今読んでいる本は、土から掘り出した美味しい木の実である。
あとまだ、あそことここに別の木の実が埋まっている。
今読んでいる本は、土から掘り出した美味しい木の実である。
あとまだ、あそことここに別の木の実が埋まっている。
これは一見、「怪異と契約して栄える因果な家モノ」っぽくはあるけど劇中劇がそうなのであって、その本質はちょっと違っていた。
家モノの物話自体は、後半の別次元の展開と密接にかかわってくる、ちょっと変則的な設定だった。しかし、それ込みで構成が素晴らしい小説である。
精神的な問題と、幻想をうまく掛け合わせているのが上手い。
作者さんのデビュー作だが、次作は何を出されてるんだろうと検索したら、今月の23日に出ると知る。なんという偶然。『八千草の兄妹』これも因果な家モノらしく楽しみである。
これは一見、「怪異と契約して栄える因果な家モノ」っぽくはあるけど劇中劇がそうなのであって、その本質はちょっと違っていた。
家モノの物話自体は、後半の別次元の展開と密接にかかわってくる、ちょっと変則的な設定だった。しかし、それ込みで構成が素晴らしい小説である。
精神的な問題と、幻想をうまく掛け合わせているのが上手い。
作者さんのデビュー作だが、次作は何を出されてるんだろうと検索したら、今月の23日に出ると知る。なんという偶然。『八千草の兄妹』これも因果な家モノらしく楽しみである。
『べっぴんぢごく』と比べると因果が少しややこしい感じがした。複数の憑きもの筋が関わってくるため。
『べっぴんぢごく』は美醜のみ、こちらは異形のディテールが多め。
ただ異形としての生き方などが深く描かれていたので、面白く読んだ。
『べっぴんぢごく』と比べると因果が少しややこしい感じがした。複数の憑きもの筋が関わってくるため。
『べっぴんぢごく』は美醜のみ、こちらは異形のディテールが多め。
ただ異形としての生き方などが深く描かれていたので、面白く読んだ。
『べっぴんぢごく』と比較してみたくなったので。
因果な力で栄える一族系の小説は、『羊式型人間模擬機』『竜胆の乙女/わたしの中で永久に光る』『をんごく』などを読んできたが、まだ『赤朽葉家の伝説』は読んでいないので近いうちに購入したい。
『べっぴんぢごく』と比較してみたくなったので。
因果な力で栄える一族系の小説は、『羊式型人間模擬機』『竜胆の乙女/わたしの中で永久に光る』『をんごく』などを読んできたが、まだ『赤朽葉家の伝説』は読んでいないので近いうちに購入したい。
【芥川賞】
・時の家/鳥山まこと
・叫び/畠山丑雄
【直木賞】
・カフェーの帰り道/嶋津輝
・・・・・・『時の家』がちょっと気になっている。建築文学らしいので。
【芥川賞】
・時の家/鳥山まこと
・叫び/畠山丑雄
【直木賞】
・カフェーの帰り道/嶋津輝
・・・・・・『時の家』がちょっと気になっている。建築文学らしいので。
因果な乞食の男女から生まれたシヲが、さらなる因果を引き寄せ、交互に美女と醜女が産まれる家系を作り上げていく話。
岡山の方言が頻出するが、読みづらいということはなかった。
また時代や季節の描写が独特で美しかった。
因果とするには少々都合の良い出会いが多かったように思うが、生と死、性、インモラルなどが複雑に織り交ざっていて読みごたえがあった。
長らく絶版になっていたが、復刊するにあたり、物語のその後の話が追加(書き下ろしで)されていたのもうれしかった。
因果な乞食の男女から生まれたシヲが、さらなる因果を引き寄せ、交互に美女と醜女が産まれる家系を作り上げていく話。
岡山の方言が頻出するが、読みづらいということはなかった。
また時代や季節の描写が独特で美しかった。
因果とするには少々都合の良い出会いが多かったように思うが、生と死、性、インモラルなどが複雑に織り交ざっていて読みごたえがあった。
長らく絶版になっていたが、復刊するにあたり、物語のその後の話が追加(書き下ろしで)されていたのもうれしかった。
コンビニにはそこまで関心がなかったが、主人公が「普通ではない」という前情報に惹かれて購入。
読んでみると、主人公の古倉さんはかなりASD特性が強い人間なのだと感じた。ASDは独自の感覚を有していることが多く、他人との感覚の共有が難しい。そこをシステマチックに力技で世の中に迎合しようとする姿勢は好ましかった。
白羽という弱者男性が世の中を語るところも面白かった。言い得て妙。
結局コンビニを離れようとしても、コンビニが一番しっくりくると戻っていったが、彼女はエンジニアや農業なんかも向いていたように思う。
コンビニにはそこまで関心がなかったが、主人公が「普通ではない」という前情報に惹かれて購入。
読んでみると、主人公の古倉さんはかなりASD特性が強い人間なのだと感じた。ASDは独自の感覚を有していることが多く、他人との感覚の共有が難しい。そこをシステマチックに力技で世の中に迎合しようとする姿勢は好ましかった。
白羽という弱者男性が世の中を語るところも面白かった。言い得て妙。
結局コンビニを離れようとしても、コンビニが一番しっくりくると戻っていったが、彼女はエンジニアや農業なんかも向いていたように思う。
『阿武ノーマル』という漫画の主人公に似ている。
発行年は『コンビニ人間』の方がはるかに先なのだが、自分が出会ったのは『阿武ノーマル』が先だったのでこういうことが起こった。
『阿武ノーマル』という漫画の主人公に似ている。
発行年は『コンビニ人間』の方がはるかに先なのだが、自分が出会ったのは『阿武ノーマル』が先だったのでこういうことが起こった。
自分は読書ノートをつけていて、読みながら内容を自分なりにまとめているのだが、これだと頭の中でも異本を作り、現実でも異本を作っていることになる。
自分は読書ノートをつけていて、読みながら内容を自分なりにまとめているのだが、これだと頭の中でも異本を作り、現実でも異本を作っていることになる。
11編の短編すべてが面白かったが、それぞれの世界が濃厚すぎたため、話が変わる度に脳を切り替えるのが大変だった。
本を取る手が引っ込みがちになり、読了するのにかなり時間がかかってしまった。ある意味では一つの長編の方が早く読めるのかもしれない。
戦争物、ホラー、SF、幻想とジャンルの幅広い作品集でとても楽しめた。
11編の短編すべてが面白かったが、それぞれの世界が濃厚すぎたため、話が変わる度に脳を切り替えるのが大変だった。
本を取る手が引っ込みがちになり、読了するのにかなり時間がかかってしまった。ある意味では一つの長編の方が早く読めるのかもしれない。
戦争物、ホラー、SF、幻想とジャンルの幅広い作品集でとても楽しめた。
読書をするには目薬と部屋の加湿が必要。
読書をするには目薬と部屋の加湿が必要。
11編のうち8編まで読み切った。
ちょっとあとがきに寄り道する。
11編のうち8編まで読み切った。
ちょっとあとがきに寄り道する。