#明るい時に見せて下さい
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楽しそう！素敵ですね😆
明るくて見ているだけでも浮かれてしまいそうです🤭✨

ここはのどかな場所なので、残念ながら私の活動時間と行動範囲にはイルミネーションなる華やかさとは無縁…😣

茄子世さんがここを思い出した時にでも、もしよかったらまた見せて下さると嬉しいです✨✴
November 9, 2025 at 9:04 AM
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職人フィニッシュ

#うさぎ
#午前３時半
#明るい時に見せて下さい
January 29, 2025 at 10:31 AM
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ｽｻｽSS　1/2

✕でタイムアップって言ったけど、もったいない精神でクリスマスネタ仕上げました🎅

💐バ、シン花シン。まだ両片想い。
「素敵なクリスマスイブをー！」 　ヒビキがお客さんを見送っている声が明るく響く、十二月二十四日の午後七時。 　もうすっかり日は沈んだが今年は平日、花屋には閉店までの残り三十分、仕事帰りの人たちが駆け込んで来る。 　この日に、どうしても花を贈りたい誰かがいる。そんな人たちが。 　…今頃きっと、あの人も家族でクリスマスの食卓を囲んでいるんだろうな。 　そんな風に思い浮かべてから自分でも驚いた。常連と呼べるお客さんは他にもいるが、考えているのは或る特定の一人のことだったから。 　その人の家族のことを考えて吐いた溜息に、冷たい胸がキュッと締め付けられたから。 「あ」 　あ？ 　不意にヒビキがくるっと踵を返し、こっちへ突進してきた。 「私、ちょっと休憩してくるわ！」 「ああ、そりゃ構わないが」 　なんなんだ、いきなり。 　訳も解らず、店長がケーキを買って置いてくれた店の奥の小さな冷蔵庫を、鼻歌交じりで開けているヒビキに首を傾げた時。 「…Hi,イサミ」 　店頭から聞こえた遠慮がちな声に、心臓が飛び上がるほど驚いて振り返った。 「い、らっしゃい。スミスさん」 　そこには、ついさっき思い浮かべていた人が、少し困った顔で立っていて。 　腕には幼稚園児の娘さんを抱っこしていた。 「sorry,忙しい所だとは思ったんだが、ルルが『どうしても、イサミとクリスマスしたい』って言って聞かなくてさ」 　尤も、当のルルはこの通り、寝ちゃったんだけど。 　言いながら見せてくれた、防寒対策が完璧な幼稚園児のふっくらした頬。 　力強い父親に抱っこされてすっかり安心しているのか、釣られて表情が緩むほどの幸せそうな寝顔だ。 「もうすぐ仕事が終わるかな、イサミから今夜は駄目だって断って貰えたら、この頑固なお姫様も聞いてくれるかも知れない。って思って…」 「駄目もなにも、奥さんはいいんですか？　置いて来たりして」 　あ、これこそ〝駄目〟だ。 　自分で口にした言葉で胸が絞られるように痛む。 　さっき吐き出した溜息よりも、更に痛い。 「wife…？　…あ。いや、うちは俺とルルの二人だよ」 　言いながら優しく抱えたルルを揺すり上げる。 　え？ 「え、…そう、なんですか」 「そうなんだよ」 　立ち入った話を訊くのも憚られたけれど、柔らかく答えて頷いた姿に、その場へ崩折れてしまい そうなほど安堵した自分が確かにいる。 　あー… 「イサミ？」 「ルルは暖かくして貰ってても、スミスさんが冷えるでしょう。どうぞ、中に入って下さい」 　顔色が出にくいタイプで良かった。目元が熱を持ってるほどだから、よく見たらきっと赤くなってる。 　じゃあお言葉に甘えて。と店の奥に向き直ったスミスさんのこと、ヒビキが顔を覗かせて迎え入れている姿を、その人の背中越しに見ながら。 　思わずみぞおち辺りでぐっと拳を握りしめたのは、誰にも見つかっていない…と思う。 　 　 「あとは掃除だけ？　ああ、事務があるのか」 　じゃあ力仕事は俺に任せて、ヒビキはルルのこと、温かくしておいてあげて？ 　そう言って片目を閉じたスミスさんのことを止めようとしたけれど、ヒビキが先にお言葉に甘えたもんだから成り行き上、閉店を手伝って貰うことになって。 　この人は誰にでもこうして明るく気遣いをするんだろうな、と思うとまた胸がズキズキする。 　なんだこれ。 　初めて感じた感覚だけど、不快じゃない。むしろ、この寒い中セーターを脱いでシャツの腕を捲り、子供みたいに元気よく床にデッキブラシを掛けている姿を、気付いたらぼーっと眺めてる自分に気付く。 　それから、…こんな時間でなけりゃきっとルルの〝お願い〟に託つけて、クリスマスの夕食にお呼ばれしたんだろうな。と想像している。 　三人で囲む食卓を思い浮かべれば、今度は背中にぶわっと汗が吹き出るほど身体が熱くなった。 　…そうだ。 「あの。スミスさん」 「ん～？　なんだい？」 　聞いたことのないメロディーを鼻歌で唄ってたスミスさんが、上機嫌で振り向く。 「これ、廃棄しちゃうのは可哀想なんで、貰ってくれませんか？」 　差し出したのは、赤いバラの花を束にしたもの。十本ある。 「え、…いいのかい？」 「手伝って頂いたんで」 　感謝の気持ちです。ってのは半分言い訳だ。どうしてもこの人にクリスマスプレゼントをしたい、なんて思ったのは身内以外で初めてのことだった。 　もちろん本当は廃棄するものじゃない。蕾から開いたばかりの薔薇。ヒビキが奥から口パクで『安くしとくよー』なんて言ってるが、冷やかしはこっちがお断りだ。 「Thank you,こっちからは、何もお返し出来ないけど…」 「いえ。先に貰ってます」 「え？」 　不思議そうに首を傾げる姿に、〝安堵〟を貰いました。…なんてのは、流石に言えない。
December 25, 2024 at 12:19 PM