あとあんまり使いたい言葉じゃないけど海鈴は格が下がったとしか言いようがない
や、細やかな描写が多くて最初のバンドもこうしてボイコットに至ったんだろうなという納得感はあったけど

自分たちはこの微睡のような時間の中でしか息をできないのだから、この時間を終わらせる全ての要素を先送りにして少しでも延命を図るという退廃的な結果に落ち着いたことそのものはめちゃ面白いと思ってるけど、それを納得させるにはあまりにも仕込みが足りなかったかなぁ……

友達何人かで過酷語りしたけど、その時に多数出てきた「何も解決してないじゃん」という感想に対しては「祥子は様々な問題を認識しながらも解決をしないという選択を取ったんだからその上で評価すべき」という刀を振るい鍔迫り合いした

個人的には5話に春日影回持ってくるよう前倒しすればストーリーそのものは全く変えずとももっと高く評価してたかもな〜という感じです

で結局どうしてこうなったかと考えたらやっぱり7話に春日影を持ってくることにこだわりすぎたからじゃないかなってなる

7話にあの話持ってくるならもう8、9で再度モーティスやる暇ないし、どうしても7に持ってきたいなら初音か海鈴の仕込みは5、6から始めとかなきゃ間に合わさそうという感じ

描写の過不足や各々の尺の割き方、仕込みも足りないから10話で2曲やったとて全然到達しなかったと感じますね(9話までの空気からの解放いう方面でも足りないし、逆に仮初の再結成という悲壮感漂う演出だとしても足りないと思った)
どうしたって迷子10話が比較対象になる訳だから尚更といった感じ