We're a small team in Japan working together to ensure fair pay, fair workload and fair communication for all authors and translators.
公式ウェブサイト: https://fairtradebook.org
待遇を可視化していくのはめちゃくちゃ重要!
Webtoonを手がけた経験のある方で、まだ回答されていない方は、ぜひご回答を!
待遇を可視化していくのはめちゃくちゃ重要!
Webtoonを手がけた経験のある方で、まだ回答されていない方は、ぜひご回答を!
現在、アンケートの内容を考えております。また、調査開始時に拡散と回答にご協力いただける方も広く募集しております。
「協力してもいいですよ〜」という方は、DMまたは当ウェブサイトの連絡フォームからご一報ください。人員がかなり厳しいため、お一人からのお申し出が大きな力になります。よろしくお願い致します!
現在、アンケートの内容を考えております。また、調査開始時に拡散と回答にご協力いただける方も広く募集しております。
「協力してもいいですよ〜」という方は、DMまたは当ウェブサイトの連絡フォームからご一報ください。人員がかなり厳しいため、お一人からのお申し出が大きな力になります。よろしくお願い致します!
ここ数ヵ月、冬眠していた当活動ですが、現在「β版」の始動に向けて粛々と準備を進めております。日本の本の著者・訳者の待遇改善を後押しするためには何をすべきなのか、改めて熟慮した上で、新たなプロジェクトをいくつか立ち上げてまいります。ご期待ください。
みなさまからのお声は、当活動にとっていつも大きな励みになっております。ありがとうございます。今後も待遇問題の改善に向けて引き続き尽力してまいりますので、よろしくお願い致します。
ここ数ヵ月、冬眠していた当活動ですが、現在「β版」の始動に向けて粛々と準備を進めております。日本の本の著者・訳者の待遇改善を後押しするためには何をすべきなのか、改めて熟慮した上で、新たなプロジェクトをいくつか立ち上げてまいります。ご期待ください。
みなさまからのお声は、当活動にとっていつも大きな励みになっております。ありがとうございます。今後も待遇問題の改善に向けて引き続き尽力してまいりますので、よろしくお願い致します。
活動休止中……というほどではないのですが、昨年の取り組みと結果を振り返りつつ、舞台裏で粛々と「本のフェアトレードβ版」のような構想を進めています。
一つ大きな反省点として、昨年は発信の内容が少しマジメで硬派すぎたと思っています。いや、待遇問題はもちろんマジメに考えるべきなのですが、なにごとも楽しいと思えないと続かないですからね。
ただ、中の人はマジでユーモアのセンスがゼロなので、まずは並のジョークを書けるように勉強します。
活動休止中……というほどではないのですが、昨年の取り組みと結果を振り返りつつ、舞台裏で粛々と「本のフェアトレードβ版」のような構想を進めています。
一つ大きな反省点として、昨年は発信の内容が少しマジメで硬派すぎたと思っています。いや、待遇問題はもちろんマジメに考えるべきなのですが、なにごとも楽しいと思えないと続かないですからね。
ただ、中の人はマジでユーモアのセンスがゼロなので、まずは並のジョークを書けるように勉強します。
以下、記事より引用&和訳です。
「クリスマスには、書店の棚やベストセラーリストに新刊がひしめき、熱い競争が繰り広げられます。作家の共同体は、毎年これを歓迎しています。
デジタル時代に子どもたちへ読書を奨励することがいかに難しいか、また著名人の名前が習慣的読書を始める一助になりえるということ、そしてそれが読者に一生涯の恩恵をもたらす可能性を秘めていることを、作家協会は認識しています。1/2
以下、記事より引用&和訳です。
「クリスマスには、書店の棚やベストセラーリストに新刊がひしめき、熱い競争が繰り広げられます。作家の共同体は、毎年これを歓迎しています。
デジタル時代に子どもたちへ読書を奨励することがいかに難しいか、また著名人の名前が習慣的読書を始める一助になりえるということ、そしてそれが読者に一生涯の恩恵をもたらす可能性を秘めていることを、作家協会は認識しています。1/2
本のフェアトレードは、読者にこの職業の現実を知ってもらうことで、上記のギャップを埋め、今とは異なる市場への圧力を作り出し、本の著者という職業をより持続可能なものにしようというねらいをもって動いています。
本のフェアトレードは、読者にこの職業の現実を知ってもらうことで、上記のギャップを埋め、今とは異なる市場への圧力を作り出し、本の著者という職業をより持続可能なものにしようというねらいをもって動いています。
Fair Trade Books aims to educate readers to close this gap and create a new market force which will ultimately make the profession sustainable.
