#怒っている時のキミがみたい
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スミイサスミSS。怒濤に揉まれすぎた結果の出力です。
普段ｽｻｽなリバップルですが、今回はイサ下っぽい表現かもしれない。
同居軸、アフストどころか全て通過成立済の番い。

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印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「〝見せられないよ！〟」、「@ru-10」と記載されています。 以下は本文の内容です。 　何より、Japanのキミの家族のことを考えると。 「俺の意見は変わってない。が、キミはそうもいかないみたいだね？」 「おう」 　む、と口を噤んだイサミが目の前で頷く。 　ダイニングテーブルを挟んで向かい合い、傍目にはどんなSeriousな話し合いをしているのか？と思われるだろう状況だ。 「はっきりさせてえ」 「我が家の中ではっきりしてるだけじゃ、ダメなのか？」 「もうダメだ。嫌だ」 　こんな時に目尻が下がるのはおかしいのかも知れないが、イサミがこんな風にはっきり意志を主張してくれるのは嬉しい。 　実際、俺よりも遥かに感情に素直な人だと思う。素直になれた、とも言うね。 「解った。前向きに検討するよ。けど一つ訊いておきたい」 「なんだよ」 「急にどうしたんだい？ほら。以前の話し合いではキミが譲歩してくれただろ？」 　視線が、テーブルの上の自分の手元に落ちた。子供みたいに拗ねてる時の仕草だ。俺が必ず〝こっちを見て〟って言うのが解ってるから。 「…近頃さ」 「うん」 「街中、どこにでもブレイバーンだ」 　そうだね。 　隠し通せないならいっそ、外宇宙からやってきたスーパーヒーローロボット〝ブレイバーン〟！として、人類に友好的な存在であることをアピールしていく。この方向性は悪くないと思う。 　変身ヒーローは正体を隠し通すべきものだし、俺自身に否やはない。むしろカッコいい。 「擦れ違う子供、男の子も女の子も関係なく、みんな手にブレイバーンの玩具を握ってた」 　うん。 　子供は手に、大人はキャビネットに。 　なんなら俺の部屋にも三体居るよ。ブレイバーンとバーンブレイバーンとブレイサンダーで！ 「…お前、俺だけの機体だよな？」 「当然だろ？」 　イサミが搭乗して初めてブレイバーンは完成するんだ。俺がロボットになっただけじゃ何もかも足りない。二人で一体のHeroだ。どうして急に、そんな当たり前のことを… 「…だから。世界の英雄かも知れないけど、俺だけのものだ、って」 「…イサミ？」 　覗き込もうとした視線を横に逸らされた。目元が少し赤い。 「もしかして、ヤキモチ？」 「…悪いかよ」 「悪いわけないだろ！」 　ガキみたいだって思ってんだろ！なんて不貞腐れてるけどさ。だったらそんな子供じみてるキミをCuteだと思ってる俺は、もっと大問題じゃないかな。 「大丈夫だよ」 「何が…」 　お前はそうやって、すぐ根拠のない〝大丈夫〟だ。 この頭ブレイバーン。って言いながら、視線をちらっとこっちにくれる。頷いて返した。 「俺はキミとじゃなきゃ戦えないし、今ブレイバーンに夢中な彼らもいつか、自分だけのHeroを見つけるんだから」 　スパルガイザーに憧れた俺が、そうだったようにね。 　何か言いたそうに、口をぱくぱくと動かしたイサミだけれど。 　やがて眉間に深い皺を寄せて、こっちを決然と見上げてきた。 　照れとか、表情に喜びが全て表れてしまいそうだとか。そうした感情を誤魔化そうとする時の、キミの仕草。 「今すぐ」 「うん？」 「いま、乗せろ」 　もちろんOkayだ、俺だけのPilot. 　口先だけじゃない。行動でキミに示すさ。 　…これでも尚、俺達のことを世間に公表したいって言うのなら、譲歩してもいいかな。とは思ったんだけど。 　今回も納得してくれたみたいだ。 　この胸に抱かれ俺の心臓になって、何もかも満たされた風に、目を閉じながら。
