asaomi/朝臣
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同人ホラー作家。映画と民族学がちょっとわかる
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◎あなたのサークルは 12月29日(日) 東地区 “パ”ブロック-28a(東5ホール) に配置されました。

冬コミ(C105)、お席いただきました。
「ホラーシナリオを書くための恐怖の研究」として、言語学や民俗学の理論を紹介したり、有名なホラー映画の脚本分析を書いたりする予定です。
駅に着いたので、「じゃあ何で我々は両極端なホラーを好まないの?」の項はあとで書きます
December 7, 2025 at 1:23 AM
「ホラーにおいては、解決と解明のどちらか片方だけが達成されている作品が好み」という分析が流れてきた。

いいね、ちょっと考えてみよう。
ホラーの基本要素は、おおむね恐怖と嫌悪感の2つだ。
恐怖は何らかの危険があること、嫌悪感は何らかの秩序侵犯があることが前提である。これは解決・解明という枠組みに適用できそうだね。(続く)
x.com/machi_trpg/s...
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December 7, 2025 at 1:21 AM
『落下の王国』(2006)も観たよ!
衣装・美術の絢爛さに舌鼓を打ったのは言うまでもないけど、ストーリーも意外に分かりやすくて高評価。
高尚なテーマや難解で抽象的なストーリーだったらどうしようかと。

お話の主軸は、腕を折った少女と足を折ったスタントマン青年が入院する病院で、青年が少女に語る御伽噺が、宣伝でよく目にする美麗なシーンたち。
コメディのテンポもいいし、青年が御伽噺を通じて自らの心の傷を語り直していく流れも普遍的なテーマで良い。
これはマニア以外も広く楽しめる良作ですよ。
eiga.com/movie/104560/
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November 30, 2025 at 9:11 AM
『笑む窓のある家』(1976年)観た!
脚本の良さについては語るまでもないが、本作ならではの美点はやはり狂気の芸術にまつわる恐怖を扱っているところだろうね。

秩序ある社会において、狂気とは病的であり隔離・治療されなければならない状態とされるものだけど、例外的に狂気が許容、ときには称揚される分野の一つが芸術。本作においても、レニャーニが遺した作品は社会に組み込まれつつも狂気の痕跡を色濃く残す、異物としての存在感を持っている。
それに魅入られ、深く足を踏み込んでしまった主人公が、やがて本当の狂気を目の当たりにするのは大変納得がいくストーリーなんだ。
eiga.com/movie/104617/
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November 30, 2025 at 8:56 AM
成熟した資本主義下において、反抗や脱法行為は危険そのものではなく「危険のシミュレーション」として商品化されている、との指摘。

一応、古来から「異なるもの・危険なものを制御下のもと呼び込む」行為は祝祭として存在しているね。
現代においては、それが特別な日のみ起こることではなく日常化していることが特異的なのではないか。
(→資本主義はあらゆる伝統をその力動のもとで破壊する)

つやちゃん|Ado、ちゃんみなからシーシャ、CBDまで——コンプラ社会をサバイブするカギは「グレーを嗜む美学」【伝染するポップミュージック】
ashita.biglobe.co.jp/entry/column...
つやちゃん|Ado、ちゃんみなからシーシャ、CBDまで——コンプラ社会をサバイブするカギは「グレーを嗜む美学」【伝染するポップミュージック】 - あしたメディア by BIGLOBE
清潔さを求めるコンプライアンス社会の裏で、「ズラす美学」や「安全な不良性」がカルチャーとして広がっている。資本主義の論理が加速する中で、“グレーゾーン”をどう嗜むかが、新たな生き方の階層差を生む——|文筆家・つやちゃんの連載「伝染するポップミュージック」。
ashita.biglobe.co.jp
November 28, 2025 at 5:27 AM
「紅玉」だけだと林檎か紅茶かわからないのだよ
November 28, 2025 at 4:04 AM
『果てしなきスカーレット』、予告編では興味を惹かれなかったけれど
要素としては「異界との交わり」「判断の留保(to be or not to be)」など好みの要素に満ちてるらしいと気づいた
November 25, 2025 at 12:45 AM
この週末は9本の映画を観ました
November 24, 2025 at 3:24 PM
なぜなぜ分析、ほとんどの問題は「資本主義が悪い」か「ホモ・サピエンス・ボディの設計ミス」に行き着く
November 19, 2025 at 8:40 AM
前回の発言から11日かぁ。
前日くらいの感覚なんだけれど、最近は生きるペースがそれくらいになってしまっているんだよね。
November 14, 2025 at 2:55 PM
とはいえ、この巨大集積都市における「すべての土地は収益性がなければならない」という圧力はとても嫌いである
November 14, 2025 at 2:53 PM
フェティシズム研究書を取り出す途中で出てきた『ホラーは誘う ダーウィンに学ぶホラーの魅力』(マティアス・クラーゼン 著、小沢茂 訳)を読み始めてる

