張られる形で、様々な不思議な家を訪れることになる「わたし」の不思議な体験を描く作品です。霊・あるいは神霊によるもののような現象が描かれるのですが、どのエピソードでもそれらが本当に起こっているのかは分からない…というスタンスなのが特徴です。霊的な力を少しながら備えている「わたし」がそうした現象に用心深いのに対して、
ちょっとした霊感のある「わたし」は、不動産屋で働く友人の茅ヶ崎恵に誘われるまま、様々な家を訪れますが、どの家にも不思議な現象がありました…。
不動産業の押しの強い友人恵に引っ張られる形で、様々な不思議な家を訪れることになる「わたし」の不思議な体験を描く作品です。霊・あるいは神霊によるもののような現象が描かれるのですが、どのエピソードでもそれらが本当に起こっているのかは分からない…というスタンスなのが特徴です。霊的な力を少しながら備えている「わたし」がそうした現象に用心深いのに対して、
「三重県津市西区平山町3-15-7」という謎の住所。そこは実在しないはずの場所でしたが、それについて不思議な現象や事件が起こっており、それらがネット・書籍・新聞といった様々なメディアに断片的に登場していました。これらにつながりがあるのではないかと考えた作家の小林は、その住所の近くで過去に異様な事件が複数起こっていたことを突き止めます…。
「三重県津市西区平山町3-15-7」という謎の住所。そこは実在しないはずの場所でしたが、それについて不思議な現象や事件が起こっており、それらがネット・書籍・新聞といった様々なメディアに断片的に登場していました。これらにつながりがあるのではないかと考えた作家の小林は、その住所の近くで過去に異様な事件が複数起こっていたことを突き止めます…。
自身の身代わりとなって王に囚われた親友・セリヌンティウスを救うため、3日で故郷と首都を往復しなければならなくなった男メロス。悲願である故郷での妹の婚礼を迎えることになりますが、そこで殺人事件が発生してしまいます。一時は容疑者となったメロスは事件の謎を解くことになりますが…。
太宰治の名作「走れメロス」の主人公メロスが、故郷から首都に戻る際に殺人事件に巻き込まれて謎を解いていく…というパロディ風味のミステリ作品です。妹の婚礼前夜を手始めに、山賊の間での殺人、川で溺死した作家の謎など、
自身の身代わりとなって王に囚われた親友・セリヌンティウスを救うため、3日で故郷と首都を往復しなければならなくなった男メロス。悲願である故郷での妹の婚礼を迎えることになりますが、そこで殺人事件が発生してしまいます。一時は容疑者となったメロスは事件の謎を解くことになりますが…。
太宰治の名作「走れメロス」の主人公メロスが、故郷から首都に戻る際に殺人事件に巻き込まれて謎を解いていく…というパロディ風味のミステリ作品です。妹の婚礼前夜を手始めに、山賊の間での殺人、川で溺死した作家の謎など、
現代ホラーの起点を、戦後の江戸川乱歩「怪談入門」とし、現代までのホラーの流れが語られています。さらに序章として戦前のホラーを簡略に語った「日本ホラー小説前史」でそれ以前をカバーするといった形になっています。
戦前までは他ジャンルとの分化が明確でないので、前史に関してはいわゆる幻想文学史と重なるところもあるでしょうか。
現代ホラーの起点を、戦後の江戸川乱歩「怪談入門」とし、現代までのホラーの流れが語られています。さらに序章として戦前のホラーを簡略に語った「日本ホラー小説前史」でそれ以前をカバーするといった形になっています。
戦前までは他ジャンルとの分化が明確でないので、前史に関してはいわゆる幻想文学史と重なるところもあるでしょうか。
ケイトリン・R・キアナン『溺れる少女』(鯨井久志訳 河出書房新社)を紹介しています。狂気を宿した女性が語る不思議な人生の物語です。
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トマス・ハーディ『ロングパドル人間模様』(柴田元幸 葉々社)を紹介しています。小さな村の人々の人生が語られていくという味わい深い連作です。
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夢枕獏『黒塚 KUROZUKA』(集英社文庫)を紹介しています。不死となった者たちの時代を超えた冒険を描くダーク・ファンタジーです。