January 28, 2025 at 2:25 AM
nitoitiya.bsky.social
#怒っている時のキミがみたい
怒っている時のキャラクターの表情を描きたい方向けのテンプレートを作成しました。ご自由にご活用ください。
#創作テンプレート
#倉庫のテンプレート
October 12, 2025 at 12:27 PM
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これで年内のｽｻｽ強化期間は終了、のはず
ｽｻｽに関して後は地下に潜ってえちちなのを準備予定

アフスト通過後の同居軸、スミイサスミSS
本編とアフストでは（人間では）言葉にしてないからこそ、二次創作では言わせたい
印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「〝愛してるって、言え。〟」、「@ru-10」と記載されています。 以下は本文の内容です。 「スミスとイサミ、喧嘩してる。ガピ」 『へー珍し。原因は？』 　まあどうせ痴話喧嘩でしょ。言ってヒビキは笑ってる。ちわげんか。って、普通の喧嘩と違う？ 　うち、広いのに寝室からリビングまで、声が聞こえてる。 　ふたりとも、平和になってから大きな声、出したことない。喧嘩もしなかった。ルルの前では、かも知れないけど。 『その辺はあいつらも大人だし、分別があるんだよ』 「ふんべつ」 『子供の前で夫夫喧嘩はしちゃ駄目。…あ、ルルちゃんはもう心は大人だったっけ』 　んー。 　大人だけど、少しずつ。 　あの頃の記憶を残して、心はひとつに溶け合ってる気がする。 　スミスとイサミの前では、子供のままでいいかな。…あの未来のこと、オジサマのこと、みんなで頑張ったこと。絶対に忘れないけど。 「なんでだよ！」 　ドアの向こうからくぐもった感じで聞こえてくる。 　イサミが怒ると、背中の毛がぶわわって逆立つ黒猫みたいなの、ブレイバーンに怒ってたのを思い出す。 「一度も二度も一緒だろうが！」 「No,違うよ！一度目のあれは勢いだったから、二度目はちゃんと、相応しいSituationでなけりゃ！」 　スミスの方は本気で怒ってない。あれはイサミに解って欲しいだけ。本気で怒ってる時、目が氷みたいに冷たい。ルルやイサミにはしないけど。 　けど、普段から声大きい。すごく通る。 「お前なあ…そう言って！いつまでも逃げるつもりか！」 『なにあれ。日本（こっち）にまで筒抜けなんですけど』 「んー、スミス、人間なって一度も、I love you言ってない。って」 『…すごいわ。どこに出しても恥ずかしい痴話喧嘩だよ、それ』 　ピガガ。 　クリスマスもいつもの感じで流れて終わったから、イサミ、ちょっと拗ねた。 　それをスミスが宥めようとしたら、ああなった。そこまで聞こえちゃったんだ…ってヒビキ、呆れてる。 「大体キミからだって、一度くらい言ったっていい筈だろ！」 『お。スミスの奴、言えるようになったじゃん』 「ガーガピー。いまのも、勢い？」 『あー…なるほど…』 　そこにいないのに、イサミ、確かに。って顔でたじろいでるのが目に見える。それはそう。ツガイ、おたがいさま。ルルは言える！ 「そ、れは、…」 「キミが言ったら俺も言う。これで一対一、Fairだろ？」 　うんうん。て画面の向こうでヒビキが頷いてる。 「俺は！勢いなんかで言いたくねえんだよ！」 　頭冷やしてくる！って言って、イサミ、廊下に出てスミスのこと寝室に閉じ込めた。 　そんなに怒ってるのに、リビングに来てルルのこと 見て、聞こえてたか？