どこまでSFを書けるかな、という挑戦になりますが、講座や作品だけでなく、色々思うところについてもここから発信していきたいと思います。
生まれた時代もあり、まだ日本由来のものと他国、特にアメリカやイギリスから来たものは、異質なものでありつづけていた。
父や祖父は謡いをやっていたし、姉妹は日舞を習い、育った下町では三味線がよく聞こえていた。
TVからは演歌や民謡に混ざり、GSやアイドルが歌う。
「シャボン玉ホリデー」という、進駐軍のキャンプやグランドキャバレーの名残りがある番組はあったものの、民衆はどれも混ぜることなく、あるときはもの珍しく、別々のものとして楽しんでいた。
生まれた時代もあり、まだ日本由来のものと他国、特にアメリカやイギリスから来たものは、異質なものでありつづけていた。
父や祖父は謡いをやっていたし、姉妹は日舞を習い、育った下町では三味線がよく聞こえていた。
TVからは演歌や民謡に混ざり、GSやアイドルが歌う。
「シャボン玉ホリデー」という、進駐軍のキャンプやグランドキャバレーの名残りがある番組はあったものの、民衆はどれも混ぜることなく、あるときはもの珍しく、別々のものとして楽しんでいた。
黒人音楽を演奏してきたので、演奏がハイになるときの...
規則的なリズムの中で伸び縮みする時間と、並走しながら紛れ込む意識や、グルーヴの波に乗る感じなど、
永遠が紛れ込む瞬間について、文字にしてみました。
school.genron.co.jp/works/sf/202...
黒人音楽を演奏してきたので、演奏がハイになるときの...
規則的なリズムの中で伸び縮みする時間と、並走しながら紛れ込む意識や、グルーヴの波に乗る感じなど、
永遠が紛れ込む瞬間について、文字にしてみました。
school.genron.co.jp/works/sf/202...
冒頭は、ネイティブの平和な原野を大陸横断鉄道が切り裂いていく情景を歌ったこれに始まり、
Peaceful Valley Boulevard
youtu.be/4UffjWGMiBQ?...
冒頭は、ネイティブの平和な原野を大陸横断鉄道が切り裂いていく情景を歌ったこれに始まり、
Peaceful Valley Boulevard
youtu.be/4UffjWGMiBQ?...
テレポートって...本当に大丈夫? 本人そのものがそんな風に送れるの...?という疑問の中で考えた、
引き裂かれ、すれ違う男女の物語です。どうぞ実作をお楽しみに。
school.genron.co.jp/works/sf/202...
テレポートって...本当に大丈夫? 本人そのものがそんな風に送れるの...?という疑問の中で考えた、
引き裂かれ、すれ違う男女の物語です。どうぞ実作をお楽しみに。
school.genron.co.jp/works/sf/202...
「イシ」という孤独なネイティブ・アメリカンの存在を知り、「アメリカ・インディアン悲史」や「わが魂を聖地に埋めよ」という本を読んで以来、数十年抱えてきた、やり切れなさをぶちまけたようなところがあります。
イシについて、文化人類学者のアルフレッド・ルイス・クローバー(アーシュラ・K・ル=グウィンの父)によって記録されたので、ル=グイン経由で知ったのですが、子供の頃にインディアン(ネイティブ・アメリカン)と日本人は、同じように子供に蒙古斑が出る、近い存在なのだと教えられていたので...
虐殺史に、仲間が殺されたような怒りを覚えてきたのです。
「イシ」という孤独なネイティブ・アメリカンの存在を知り、「アメリカ・インディアン悲史」や「わが魂を聖地に埋めよ」という本を読んで以来、数十年抱えてきた、やり切れなさをぶちまけたようなところがあります。
イシについて、文化人類学者のアルフレッド・ルイス・クローバー(アーシュラ・K・ル=グウィンの父)によって記録されたので、ル=グイン経由で知ったのですが、子供の頃にインディアン(ネイティブ・アメリカン)と日本人は、同じように子供に蒙古斑が出る、近い存在なのだと教えられていたので...
虐殺史に、仲間が殺されたような怒りを覚えてきたのです。
開拓史の幕開けからのフロリダが舞台です。いまから50年後のフロリダで働く、ヒューマノイドのミホがみたものとは...?
school.genron.co.jp/works/sf/202...
開拓史の幕開けからのフロリダが舞台です。いまから50年後のフロリダで働く、ヒューマノイドのミホがみたものとは...?
school.genron.co.jp/works/sf/202...
原作でストーリーに深い影を落としている部分が、デルトロの変更で平板になっていて、そこがやや残念。
主人公がどこか能天気なボンボンであることと、怪物に芽生える「悪意」が重要で、2人の変貌ぶりに大河感が宿ると思っていたので...
最初から鬱屈して閉じている主人公や、邪悪さを漂白されたような怪物の一本調子な造形では、教養小説的なダイナミズムを描けないような気がした。
原作にあった、幼い弟の惨殺とその冤罪による死刑という重要な悲劇を、弟や怪物への嫉妬に置き換えたところも主人公の流転にうまく噛み合っていないと思う。
原作でストーリーに深い影を落としている部分が、デルトロの変更で平板になっていて、そこがやや残念。
主人公がどこか能天気なボンボンであることと、怪物に芽生える「悪意」が重要で、2人の変貌ぶりに大河感が宿ると思っていたので...