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夢枕獏『黒塚 KUROZUKA』(集英社文庫)を紹介しています。不死となった者たちの時代を超えた冒険を描くダーク・ファンタジーです。
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ロバート・アーサー『カリオストロの鏡』(小林晋訳 ROM叢書)を紹介しています。アメリカの作家アーサーの1940年~1950年代に書かれたファンタジー・幻想小説を8編収録した短篇集です。
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フランシス・ハーディング『呪いを解く者』(児玉敦子訳 東京創元社)を紹介しています。人間を縛る呪いが存在する世界で、解呪者となった少年と相棒の少女の冒険を描くファンタジー作品です。
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前作で共に戦うことになった私立探偵パーマーと恋人となったソーニャは、宿敵モーガンが人為的に吸血鬼同士の間に生ませた赤ん坊レーテを引き取り、南米で一緒に暮らすようになっていました。しかし吸血鬼から生まれたはずのレーテは吸血鬼のようではなく、異様な速度で成長を続けていました。さらにレーテのそばには、なぜかセラフィムが常につきそっていたのです。
モーガンの行方を探すソーニャのもとに、老吸血鬼パングロスから連絡が入ります。
前作で共に戦うことになった私立探偵パーマーと恋人となったソーニャは、宿敵モーガンが人為的に吸血鬼同士の間に生ませた赤ん坊レーテを引き取り、南米で一緒に暮らすようになっていました。しかし吸血鬼から生まれたはずのレーテは吸血鬼のようではなく、異様な速度で成長を続けていました。さらにレーテのそばには、なぜかセラフィムが常につきそっていたのです。
モーガンの行方を探すソーニャのもとに、老吸血鬼パングロスから連絡が入ります。
B・S・ジョンソン『不運な奴ら』の日本語版が刊行できるなら、ミロラド・パヴィチの『あなただけの物語』日本語版も不可能ではないのでは…。
『あなただけの物語』は、結末が百通りあるという本。自分の買った本だけの結末があるというのがタイトルの由来です。
note.com/tokyosogensh...
B・S・ジョンソン『不運な奴ら』の日本語版が刊行できるなら、ミロラド・パヴィチの『あなただけの物語』日本語版も不可能ではないのでは…。
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アナトール・フランスの短篇集『バルタザール』『螺鈿の手箱』『聖女クララの泉』『クランクビーユ』『ジャック・トゥルヌブローシュのコント』『青ひげの七人の妻』を紹介しています。
kimyo.blog50.fc2.com/blog-entry-2...
アナトール・フランスの短篇集『バルタザール』『螺鈿の手箱』『聖女クララの泉』『クランクビーユ』『ジャック・トゥルヌブローシュのコント』『青ひげの七人の妻』を紹介しています。
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『怪談』を始めとしたラフカディオ・ハーンの散文作品を取り上げ、その恐怖の構造を読み解いていく…というコンセプトの本です。
基本、ハーンの怪談は再話であるため、原話との違いと変更点をクローズアップすることで、ハーンの意図を推測する、という形のものが多くなっていますね。また、著者が得意とするスタイル、具体的には、自身の個人的な体験談や、読んでいて想起した別の文芸作品などを取り上げてエッセイ風にまとめる、といったスタイルも多用されています。
『怪談』を始めとしたラフカディオ・ハーンの散文作品を取り上げ、その恐怖の構造を読み解いていく…というコンセプトの本です。
基本、ハーンの怪談は再話であるため、原話との違いと変更点をクローズアップすることで、ハーンの意図を推測する、という形のものが多くなっていますね。また、著者が得意とするスタイル、具体的には、自身の個人的な体験談や、読んでいて想起した別の文芸作品などを取り上げてエッセイ風にまとめる、といったスタイルも多用されています。
編集者として接する中で体験した発言や、他作家や事物に対する意見、また個人的なエピソードももちろん面白いのですが、本や作品を作る中での作家がそれらについてどう考えていたのか、作家的信条はどうだったのか、といった面も書かれています。
