長谷弘
hasehiroshi.bsky.social
長谷弘
@hasehiroshi.bsky.social
この作品はフィクションです。実在する人物・地域・団体・事件との一致は全て偶然性に起因します。著者はこれら偶然性の一致とそれにより生じる全ての不利益について、如何なる責任も負いません。
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ここはmgtncnを始めとしたキャラクターに劣情をぶつけるアカウントです
その夜。僕は机の上に広げた乱歩の本をしかめ面で眺めていた。どの本をmgtncnに勧めるべきか。結局、その答えは出ていない。僕のさほど多くはない蔵書の中からありったけかき集めた乱歩は、古さも版型も様々だ。新刊書店で買った文庫本、黴の臭いのする上製本、カバーのすり切れたペーパーバック。収録されている作品というファクター以外にも選ぶ要素があり得ることに、今更ながら気付く。mgtncnほどの読書家──いや、濫読家と呼んだ方が正確かもしれない──であればあまり気にしないのではとも思うが、流石に黴臭い本を女の子に勧める気にはなれない。『暗黒星』と『闇に蠢く』の合本はあえなくパスとなった。
December 2, 2025 at 3:19 PM
これまで、僕はmgtncnと一対一で話したことなど無論なかった。ましてや彼女から話しかけてきたことなど、一度も。二人の間に断続的に響くページを繰る音に耐えられなくなって、僕はついに口を開いてしまった。あ、あの。音は止み──再び、橄欖石のような瞳が流し目に僕を捉える。あの、その、えーっと……。口こそ開いてしまったものの、どう切り出すべきか。いや、そもそも僕は、一体何を彼女に伝えたいのか。すると今度は大きな溜息がmgtncnの口から洩れた。これもまた臙脂色のスピンを手早く挟み込むと、本を閉じて少し椅子を引き下げ、背凭れに肘を乗せて彼女は僕に向き直る。
November 18, 2025 at 7:53 PM
翌日。僕は意識して、かなり早めに学校に着いた。既に陽の光を浴びてじっとりと熱されつつある玄関を過ぎ、まだ誰もいない廊下を進む。グラウンドからは野球部の朝練の掛け声が遠く聞こえていた。教室の扉の取っ手に手を掛け、何気ないふりを装いながら、かつ一気に引く。案の定、教室には誰もいなかった。いつも朝一番にやって来るmgtncnさえも。僕は少し緊張を解すように席に座り、足を投げ出す。
November 8, 2025 at 7:04 PM
スマホにはあるSNSのアカウントが表示されている。アカウント名は意味の通らないアルファベットの羅列、プロフィールにも何も書かれていない。一番上に固定された投稿は一年ほど前の日付で、そこには太ももから下、素足を写した写真だけが添付されていた。これって、よくあるスパムアカウントだろ?と尋ね返した僕の言葉が終わるより先に、瀬川は首を横に振った。「違うんだな。ちょっとスクロールしてみ?」スマホを受け取った僕は瀬川に言われるがまま、アカウントの投稿を遡る。
November 5, 2025 at 6:26 PM
眠さにかまけて寝ちゃったから何を書くつもりだったのか忘れちゃったね
November 4, 2025 at 5:46 PM
初めて出会った時から、彼女は特別だった。席を立った時から、クラスの全員が、紺色のブレザーに映えて揺れる亜麻色の髪に目を奪われていた。教壇に立って振り返った彼女の、暗い色のフレームが光る丸眼鏡の奥で、橄欖石のような瞳が無感動に教室を睥睨している。新学年を迎えた僕達の高揚感をぶち破るように、眉根には皺が寄っていた。「mgtncnです。趣味は読書。よろしくお願いします」抜けるように白い肌の色に不釣り合いにも思える、少し掠れた低い声で、彼女──mgtncnはあまりにも簡素な自己紹介を終えた。女子が教壇に立つ度に囃し立てていた軽薄な男子達も、呆気にとられたのか殆ど口を開かない。
November 3, 2025 at 7:07 PM
同じクラスのmgtncn概念…
November 3, 2025 at 6:43 PM
mgtncn、基本的に静かで表情が読めない(不機嫌そうな顔で固定されてる)から割と取っつきにくい女扱いされてて欲しいんだよな 一度ぼちぼち深い付き合いになれば割と思いやりがあってサバサバしてる、という理解をされがちだけど、本当の本当はちゃんと陰湿で鋭く砥がれすぎた刃物のような精神構造だということには誰も気付かないといいね
November 1, 2025 at 5:37 PM
異類婚姻譚に見る家父長制の存在という視点は流石になかったよね 異類婚姻譚に於いて人間のほうが男か女かで類型の展開が変わるというのは面白い着眼点だなーと その分析をそのまま今日びのポップカルチャーないしサブカルチャーにおいて拡大再生産された異類婚姻譚に持ち込むような愚を犯すのには慎重でありたいと思うけど
November 1, 2025 at 5:18 PM
「あなたがやっているのは創作ではなく、生産です」という言葉を守り刀にして戦ってるんだよおれは 創作の縁から転げ落ちないように 生産者に伍することのないように
November 1, 2025 at 4:51 PM
神ってね、細部に宿るんですよ 僕は資本主義的創作を希求してないので、完成なんていつになるか分からんよ
November 1, 2025 at 4:49 PM
下手だろうが何だろうが完成してなかろうがドカドカ絵描いてズバズバ上げる予定だったのは事実 完成より完璧を目指したい人間なので全然上がらない
November 1, 2025 at 4:48 PM