最初から鬱屈して閉じている主人公や、邪悪さを漂白されたような怪物の一本調子な造形では、教養小説的なダイナミズムを描けないような気がした。
原作にあった、幼い弟の惨殺とその冤罪による死刑という重要な悲劇を、弟や怪物への嫉妬に置き換えたところも主人公の流転にうまく噛み合っていないと思う。
短い時間を行き来した果てにあの終わり方で、息が止まるような瞬間をうまく切り取っていたと思う。
www.netflix.com/jp/title/817...
短い時間を行き来した果てにあの終わり方で、息が止まるような瞬間をうまく切り取っていたと思う。
www.netflix.com/jp/title/817...
これを読んでいたおかげで
『三体III』死神永生に登場する「オリオン腕の歌い手」の存在について、すんなり理解できたと思う。次元のひろがりや大河感もあり、本当に素晴らしい。
amzn.asia/d/av7wjct
これを読んでいたおかげで
『三体III』死神永生に登場する「オリオン腕の歌い手」の存在について、すんなり理解できたと思う。次元のひろがりや大河感もあり、本当に素晴らしい。
amzn.asia/d/av7wjct
映画術には興味があって、トリフォー『ヒチコック映画術』や『マスターズ・オブ・ライト』あたりは読んできたものの、
脚本にここまで立ち入った物は初めてかも。
www.shinshokan.co.jp/book/b568219...
映画術には興味があって、トリフォー『ヒチコック映画術』や『マスターズ・オブ・ライト』あたりは読んできたものの、
脚本にここまで立ち入った物は初めてかも。
www.shinshokan.co.jp/book/b568219...
「折りたたみ北京」にクライマー味を強く感じたのはそのせいです。
「折りたたみ北京」にクライマー味を強く感じたのはそのせいです。
悲惨な現実のどうしようもない動きもここと深く結びついている。
学びは新たな哀しみと不可分にあるような気がする。
悲惨な現実のどうしようもない動きもここと深く結びついている。
学びは新たな哀しみと不可分にあるような気がする。
TVや雑誌黎明期から衰退までリアルタイムで見てきたので、影響を受けた作品は多彩で膨大ながらも、作風に関わるものに絞り込むと...
◉幼児期
W3(手塚治虫TVアニメ&マンガ)
半魚人(楳図かずおマンガ)の衝撃が強烈で、地球の儚さや輪廻転生、不条理で悲しい変身にしくしく泣く子供でした。
特撮物は怪奇大作戦やウルトラQを喜んでみていたものの、ウルトラマンの背中に大きなファスナーを発見してしまい「痩せたおじさんが入ってる...!」と思って以来円谷特撮から離れ、
ロボコップに先んじていた「8マン」(から滲みでる平井和正)にしびれるような大人びた子供でした。
TVや雑誌黎明期から衰退までリアルタイムで見てきたので、影響を受けた作品は多彩で膨大ながらも、作風に関わるものに絞り込むと...
◉幼児期
W3(手塚治虫TVアニメ&マンガ)
半魚人(楳図かずおマンガ)の衝撃が強烈で、地球の儚さや輪廻転生、不条理で悲しい変身にしくしく泣く子供でした。
特撮物は怪奇大作戦やウルトラQを喜んでみていたものの、ウルトラマンの背中に大きなファスナーを発見してしまい「痩せたおじさんが入ってる...!」と思って以来円谷特撮から離れ、
ロボコップに先んじていた「8マン」(から滲みでる平井和正)にしびれるような大人びた子供でした。
あの頃は村上春樹の『羊をめぐる冒険』&短編、彼が日本に紹介したレイモンド・カーヴァーやリチャード・ブローディガン、村上春樹からたどり着いた柴田元幸訳のポール・オースター作品にかぶれていて、
(原稿を紛失してしまい、詳細はおぼろになっていますが)深海魚の本ばかりを貸し出す異界とつながる図書館の話や、埃が降り積もりやがて堆積岩になる部屋の話を書いた覚えが。
その短編、コピー製本して数人の友人に配っただけで、なんとなくうやむやに。
それからは小説を書くこともなく、だったのですが...
あの頃は村上春樹の『羊をめぐる冒険』&短編、彼が日本に紹介したレイモンド・カーヴァーやリチャード・ブローディガン、村上春樹からたどり着いた柴田元幸訳のポール・オースター作品にかぶれていて、
(原稿を紛失してしまい、詳細はおぼろになっていますが)深海魚の本ばかりを貸し出す異界とつながる図書館の話や、埃が降り積もりやがて堆積岩になる部屋の話を書いた覚えが。
その短編、コピー製本して数人の友人に配っただけで、なんとなくうやむやに。
それからは小説を書くこともなく、だったのですが...
「フロリダ製、セニョール・コバヤシの空気缶詰」という短編の梗概を提出しました。
講師陣の皆さんの有難いアドバイスを参考に、タイトにドラマチックにさらに面白く書き上げる予定です。本編をどうぞお楽しみに!
school.genron.co.jp/works/sf/202...
「フロリダ製、セニョール・コバヤシの空気缶詰」という短編の梗概を提出しました。
講師陣の皆さんの有難いアドバイスを参考に、タイトにドラマチックにさらに面白く書き上げる予定です。本編をどうぞお楽しみに!
school.genron.co.jp/works/sf/202...
どこまでSFを書けるかな、という挑戦になりますが、講座や作品だけでなく、色々思うところについてもここから発信していきたいと思います。
どこまでSFを書けるかな、という挑戦になりますが、講座や作品だけでなく、色々思うところについてもここから発信していきたいと思います。