呪術廻戦の五悠、右虎、宿伏推し 虎杖悠仁だいすき！ 書くのは五悠と宿伏中心！ 基本的に受けはドM 性癖強い話しになります

オンラインだったりオフラインで活動中(現在こぎなき、ヴィク勇、五悠) https://marshmallow-qa.com/katsuki0702 ↑感想など頂けると嬉しいです😊

喧騒が遠退く。 視界の端では花見客たちが楽しんでいる姿があるのに、目の前の景色だけがこの世界の全てのように、それだけに集中していた。 目の前にいる彼とは視線は交わらない。 彼は薄紅色の花に夢中で、咲き誇る桜を見上げうっすらを笑みを浮かべている。 幸せそうな姿にじんわりと胸の中心が...

「虎杖悠仁くん？」 後ろから声をかけられて、振り向くとそこにはひとりの女性が立っていた。 可愛らしい声と同じように、可愛らしい顔立ちをした女性。 どこか育ちの良さそうな彼女を見て、悠仁はすぐに理解してしまった。 あ、これは五条先生絡みのことだ、と。 自分の恋人である五条の立場とか...

悠仁の運命の番は、この僕だ。 ずーっと書いてみたかったオメガバースです。 読むのは好きなんですけど書いたことはなかったし設定を熟知してるわけでもなく、＋御都合術式で世界線無視してるので、いろいろふわっと読んでいただけたら嬉しいです…。 ・28歳五条先生(α)×18歳五条先輩(タイ...

「お疲れー！」 「おう！」 「お疲れ、釘崎」 きれいに着飾り、いかにも大学生活をエンジョイしてますという恰好の女子が、プレートをもってやってきた。 すでに席について昼ご飯を食べる男子二人のところに合流してきたところだ。 「釘崎、それで昼飯足りんの？」 そう尋ねるのは虎杖悠仁。 「あ...

「どうすっかなぁ……」 十二月七日。既にクリスマスを意識してか、赤と緑の組み合わせが目立つ鉢植えが並ぶ花屋の店先にしゃがみ込んだ虎杖悠仁が、本日何度目かのため息をもらす。 物事をすっぱりと決めることの方が多い彼が、寒空の下でこうして頭を悩ませはじめてからどのくらいの時間が経ったろ...

俺が足を踏み入れた呪術師の世界は、今までの常識なんてこれっぽっちも通用しない。 呪いは人が生み出すもので、それを消し去り『祓う』ことが所謂任務と呼ばれる仕事で、それは高校生だろうと、十五歳だろうと関係ない。 怪我をしたり、体に穴が開いたりなんていうのはよくあること。明日が来るのが...

数合わせで合コンに行ったら五条先輩がいて、「俺が狙ってんのコイツ(悠仁)だから」って牽制する五条にまんまとお持ち帰りされちゃう悠仁の話 大学生くらいの現パロ Xで呟いた酒の席で悠仁を狙う五条が周りを牽制しまくるごゆor悠仁自身に狙ってるからって言う五条が見たいといったのが元ネタ 苦手な五条先輩がんばりました……誰か褒めて…… 同じテーマで優しい友が絵を描いてくれたのでリンク貼っときます(許可貰...

とある大きな街のとある大きな駅。 東口を出て真っ直ぐ行くと大通りに突き当たる。 そこを更に奥へ一本入るとキャバクラやホストクラブが軒を連ねる通り。 眠らないと言われるこの街はその名の通りネオンの光が煌びやかに店や看板を飾りたて、客引きが毎夜犯罪スレスレの争奪戦を繰り広げている。 ...