いろいろな作家について書かれていますが、分量が多いのは、澁澤龍彦、種村季弘、須永朝彦といった面々でしょうか。澁澤龍彦や種村季弘に関しては、
編集者として接する中で体験した発言や、他作家や事物に対する意見、また個人的なエピソードももちろん面白いのですが、本や作品を作る中での作家がそれらについてどう考えていたのか、作家的信条はどうだったのか、といった面も書かれています。
いろいろな作家について書かれていますが、分量が多いのは、澁澤龍彦、種村季弘、須永朝彦といった面々でしょうか。澁澤龍彦や種村季弘に関しては、
謎の男パングロスに雇われた私立探偵パーマーは、ソーニャ・ブルーという女性を探して手紙を渡してほしいという依頼を受けます。実際に会ったソーニャが吸血鬼であり、自身がパングロスに奴隷にされる寸前だったことを知ったパーマーは、ソーニャに協力することになります。宿敵モーガンが、かって天才建築家が作った奇怪な屋敷「ゴースト・トラップ」に隠れ住んでいることを知った二人は、そこを強襲しようとしますが…。
ソーニャ・ブルーシリーズの第二作です。
謎の男パングロスに雇われた私立探偵パーマーは、ソーニャ・ブルーという女性を探して手紙を渡してほしいという依頼を受けます。実際に会ったソーニャが吸血鬼であり、自身がパングロスに奴隷にされる寸前だったことを知ったパーマーは、ソーニャに協力することになります。宿敵モーガンが、かって天才建築家が作った奇怪な屋敷「ゴースト・トラップ」に隠れ住んでいることを知った二人は、そこを強襲しようとしますが…。
ソーニャ・ブルーシリーズの第二作です。
21のホラー短篇集。
冒頭の『黒の告知』で惹きつけられ『二百年の疾駆』で唸って『凧』や『運河』、『悪魔のピアノ』みたいな王道ものでも面白い。
『魔銃』『湖の墓地』『苔の島』もいい。さしてラヴクラフトが絶賛した『マイヴ』は好みではないけど、印象に残る。
21のホラー短篇集。
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『魔銃』『湖の墓地』『苔の島』もいい。さしてラヴクラフトが絶賛した『マイヴ』は好みではないけど、印象に残る。
個人的なエピソードも面白いのですが、特定の叢書やシリーズが、特定の作家の知識や学識があって初めて成立した…というあたりの、編集者ならではの観点が興味深いですね。
ちなみに、礒崎純一さんと瀬高道助さんって同一人物だったんですね…。初めて知りました。瀬高道助さんの『古楽CD100ガイド』は愛読書だったので。
個人的なエピソードも面白いのですが、特定の叢書やシリーズが、特定の作家の知識や学識があって初めて成立した…というあたりの、編集者ならではの観点が興味深いですね。
ちなみに、礒崎純一さんと瀬高道助さんって同一人物だったんですね…。初めて知りました。瀬高道助さんの『古楽CD100ガイド』は愛読書だったので。
中学生の少年・山川は、友人となったクラスメートの海野に、写真を撮るとそれが全て心霊写真となってしまう能力があることを知ります。海野がおじ夫婦から虐待混じりの行為を受けており、家を出るためにお金を求めていることを知った山川は、一緒に心霊写真を撮り売りさばくことを考えます。折しも、海野の写真の卓越性に気が付いた心霊写真バイヤーの米内山が二人に近づいてきますが…。
中学生の少年・山川は、友人となったクラスメートの海野に、写真を撮るとそれが全て心霊写真となってしまう能力があることを知ります。海野がおじ夫婦から虐待混じりの行為を受けており、家を出るためにお金を求めていることを知った山川は、一緒に心霊写真を撮り売りさばくことを考えます。折しも、海野の写真の卓越性に気が付いた心霊写真バイヤーの米内山が二人に近づいてきますが…。
BOOKS桜鈴堂編訳『悪夢を待ちわびる夜 英米古典怪奇談集Ⅳ』を紹介しています。日本未紹介の作品を中心に編まれた英米古典怪奇小説集です。
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BOOKS桜鈴堂編訳『悪夢を待ちわびる夜 英米古典怪奇談集Ⅳ』を紹介しています。日本未紹介の作品を中心に編まれた英米古典怪奇小説集です。
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