ってゴメンナサイした。 『ガキねー』 「あ？聞こえてんぞヒビキ」 『聞こえるように言ってんのよ。なに意地張ってんだか』 　まあスミスはスミスでへたれなんだけど…って、うん。 「うるせえ。意地張ってんのはあいつの方だろ」 『だからさー。こう言う時は大人になった方が勝ちじゃない？』 　いい年して、子供までいるのにガキなんだから！ 　…やっぱりヒビキ、イサミのこと扱うの、上手ガピ。 「ああ、そうかよ！ガキにガキ扱いされんのは癪だからな！先に俺から言ってやるわ！」 　くるっと、方向を寝室に変えて。 　大股で戻ってくイサミを見て、ヒビキが吹き出した。 『ほんっと、ガキだねー』 「ピガピガ」 　ちょっと解った、気がする。〝ちわげんか〟好きだから、する喧嘩のこと。 『正解。』 「ガピ。」 　やった。 　自分の勇気のなさと、そこまでイサミが望んでくれてる〝都合の良い〟事実を巧いこと消化出来ないのと、子供みたいなイサミ、かわいいな…と思うのとでしばらくぼんやりしてたけど、追いかけた方がいい事にようやく気付いて。 　寝室のドアノブに手をかけ、ようとした瞬間、がちゃりと回って勢いよく開いた。 「わ」 　あ、イサミだ。 　目の前に、なぜか目元を染めて憤慨してる顔のイサミが現れた時、ちゃんと言わなきゃと心に決めた言葉が口をついた。 　彼が望んでくれているなら。 　あえて言葉にしなくたって、ひとつになれば幾らでも伝わる想いだけれど。 　それでも、…キミが望むなら、俺はなんだって。 「イサミ、俺」 「お前のこと、」 　…二人のI love youが、正面衝突した。 『どう？ちゃんと仲直りした？』 「んー。部屋の入口のとこで、向かい合って、Freezeしてるガガピ」 『なんで』 「あと、スミスの頭の上、ちいさいブレイバーン、いる」 『？？？』 「いさみー。だいすきだー。って叫んでる。ガピ」 　あ。それは反則だ！って。 　イサミが、照れた声で叫ぶのが聞こえた。
December 26, 2024 at 5:02 AM
kuronekor21.bsky.social
1️⃣についてもちょっと書くか。
デートプランとかは何にも考えてないと、「私に興味ないんだ……」って傷つくし、完璧なデートプラン用意すると「釣り合ってない。こんな時2️⃣なら」ってズブズブと深みにハマる。
性格的にはちょっと脆くて、一緒に歩いていけて、優しい人じゃないかな（ただし、一線はあって怒ることはハッキリと怒るタイプ。結婚前夜のび太、性別違うけど孤城の喜多村先生みたいな感じかな）。
年下の面倒見ないといけないタイプは本人にそこまでの余裕がないと思う。家族の事があるし、口ではあぁ言ってるけど決意するのと目の当たりにするのは全然違うから。
コンパクトにすると「キミは今どうしたい？」が口に出せる人。
April 9, 2024 at 9:34 AM
tidori.bsky.social
そもそも論であれなんだけど、諸悪の根源みたいに言われる妊娠時の穂高先生の発言が、それほど悪いとも思えないんだけどもね

仕事頼んだら倒れちゃったから心配になって聞いてみたら妊娠してるのか、じゃあ休めば？っていうので、そんなに怒る必要がある？

「休むと女性に弁護士は務まらないってなりそうじゃないですか」
「休みながら弁護士を続ける方法を考えていこうよ。そのまま仕事続けて倒れてキミが死んだら、もっと女性に弁護士は務まらないってなっちゃうよ」

って対話することも可能じゃん

いきなり「やめたらぁ！」ってなんなよ
そりゃ、よねも怒るだろ

対話を否定したのは寅子じゃん
July 5, 2024 at 1:55 AM
myui03sk.bsky.social
X（旧Twitter）でみた「好きな人ってどんな人？」のイデアをもとに書いた140文字を焼き直し。ちょっとは甘くした……はず……（当社比）
