まずはこの美しさ。
美しい球体に、宇治抹茶と徳島産の和三盆糖を合わせてまぶした粉がかけられている。
人の手で作られたとは思えない、ため息の出る美しさだ。
中身は求肥製の生地で飴餡を包んでいる。
飴餡は、餡に更に砂糖や水飴を混ぜて練り上げ、柔らかくて粘り気の強い餡にしたもので、その粘り気のある飴餡と周りの求肥との相性が最高に良いのだ。
お抹茶も美味しい。
先日、新宿伊勢丹の虎屋菓寮でいただいたお抹茶が美味しくなかったと記載したが、赤坂は安定の美味しさだ。
初出年代は享和2年(1802年)。十返舎一九の「東海道中膝栗毛」が出版された年。
まずはこの美しさ。
美しい球体に、宇治抹茶と徳島産の和三盆糖を合わせてまぶした粉がかけられている。
人の手で作られたとは思えない、ため息の出る美しさだ。
中身は求肥製の生地で飴餡を包んでいる。
飴餡は、餡に更に砂糖や水飴を混ぜて練り上げ、柔らかくて粘り気の強い餡にしたもので、その粘り気のある飴餡と周りの求肥との相性が最高に良いのだ。
お抹茶も美味しい。
先日、新宿伊勢丹の虎屋菓寮でいただいたお抹茶が美味しくなかったと記載したが、赤坂は安定の美味しさだ。
初出年代は享和2年(1802年)。十返舎一九の「東海道中膝栗毛」が出版された年。
新宿伊勢丹の虎屋菓寮は初訪だったが、お抹茶が美味しくなかった。
他の虎屋菓寮を知っているので、これは本当にびっくりした。
そもそも器を持った時の温度に違和感を感じた。明らかに高い。飲めば更によくわかる。熱すぎる。
湯の温度が高いからお茶の旨みであるグルタミン酸が引き出されていない。
ただカテキンだけの苦味がある泡立ったお茶だ。
虎屋菓寮であのお抹茶は無いと思う。
残念だった。
新宿伊勢丹の虎屋菓寮は初訪だったが、お抹茶が美味しくなかった。
他の虎屋菓寮を知っているので、これは本当にびっくりした。
そもそも器を持った時の温度に違和感を感じた。明らかに高い。飲めば更によくわかる。熱すぎる。
湯の温度が高いからお茶の旨みであるグルタミン酸が引き出されていない。
ただカテキンだけの苦味がある泡立ったお茶だ。
虎屋菓寮であのお抹茶は無いと思う。
残念だった。
2015年に、とらやのパリ店が35周年を迎えた時に作られたもので、先月伊勢丹の新宿店でのみで再販された。
エッフェル塔と凱旋門などのパリの街並みを表した練羊羹をオレンジ色の琥珀羹で作られた夕暮れが包んでいる。
2015年に、とらやのパリ店が35周年を迎えた時に作られたもので、先月伊勢丹の新宿店でのみで再販された。
エッフェル塔と凱旋門などのパリの街並みを表した練羊羹をオレンジ色の琥珀羹で作られた夕暮れが包んでいる。
名前の通り、藤棚に房をなして咲き誇る藤の花を意匠化している。
初出年代は、平成3年(1991年)。
名前の通り、藤棚に房をなして咲き誇る藤の花を意匠化している。
初出年代は、平成3年(1991年)。
上は桜色の道明寺羹、下は塩漬けにした桜の葉を刻んで入れた煉羊羹で、口に入れると仄かに桜の香りがする。
味もさる事ながら、桜が咲き誇る山里の情景が羊羹の中に広がっているこの美しさ。
とらやさんの羊羹の中でも出色の美しさだと思う。
初出は平成13年(2001年)
目でも口でも桜を感じられるこの羊羹は本当に素晴らしい。
上は桜色の道明寺羹、下は塩漬けにした桜の葉を刻んで入れた煉羊羹で、口に入れると仄かに桜の香りがする。
味もさる事ながら、桜が咲き誇る山里の情景が羊羹の中に広がっているこの美しさ。
とらやさんの羊羹の中でも出色の美しさだと思う。
初出は平成13年(2001年)
目でも口でも桜を感じられるこの羊羹は本当に素晴らしい。
黄色く染められた道明寺生地で御膳餡を包み、青笹の葉を衣のように巻いてあるので「笹衣」。
初出年代は、大正7年(1918年)
黄色く染められた道明寺生地で御膳餡を包み、青笹の葉を衣のように巻いてあるので「笹衣」。
初出年代は、大正7年(1918年)
とらやの「紅茶」羊羹は元から熊本県水俣市の石飛(いしとび)の天の製茶園で生産された和紅茶が使用され、白餡に混ぜて練り上げて作られた羊羹であったのだが、名前の変わる4/1にはその和紅茶に使用されている天の製茶園の「天の紅茶」が限定で販売されていた。
私は珈琲も飲むが紅茶派なので、それも圧倒的な紅茶派なので速攻で一つ買った。スタバによく行くくせにと言われそうだが、紅茶派なのであるw