複数の研究領域を縦断しながらホラーの分析を進める内容はとてもよいのだが、既存の研究にけっこうケンカ腰な言い回しが意外にも読みづらい……原著もこういう書き方なのかな?
November 2, 2025 at 3:26 PM
フェティシズムの定式である「失われた何かの代替物として特別視されるモノ」というのはかなり応用が広いと思うんですよね。
「失われた何か」は突き詰めると元から存在していなかったという点も含めて、なんかスムーズに精神分析理論に繋がりそうだけど、いったん保留中。
November 2, 2025 at 2:20 PM
ふと見つけた『人形メディア学講義』を読んでる。
澁澤龍彦の人形論への拡張を試みるのが大変興味深くて、しかし読み進めるほど、こういう実践的に近い内容は先に理論を抑えるべきでないかという思いも強まる。
まずは読みかけの『フェティシズム研究1〜3』、次に金森修『人形論』かな〜。
November 2, 2025 at 2:16 PM
武夷岩茶 奇蘭、美味すぎる
誰かに「美味いお茶が呑みたい」と聞かれたらまずこれ勧めるくらい美味い
November 2, 2025 at 4:34 AM
これまでの人生で国旗を焼こうと思ったことは一度もないけど、改めて禁止するかもと言われると、なんだか焼いてみたくなってくる
これが法と欲望……!
October 24, 2025 at 7:17 AM
Reposted by asaomi/朝臣
科学◆23日、ツタンカーメンの第2の棺のふたが取り除かれる。中から第3の人型棺が現れる。 =百年前新聞社 (1925/10/23)

▼ツタンカーメンの3番目の棺を調査する考古学者、ハワード・カーター氏
October 23, 2025 at 12:01 PM
岩茶とか単叢茶とか、ふだん呑んでる紅茶(おいしい)の20倍くらいの値段がスタートなんですね
October 15, 2025 at 4:50 AM
気づいたら目の前に中国茶の沼(比喩表現)が広がってる……
お金いくらあっても足りなさそう……
October 15, 2025 at 4:48 AM
欠如や空虚なシニフィアンとホラーの話は、去年出した評論同人誌に書いてたけど、シンボル(文化記号)に対応するジャンルには民俗ホラーへの言及に留まっていた。
もっと広範に適用できそうで助かる。
中盤、欠如を示すシニフィアンの話をずっとしているようである。
心霊現象のようなインデックス(物理的因果関係)における欠如ではなく、「街があるんだから人もたくさん居るよね」という社会的法則、つまりシンボル(文化的対応)の欠如に対応するんだね、リミナルスペース。
October 11, 2025 at 2:38 PM
朝臣さん、ストレス自体よりも、ストレス環境下でめっちゃたくさんお茶を呑むことによる水分量とカフェインで体調を崩しがち
October 10, 2025 at 8:10 AM
公明党、公衆衛生の領域においてはかなりまとも政党だったので評価してるよ
October 10, 2025 at 8:06 AM
目次を見るに、伝統的な崇高さは解説なしだね。
まあ確かに蛇足かもしれない。
October 4, 2025 at 3:40 PM
では実際に読んでいこう。

序文。
リミナルスペースにおいては「舞台の場所自体に恐怖の主役を演じさせるようになった」とな。
なるほど、直近の『8番出口』(=怪異が登場する異界)のイメージが強かったけど、本来はもっと場所自体の不気味さを楽しむジャンルなのかな。
となると、具体的な脅威が存在する「恐怖」というより、まだ脅威が存在しない「不安」の領域に属するのかも。
『リミナルスペース 新しい恐怖の美学』入手。
読む前に自分の考えをまとめておこう。

書名に美学とあるから、伝統的な崇高さ(山岳・渓谷・廃墟など)との比較検討があるかもしれない。
こういう対立軸を持ってリミナルスペース(地下空間・通路・どこまでも並ぶ団地など)を眺めると、そこには神・自然の不在が際立つね。
伝統的な崇高さは、人間のスケールを遥かに超えた概念によって人間の矮小さを際立たせるものだ。
一方のリミナルスペースは人工物による茫漠とした空間であり、神や大自然の雄大さとは異質であることがわかる。
www.filmart.co.jp/liminal/
動く出版社 フィルムアート社
www.filmart.co.jp
October 4, 2025 at 3:34 PM
そういえば『ゾンビと資本主義』は名著だったね。
別に消費社会批判だけでゾンビが語りつくせることはないが、消費社会批判なしにゾンビを充分語ることもできないわけですよ。
www.kousakusha.co.jp/BOOK/ISBN978...
ゾンビと資本主義/工作舎
19世紀のハイチに「生ける死者」として現れ、ホラー映画の主役となったゾンビ。資本主義や社会問題と結びついたゾンビ表象を、現代思想の手法で読み解く。
www.kousakusha.co.jp
October 4, 2025 at 3:26 PM