1200～1400字くらいのSSって情報の取捨選択が難しくて楽しい。
文章がどんどん細かくなって冗長になるタイプなので訓練にいいかもしれない。

古代エメ×光♀+ヒュ
　わたしがそんな問いかけをすると、心底嫌そうな顔でこちらを一瞥する青年の向こう側で、盛大に吹き出す声が聞こえた。 　かの人――ヒュトロダエウスは、無視を決め込もうと視線を戻す友人を、肩を震わせながら「答えてあげないのかい？」と言いたげな表情で見やる。 　そうしてややあって……大きな溜息がひとつ。 「……その質問の意図はなんだ」 　金の瞳で睨まれると、しどろもどろになってしまう。顔が熱くなって、わたしは思わず目を伏せて黙り込んだ。 　そんなわたしを見て、二人は顔を見合せた。 「フフ……懐かれてるねぇ。ねえ、やっぱりこの子――」 「やめろ、皆まで言うな」 「えぇー、可愛いじゃない！　ほら、『気になる人へ想い人がいるか確かめる使い魔』だったり！？」 「悪い冗談はよせ……そもそも、あいつはそんな奥ゆかしさと無縁だろう」 　 　わたしはそこで、ぎゅっと拳を握った。こんなこと、聞くんじゃなかったな……と後 悔の念が湧き上がる。 　《アゼムの使い魔》――それを都合がいいと受け入れたのは自分だ。でも、彼らにそう思われる事は、ちょっと……いや、それなりに堪えた。 　胸の奥を握られたような苦しさに目を閉じたあたりで、いつのまにか彼らの会話が消え、静寂が訪れているのに気がつく。 　おそるおそる見上げると、二人とも揃ってわたしを見つめている。ヒュトロダエウスは心配そうな困り顔で。エメトセルクは、いつものしかめ面に見えて、視線が僅かに左右に揺れている。それは、「お願い」を粘った時、垣間見た表情によく似ていた。 　動揺？　狼狽？　言い表すとしたらそんな感じだ。 　 　エメトセルクは私と目が合うと、はぁ、と小さく息をつく。 　 「なんにせよ、こいつにはこいつなりの思いがあるだろう。使い魔だろうがそうでなかろうがな……」 「……確かにそうだね、キミの気持ちはキミだけのものだ」 　柔和に微笑む青年は、わたしの頭に優しく手を乗せ、「ごめんね」と呟いた。 　しかめ面の青年はふいと目を逸らした。 　 　そんな彼の様子をみて、わたしの頭に置いていた手がひょいと人差し指一本の形になり、名案！　といった面持ちで笑ってみせる。 　 「そうだ！　エメトセルクが答える前に、キミに聞いておこう！　キミの好きな人って、どんな人かな？」 　……今度こそ顔から火が出たに違いない。 　しかも、思わずエメトセルクを見つめてしまったのだから、それはもう答えでしかなくて。 　 　見つめられた彼は……意外にも口元に手を当て、先ほどと同じように目をわずかに泳がせている。 　 　ヒュトロダエウスは、わお、と一声発したのち、にっこりと笑った。 「さて、ワタシの善良なる親友は、きっとキミの問いに答えてくれるに違いないね？」 　 　エメトセルクは、口元の手をから眉間に指を伸ばし、たっぷり時間をかけてから、口を開く。 　 「まあ……分かりやすく素直なやつは、嫌いでは……ない」 　 　そう口にしてから、苦い顔で舌打ちをすると怒ったように足を速めて行ってしまった。くすくすと笑いながら見送る青年が目を細めて言う。 　 「エメトセルクはね、そばにいて守ってあげたくなるような人を放っておけないんだよ。キミみたいな……ね？」 　 　美しき友人がウインクをすると、そよ風がふわりと舞う。小さな恋を乗せて。
February 5, 2025 at 4:25 PM
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イサルイ🔞出来た！
今回は本当にｾﾝｼﾃｨﾌﾞ指定です。ご注意下さい。
前回の下手くそキスマ話の、はいってる方。
成人済みの方だけ見てね💚💙