とらやの「紅茶」羊羹は元から熊本県水俣市の石飛(いしとび)の天の製茶園で生産された和紅茶が使用され、白餡に混ぜて練り上げて作られた羊羹であったのだが、名前の変わる4/1にはその和紅茶に使用されている天の製茶園の「天の紅茶」が限定で販売されていた。
私は珈琲も飲むが紅茶派なので、それも圧倒的な紅茶派なので速攻で一つ買った。スタバによく行くくせにと言われそうだが、紅茶派なのであるw
とらやさんのおはぎをいただく。
右から小倉餡、白餡、黒糖餡。
春のお彼岸にお供えするのは「ぼた餅」、秋のお彼岸にお供えするのは「おはぎ」と季節によって名称が違うが、とらやさんでは春もおはぎとして販売されている。
どれも美味しいのだが羊羹に例えると小倉餡は「夜の梅」で黒糖餡は「おもかげ」という事になるか。
とらやさんのおはぎをいただく。
右から小倉餡、白餡、黒糖餡。
春のお彼岸にお供えするのは「ぼた餅」、秋のお彼岸にお供えするのは「おはぎ」と季節によって名称が違うが、とらやさんでは春もおはぎとして販売されている。
どれも美味しいのだが羊羹に例えると小倉餡は「夜の梅」で黒糖餡は「おもかげ」という事になるか。
蕗と独活の香りが口の中に広がる春を感じるおうどんでした。
薬味の自家製の柚子七味も良いアクセント。
蕗と独活の香りが口の中に広がる春を感じるおうどんでした。
薬味の自家製の柚子七味も良いアクセント。
クチナシで色を付けた黄色い蒸し羊羹の中に雲に模した胡桃、中央に羊羹製(こなし)の白い月が浮かぶ朧月夜の情景。
「春風たなびく空を見れば♪」の唄が頭を巡る。
この「朧月」は製法が面白く、蒸し羊羹の中に「こなし」が入っている。
とらやさんの羊羹製とは一般的には「こなし」と言われる製法で、白餡に小麦粉や上新粉などを混ぜて蒸したものに更に砂糖などを混ぜて硬さを調整しながら揉みこなしたもの。揉みこなすから「こなし」。
朧月はこの「こなし」で作った丸い月を中央に入れた蒸し羊羹になる。こなしで作られているので雲に霞む月のように輪郭がぼやけた朧月になる。
クチナシで色を付けた黄色い蒸し羊羹の中に雲に模した胡桃、中央に羊羹製(こなし)の白い月が浮かぶ朧月夜の情景。
「春風たなびく空を見れば♪」の唄が頭を巡る。
この「朧月」は製法が面白く、蒸し羊羹の中に「こなし」が入っている。
とらやさんの羊羹製とは一般的には「こなし」と言われる製法で、白餡に小麦粉や上新粉などを混ぜて蒸したものに更に砂糖などを混ぜて硬さを調整しながら揉みこなしたもの。揉みこなすから「こなし」。
朧月はこの「こなし」で作った丸い月を中央に入れた蒸し羊羹になる。こなしで作られているので雲に霞む月のように輪郭がぼやけた朧月になる。
小さなお雛様の前に並べてみた。
雛衣の名前の通りお雛様の美しく艶やかな衣を黄・緑・紅・白・紫の五色で表している。
華やかな色合いが春を感じさせ、見た目も味も美味しい。
とらやさんの季節の羊羹のパッケージは羊羹の断面がデザインされているものが多いのだが、この「雛衣」は赤いパッケージに入っている。まるで緋毛氈のようではないかと思う。
最後の一枚はとらやさんの赤坂店に飾ってある雛人形。
「雛衣」の初出年代は平成8年(1996年)。
小さなお雛様の前に並べてみた。
雛衣の名前の通りお雛様の美しく艶やかな衣を黄・緑・紅・白・紫の五色で表している。
華やかな色合いが春を感じさせ、見た目も味も美味しい。
とらやさんの季節の羊羹のパッケージは羊羹の断面がデザインされているものが多いのだが、この「雛衣」は赤いパッケージに入っている。まるで緋毛氈のようではないかと思う。
最後の一枚はとらやさんの赤坂店に飾ってある雛人形。
「雛衣」の初出年代は平成8年(1996年)。
三色団子フラペチーノと恒例の桜の花の乗った桜シフォンケーキ。
三色団子フラペチーノはちっちゃい三色団子が入ってる。これはね個人的には大ハマり。
三色団子フラペチーノと恒例の桜の花の乗った桜シフォンケーキ。
三色団子フラペチーノはちっちゃい三色団子が入ってる。これはね個人的には大ハマり。
ぷちぷちした食感が残りつつもねっとりとして、そしてほわんと香る粟のやわらかな風味に甘さを控えた御膳餡がよく合う。
粟ぜんざいは3月14日まで。
ぷちぷちした食感が残りつつもねっとりとして、そしてほわんと香る粟のやわらかな風味に甘さを控えた御膳餡がよく合う。
粟ぜんざいは3月14日まで。
ビローンとしてるけど麺は2本しか入ってない。
美味でした。
ビローンとしてるけど麺は2本しか入ってない。
美味でした。