Fair Trade Books aims to educate readers to close this gap and create a new market force which will ultimately make the profession sustainable.
Mouldによると、古代から中世にかけて、「創造的な営み」は主に集団による達成として捉えられていました。対して、近代資本主義ではこれが「経済的利益を生む生産的営み」に限定されてしまい、形式も「個人による偉業」が強調されるようになりました。
本来ならば、組織化して社会的な問題に取組むことも十分に創造的な営みなはずですが、「創造階級」の論理はこうした視点を抑圧しているとMouldは論じます。
Mouldによると、古代から中世にかけて、「創造的な営み」は主に集団による達成として捉えられていました。対して、近代資本主義ではこれが「経済的利益を生む生産的営み」に限定されてしまい、形式も「個人による偉業」が強調されるようになりました。
本来ならば、組織化して社会的な問題に取組むことも十分に創造的な営みなはずですが、「創造階級」の論理はこうした視点を抑圧しているとMouldは論じます。
書店だけでなく、出版社さえも「紙の出版物から利益を上げるものではないという経営判断となり、文化事業として位置付けられる可能性がある」とのことです。
こういう転換は、ともすると著者・訳者にしわ寄せがいく場合もありますので、生活が成り立つレベルの報酬がしっかりと保証された書籍を可視化していく必要性はますます高まってきたと言えるでしょう。
書店だけでなく、出版社さえも「紙の出版物から利益を上げるものではないという経営判断となり、文化事業として位置付けられる可能性がある」とのことです。
こういう転換は、ともすると著者・訳者にしわ寄せがいく場合もありますので、生活が成り立つレベルの報酬がしっかりと保証された書籍を可視化していく必要性はますます高まってきたと言えるでしょう。
上記のようなイメージがあるとしたら、「本の著者・訳者が職業として成立するような待遇を保証するのが当然であるような商慣習の醸成」がいかに画期的かが伝わらなくなっているリスクもあるかもしれません。
資力や一時的な読者扇動力が職の持続性を決定づけるような力学は廃れ、技術の練度が高い書き手が腕っ節で生き残れるような環境が整っていく……。本のフェアトレード認証の取得は、そのような展望の実現を後押しするでしょう。
上記のようなイメージがあるとしたら、「本の著者・訳者が職業として成立するような待遇を保証するのが当然であるような商慣習の醸成」がいかに画期的かが伝わらなくなっているリスクもあるかもしれません。
資力や一時的な読者扇動力が職の持続性を決定づけるような力学は廃れ、技術の練度が高い書き手が腕っ節で生き残れるような環境が整っていく……。本のフェアトレード認証の取得は、そのような展望の実現を後押しするでしょう。
著者・訳者の待遇改善に関しても同じことが言えます。それでも、他に方法がないので、人びとが動くまで、使い古された呼びかけを何度も繰り返します。
著者・訳者の待遇改善に関しても同じことが言えます。それでも、他に方法がないので、人びとが動くまで、使い古された呼びかけを何度も繰り返します。
本のフェアトレードは、認証活動団体なのです。そこ、もっと明確に押し出していかないとダメですなあと反省しています。
みなさまからの認証申請、そして認証取得が重なっていくにつれてパワーアップしていく活動なので、こちら側から一方的に色々と発信しているだけではうまくいかない。双方向にしていくにはどうすればよいものか、迷っている方や消極的な方にも思いきって申請をしていただくにはどうすればよいのか、悩みは続きます。To be continued...
本のフェアトレードは、認証活動団体なのです。そこ、もっと明確に押し出していかないとダメですなあと反省しています。
みなさまからの認証申請、そして認証取得が重なっていくにつれてパワーアップしていく活動なので、こちら側から一方的に色々と発信しているだけではうまくいかない。双方向にしていくにはどうすればよいものか、迷っている方や消極的な方にも思いきって申請をしていただくにはどうすればよいのか、悩みは続きます。To be continued...