　視界いっぱいに、だらしなく口を開き、濡れた目元を真っ赤に腫らした男の鏡像がある。 　乱れた呼吸に甘い響きが交じって聞こえる。 「なあ」 　後ろから耳の下に唇を押し付ける、キミの泣きそうな声が好きだ。鼓膜を撫でられるだけで膝から力が抜け、洗面台に縋ってどうにか身体を支えている。 　汗で張り付いたイサミの胸から、背中越しに激しい鼓動が伝わってくる。 「これでも解んねえのかよ…」 　何か応えようとしても、開いた唇が慄いて言葉にならない。 　脇腹に痛いくらい指を食い込ませたイサミが、更に容赦なく腰を叩きつける度、漏らした体液が床を汚しているだろうな…と思うのだけれど。 　次第に、そのイメージだけを残して思考の整合性は散漫になっていく。 「好きでもねえ男に、こんなこと出来るわけねえだろ」 　は、と熱っぽい息の塊が項に落ち、なあ、と再び駄々を捏ねるみたいに呻いた幼気な声とは裏腹に。怖いくらい硬くなったモノを前立腺に擦り付け圧迫されて、無意識に身体を撓らせている。 　鏡の中で、もう取り繕う術もない、みっともなく喘ぐ大柄な男の口の端からは糸を引く唾液が滴り落ちる。 　…怒ってるかな。 　俺の腹の中でこれだけ膨張してても、背後から映っている表情は歯を食いしばり、眉間に深く皺を寄せ、初めて俺の中に入った時と同じように呼吸を荒げて。 　性行為の間の顔を見せたくない。ひとつだけ出した条件が拗れて怒らせた以上、これは俺が悪い。 『こんな〝屈強な〟男の顔を見ながらしたら、萎えるだろ？』 　屈強な…可愛げのない。冗談めかして言ったつもりなんだけど、どうも彼の逆鱗に触れてしまったらしい。 　背中や肩に、ちくりと熱いような小さな痛みを覚えてそのたび、散漫に蕩けた意識が覚醒して身体が勝手にビクリと跳ねる。 「お前は、何を見てんだよ」 　俺のことだけ見ろ、お前相手にこんな興奮して、お前の中に入りたいって自分から望んでるのは、お前が…ブレイバーンが、まるで子供だった俺に性欲ってもんを教えたからだろうが！ 「なあ」 　…子供がぐずるみたいな声だね。 　ぐいぐいと顔を肩甲骨の上に埋めながら、それでも容赦なく突かれて感じるのも、達しそうになるのももう抑えきれない。 「ぅ、あ」 　ざわ、と身体の奥の熱で生じた悪寒に、全身が慄いた。 　中に出てる。怒りのあまりスキンを着ける間も無かったのを、ぼんやり思い出していたけど。 　想像よりはっきり解るその感覚を、〝嬉しい〟と思う気持ちの方がずっと強かった。 　鏡の中で、ばかみたいに弛緩した真っ赤な顔が、微かに笑っている。 　Dickには全然触られてないのに相変わらず粘着質の体液が滴り落ち続け、腹の中だけでイってる。 「や、だ、ぁ、あ…ーっ！」 　イサミ、好き、気持ち良い、止まらない、やめて、やめないで。 　支離滅裂な声が、己の意志で制御できない。 　…こんな〝好き〟が、怖いんだよ。 　キミに見られたらそれこそ眉を潜められそうで、怖かったんだ。 　けど。 「…ルイス」 　俺だって、お前のことが好きなんだよ。 　呟いて首筋にキスを落とした彼の顔は、柔らかくて、優しかった。 　ああ。キミが、好きだ。 　そのまま力が抜けて床の上に崩れ落ちた、尻の下に生ぬるい感触が漏れて濡らすのが解った。 　…ん？ 　ぼんやりと後始末や掃除をしてくれているイサミの姿を、シャワールームから眺めながら、瞬きした瞬間。 「どうした」 　あああああああ！ 　崩れ落ちた俺を心配してくれたらしく、慌てて駆け寄ってきたイサミの伸ばしてくれた腕を思わず振り払う。 「ごめん大丈夫、なんでもないから」 「でも顔、真っ赤だぞ…」 　大丈夫、平気、ちょっと独りにしてくれないか。と彼から顔を背けつつ首を振る。 　これカメラが、俺の中の記憶領域に！ 　…鏡の中の、俺と彼の痴態が、しっかり録画されてるね…。
December 6, 2024 at 11:22 AM