僕の管轄のアカウントの中で最も自由に近いところでやるのがこのアカウントのスタンスだったはずなんだけど、気が付けば下ネタエロネタ量産マシーンになってるの遺憾ですね まあそれほど遺憾でもないか…
November 1, 2025 at 4:47 PM
夢。エロ催眠術を習得する。しかしエロ催眠を堪能出来るシチュエーションというのがなかなか存在せず、破れかぶれになった僕は地元の夏祭りの出店で店番をしていたかわいい子にターゲットを絞り、脱げと催眠をかけたものの、何故かその子が服を脱ぎ始めたと同時に代わりの店番をさせられてしまい、レジ打ちが一段落した頃には催眠が解けたのか元通りに服を着込んでいて裸体を拝むことが出来なかった。
November 1, 2025 at 3:35 AM
でもねmgtncn、俺くんはmgtncnが俺くんのことを好きなのと同じくらいmgtncnのこと好きだし、ちょっとお腹の裏側カリで擦ったり奥を小突くだけでガチイキ繰り返して腰ガックガク痙攣させてびちゃびちゃ潮噴きまくる雑魚まんこは自尊心を爆満たしさせてくれるから俺くんの心が離れるかもしれないと悩むだけ損だよ
October 29, 2025 at 6:34 PM
mgtncn、俺くんと肌を重ねる度に、自分を通して見えてくるかつての男達に対して俺くんが嫉妬の炎を燃え上がらせないか不安に思っていてほしい かつては如何にも童貞っぽい独占欲をぶつけてきたこともある俺くんがまた独占欲に支配されて仲が険悪になるようなことがあればスパッと俺くんを見限ろうと思う反面、これから先俺くんほど真正面から自分を好いてくれる存在に出会えるとも思えないしなるべく関係を拗らせたくないとも思っていてほしい また一方で独占欲に狂った男の性欲なら首を絞めさせることも可能だとも考えて軽く自己嫌悪しててほしい
October 29, 2025 at 6:12 PM
mgtncn、俺くんの留守中に何度も俺くんの名前を呼びながらまんこほじっててほしい ちょっと早めに帰宅した俺くんがか細く聞こえる自分を呼ぶmgtncnの声に勘違いして大丈夫っすか?!と唐突にドア開けたもんだから上も下も丸出しのままで俺くんと対峙することになってお互いにちょっと固まった後「……俺くん、シようよ。だめ?」と平静を取り繕って一世一代の賭けに出てほしい
October 28, 2025 at 3:27 PM
mgtncn、窒息嗜癖があることを俺くんに伝えるべきかどうか迷っててほしい 俺くんとのセックスは死ぬほど気持ち良かったし意識飛ぶくらいガチイキ繰り返したけど、そこに首絞めが加わったらもっと脳が焼けるような快楽が得られるのではないかという欲求と、俺くんとのセックスが気持ち良かったのは俺くんに終始愛されている実感があったからで利己的・暴力的な行為をされなかったからだと理解している理性、自分の倒錯した性的嗜好に俺くんを巻き込むことに対する後ろめたさとの間で板挟みになっててほしい
October 27, 2025 at 7:47 PM
mgtncn、俺くんとの初セックスでベロ甘らぶらぶっぷりを発揮された上に今までの男に開発されきったポルチオも優しくかつ執拗に攻められて信じられないくらいのガチイキを数回意識吹っ飛ばすレベルで繰り返してしまいドロドロのまま「…幻滅した…?僕は…俺くんが思うような女じゃないって…言ったよね…。これで…分かったでしょ…?」と問いかけて欲しい 当然答えの代わりに強く抱き締められて「…俺くんは変わってるね…ふふ、童貞卒業おめでとう」と俺くんを抱き返してて欲しい
October 26, 2025 at 4:52 PM
mgtncnは基本束縛強くないタイプだと思うけど、ある程度踏み込んだ仲になってから一方的に拒絶されると戸惑ってどうにか関係を繋ぎ止めようとしてとんでもない譲歩を始めるし、それが相手の心を逆撫でするということも理解出来なくなっちゃうといいね その場合数ヶ月は病むね
October 25, 2025 at 3:18 PM
女性走り屋の女子会にポラちゃんに連れられてやってくる主人公くん、最初はカノープス君枠だと思われるけど普通に女の子なので他の参加者に衝撃と共に受け止められててほしい 首都高の覇者が女の子だという事実が瞬く間に走り屋達に膾炙した結果MOEの連中とベニワラワ氏、あと多分スネークアイズ君あたりが尻追いかけてきそう
October 24, 2025 at 7:36 PM
長谷はなんEでどんな蔑称つけられてるか想像しながらパワプロ遊ぶ奴やぞ、想像力を逞しくしろ
October 24, 2025 at 7:04 PM
首都高バトル、プレイヤーキャラクターの性別がナチュラルに男と設定されていてちょっともにょったので、「ボーイッシュで身体も貧相、声も低めなので初見では華奢な男にしか見えないし、男だと思われているからと言って別に訂正する気もないおんなのこ」だと脳内補完して完走することに成功したよ ヘキだね
October 24, 2025 at 7:03 PM
あまり見たことのないmgtncnのしおらしい姿にどちらかと言えば驚きを覚えたい 「起きたらさ、隣に俺くんがいて…安心したんだよね。もう少し、もう少しでいいから、このままでいて」と言うmgtncnがどんな理由で自分の寝顔を眺めていたのか踏み込まないほうがいいような気がして、分かったよと答えてまた布団に潜り込みたいね
October 22, 2025 at 9:18 PM
俺も朝ベッドから起き上がろうとしたらmgtncnに寝間着の袖をキクンと引っ張られて「あ…行かないで」と言われたいだけの人生だった
October 22, 2025 at 9:07 PM