※ クリアして「いそうな」というのがポイントで、とりあえず報酬と労働量の数字がざっくりクリアできそうで、意志疎通も特に思い当たる問題がないという感じならば、申請OKです。細かいところは、審査時に当方の担当者から説明があります。
※ クリアして「いそうな」というのがポイントで、とりあえず報酬と労働量の数字がざっくりクリアできそうで、意志疎通も特に思い当たる問題がないという感じならば、申請OKです。細かいところは、審査時に当方の担当者から説明があります。
ヒットやベストセラーになるかどうか、「広く読まれるべき」かどうかとは別の次元で作品を論じ、その醍醐味を引き出して一般読者へ発信していくことの重要性が高まっているのかもしれません。「売れるものを書く力」という神話の解体も、本の多様性や作家の仕事を支える重要な作業だと思います。
逆説的かもしれませんが、そのようなテーマを含む批評や書評が増えれば、本の世界が活性化してより多くの作家が「売れる本」を出せるようになると考えます。
ヒットやベストセラーになるかどうか、「広く読まれるべき」かどうかとは別の次元で作品を論じ、その醍醐味を引き出して一般読者へ発信していくことの重要性が高まっているのかもしれません。「売れるものを書く力」という神話の解体も、本の多様性や作家の仕事を支える重要な作業だと思います。
逆説的かもしれませんが、そのようなテーマを含む批評や書評が増えれば、本の世界が活性化してより多くの作家が「売れる本」を出せるようになると考えます。
特に「漫画家のハブとなる組織が円滑に業界の情報共有を続けていかないと、今回のように知識の分断による混乱が広がる」という結びの一言は、本の著者・訳者にもそのまま当てはまる指摘と思います。
思うに、日本の出版業界は著者・訳者のタコツボ化が進んでおり、全体を俯瞰するためのデータもなく、自分とは異なる境遇にある同業者がいるという現実と向き合えない人が多いと思います。
成功者が「劣悪な待遇は交渉しない個人が悪い」、困窮層が「売れない自分には何もできない」とそれぞれ思い込んでしまえば、問題が可視化・解決されるわけもないですよね。想像力を使って連帯しつつ、待遇調査を急ぎたいところです。
特に「漫画家のハブとなる組織が円滑に業界の情報共有を続けていかないと、今回のように知識の分断による混乱が広がる」という結びの一言は、本の著者・訳者にもそのまま当てはまる指摘と思います。
思うに、日本の出版業界は著者・訳者のタコツボ化が進んでおり、全体を俯瞰するためのデータもなく、自分とは異なる境遇にある同業者がいるという現実と向き合えない人が多いと思います。
成功者が「劣悪な待遇は交渉しない個人が悪い」、困窮層が「売れない自分には何もできない」とそれぞれ思い込んでしまえば、問題が可視化・解決されるわけもないですよね。想像力を使って連帯しつつ、待遇調査を急ぎたいところです。
「言葉の向こう側には生身の人間がいる」という想像力を保つだけでも、だいぶ変わってくると思うのですよね。本のフェアトレードも、書籍に印刷された活字の向こうには生身の人間がいるという想像力を喚起する一助でありたいです。
「言葉の向こう側には生身の人間がいる」という想像力を保つだけでも、だいぶ変わってくると思うのですよね。本のフェアトレードも、書籍に印刷された活字の向こうには生身の人間がいるという想像力を喚起する一助でありたいです。
今回は「軽出版」というDIY的な出版を提唱・実践しておられる仲俣さんにお話をうかがいました。
冒頭から報酬についてかなり直球な話になり、そのまま一気に最後の質問まで駆け抜ける感じの記事になっています。週末にぜひお読みください。 fairtradebook.org/2024/11/15/i...
今回は「軽出版」というDIY的な出版を提唱・実践しておられる仲俣さんにお話をうかがいました。
冒頭から報酬についてかなり直球な話になり、そのまま一気に最後の質問まで駆け抜ける感じの記事になっています。週末にぜひお読みください。 fairtradebook.org/2024/11/15/i...
メシが食えねば
本書けず
メシが食えねば
本書けず
解説記事をしっかりと読んでくださった方ならば、自分にとって最適な形へとチップの受け取りページを設定できることがおわかりなはずなので、どういう設定にしようかという段階に考えが進むでしょう。そもそも、pixivやPatreon使っているクリエイターはすでに考えていることですよね。
解説記事をしっかりと読んでくださった方ならば、自分にとって最適な形へとチップの受け取りページを設定できることがおわかりなはずなので、どういう設定にしようかという段階に考えが進むでしょう。そもそも、pixivやPatreon使っているクリエイターはすでに考えていることですよね。