https://warumononomonooki.hatenablog.com/
逆に言えば、兄機や金剛先生に託された機能から見れば「人間性センサ」の感度を高めるインセンティブはあまりない。彼らの機能は徹頭徹尾人間のための人間の裁定であって、人間の埒外に対しては何の関係もない。彼らの任務は「人間の否定」であって、それは「自己嫌悪」というどうしようもなく人間的な欲望の肥大でしかない。フォスの「宗教的」な解脱が人間性の脱落という点では大失敗であった一方で(なぜなら宗教は人間的なものだから)、自然的な崩壊(石ころ化)が人間性の脱落という点で大成功だったのは、そこに人間の意思が介在していないからだ。
この観点に照らせば、金剛先生の機能を引き継ぎ、一万年を経て解脱したかに見えたフォスですら、なおも「人間的なものへの恐れ/自己嫌悪」を孕んでおり、「兄機的にそれは『人間』じゃないんけ?」と疑問に思った。人間性を持たない神格存在が都度の自分の状態を「人間的か否か」で評価するはずがなく、多分あの状態のフォス(と兄機)はまだまだ「人間」なんだよな。人間に設計された兄機のセンサがザルなだけで。
逆に言えば、兄機や金剛先生に託された機能から見れば「人間性センサ」の感度を高めるインセンティブはあまりない。彼らの機能は徹頭徹尾人間のための人間の裁定であって、人間の埒外に対しては何の関係もない。彼らの任務は「人間の否定」であって、それは「自己嫌悪」というどうしようもなく人間的な欲望の肥大でしかない。フォスの「宗教的」な解脱が人間性の脱落という点では大失敗であった一方で(なぜなら宗教は人間的なものだから)、自然的な崩壊(石ころ化)が人間性の脱落という点で大成功だったのは、そこに人間の意思が介在していないからだ。
この観点に照らせば、金剛先生の機能を引き継ぎ、一万年を経て解脱したかに見えたフォスですら、なおも「人間的なものへの恐れ/自己嫌悪」を孕んでおり、「兄機的にそれは『人間』じゃないんけ?」と疑問に思った。人間性を持たない神格存在が都度の自分の状態を「人間的か否か」で評価するはずがなく、多分あの状態のフォス(と兄機)はまだまだ「人間」なんだよな。人間に設計された兄機のセンサがザルなだけで。
この観点に照らせば、金剛先生の機能を引き継ぎ、一万年を経て解脱したかに見えたフォスですら、なおも「人間的なものへの恐れ/自己嫌悪」を孕んでおり、「兄機的にそれは『人間』じゃないんけ?」と疑問に思った。人間性を持たない神格存在が都度の自分の状態を「人間的か否か」で評価するはずがなく、多分あの状態のフォス(と兄機)はまだまだ「人間」なんだよな。人間に設計された兄機のセンサがザルなだけで。
--マイケル・ポラニー『暗黙知の次元』pp125-126
--マイケル・ポラニー『暗黙知の次元』pp125-126
私なんかはそこから「やっぱ正義って碌でもないですね」となるわけだけど、彼女はそうは考えないのでしょう。
私なんかはそこから「やっぱ正義って碌でもないですね」となるわけだけど、彼女はそうは考えないのでしょう。
私なんかはそこから「やっぱ正義って碌でもないですね」となるわけだけど、彼女はそうは考えないのでしょう。