愚かしや毛玉
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愚かしや毛玉
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蝶2コマ目。20↑
推しが関わっていれば全て好き系雑食の字書き。
お兄様を見ると、理由も分からずゾクゾクきちゃうプロイが。
いやいやいや、なんで興奮してんだ俺様…落ち着いてよーく今の状態を分析するんだぜ
と、考えても解析できず、寛解しないものだから気になりすぎてぶっ倒れるまで観察を続けた。国に治らない病は無い。このまま病んだままで生きていくのか、それとも悪化させ消失するのか、心を握りつぶされそうな心地に『(久方ぶりの)戦場に立ったような』感覚がして、これは俺が勝つか負けるかなのか!!と思考しお兄様を追いかけ回すお話。

「ちぎゃぁあぁーー!!😭ケッバレ!!呼んでもいねーのにこっち来んな馬鹿脳筋ジャガ野郎!!」

ケセセセセ!!俺様、絶対お兄様に負けねーぜ!!
January 16, 2026 at 8:34 PM
ロマーノの泣き顔を見るのも好きだ。だけど、泣いてばかりになるとどうにか笑顔にしてやりたくて…俺様以外の他、どこの国も居なかったから。
「お兄様、俺様と付き合いませんか」
ハンケチにはシワが無いことを三度確認し、差し出した。
お兄様が泣いている。
お兄様が泣いている。
どうしようと焦った内心で、優しくありますようにと願った手元が軽くなるまで。

ただひたすらにその顔を覗いていた。
January 15, 2026 at 11:17 PM
「そういえばお前、いつ帰るんだよ?」

せかせか歩き回っていた銀髪頭が、通販番組の始まったテレビ前に陣取ったのを見ていて思ったのだ。こいつがウチに来てもう10日になるだろうか。あまり気にしていなかった俺でも、そろそろ、さすがに気になったぞこんちくしょー。
「お兄様シーッ」
そんなに真剣に見るものでも無いはずの画面向こうでは、顔の描かれた柔らかモチモチ餅クッションを大人たちが真剣に解説している。
シーッてなんだよ。俺が悪いみたいに言うなよ…?ここの家主は俺だぞ??聞けよ。

「えっこれ凄くねぇか?ケセッ」
独り言を聞きながらその背を見ては、不思議な感じだ。プ口イセンがくつろぐ姿が俺の家にある。
January 15, 2026 at 1:49 PM
プ口イセンに告白した。どうしてそうなってしまったのかは思い出したくもない程の辱めであった。
それでも。俺の勢いに押され、付き合い始めてから今の状態に至るまでは確実に俺のおかげであるだろうと思う。
「お兄様!今日のデートは俺様オススメスポット2026です!」
「おう」
部屋を出る前に手を取り、玄関で靴紐を結ばせ、玄関を出る前にキスするのだ。
教えたことを全て実行してくれる彼氏を爆誕させてしまったことに少し後悔のような…理想通りすぎて、怖いような。
January 14, 2026 at 11:19 PM
お兄様がピザまんという名前と出会ったのは4歳の頃でした。

その頃の俺様は大したことのない話のネタとしか考えておらず、最近流行り…というより最近見つけた美味いものとして、冬の寒さと、フカフカな生地について頭がいっぱいだったこともあり。
可愛らしい幼さのあるその人に自信たっぷりに話し始めてしまいました。お兄様もきっと気に入ると思っていたのです。それがどうでしょう。
俺様が話し終える前に、お兄様は走り去ってしまい。その後、お兄様に会うことはありませんでした。
「そうして俺様の食い意地は脆くも風に吹かれ…」
「おい! 俺のせいだって言うのかよチクショーが!」
いえいえ。そんなことはありません。
January 12, 2026 at 11:09 AM
『次遊ぶのいつ。』

俺様と居る時には固い表情ばかりで、無理させて付き合わせてしまってないだろうかと思っていた。

初デートに楽しすぎて。もう少し一緒に居たいと思ったのを胸の内に収め、今日はもう帰ろうぜと言った。せめて、出来る限り気づかれない程度にゆっくり歩いた帰り道。
分かれた後から数分後。
次の約束を聞いてくるロヴィーノからのメッセージが届くまでは。
January 7, 2026 at 11:04 AM
お兄様へ
今日は雨の予報です。傘を持って出かけてください。

玄関ドアを開けようとしたら、そんなメモがあった。俺が明日出かけようとしていることも、その時にプ口イセンが居ないことも先読みし。
「うるせーぞちくしょー」
俺がそう言うことも、メモを引っぺがしドアを開けることも、外に傘が立てかけられていてどこまで手を回していやがるんだコイツはと思った。

もちろん傘は置いて行く。
外を見てみた限りは傘は必要ないし、大した用事でもない。晴れているうちに帰って来れるはずだ。
(そうでなくとも、俺だって先が読めるんだぞ)
一気に崩れた天気で立ち往生した俺のところへ、傘を二本持ったアイツが迎えに来ることぐらい
January 6, 2026 at 9:26 AM
目が覚めなくなる攻めイセンと、別荘療養を付きっきりでしている受けーノ

「兄ちゃん………元気…?」
目の前に弟が居るのに、どこか現実味が無い。
「見れば分かるだろ」
そう答えた。元気かという問いに、元気の定義を考えるぐらいにはすっかり1人で考えることが増えたのだと思う。
(何も変わっちゃいない。そんな頻繁に様子、見に来なくていい)
しつこく話しかけてくるものだから、バカ弟が…いや分かってる。俺の分の仕事を…大して文句言わずにやってる。来るのも大変だろうと思ってるけど、一緒に仕事していた頃よりも距離感が掴めずに…邪険にするしか、俺は出来なかった。
「…また来るね」
一番刺激の少ない小さい声をして
January 2, 2026 at 1:20 PM
プ口イセンが俺の前で眠らないのはいつものことであった。それを咎めたことなど無いが、当人はそれを指摘されるのを酷く怖がっているように感じた。感じたのは気のせいかもしれない。
付き合ってから、そういう顔を時々するようになったのだ。
付き合う前も付き合ってからも距離感は変わらず、ただ、俺の前で眠らないこいつの本能が安心を覚えるのはいつなのだろうと
(眠れるようになったならきっと憂いは晴れるだろうに)
俺はこれまでも気にせずシエスタをするし、畑を見に早く起きることもある。いつまで経っても変わらない相手を見続けるのは寂しいことのような仕方のない諦めのような。その実、それ自体がこいつの個性でもあるような。
January 2, 2026 at 12:57 PM
ギルベルトは言った。
「お兄様のことが好きなんだよ!!」
普段から大きいきらいのあるその声は周りの目を集めるのが容易かった。一気に向けられる視線を一身に浴び、ロヴィーノは激怒した。こんなことはあってはならない。思考よりも先に体は動くのがギルベルトの想い人その人であった。
真っ直ぐにギルベルトの腹部へロヴィーノの頭突きが吸い込まれていく。それらは世間全ての時間を置いて。気づけば咽せていたギルベルトだけがそこに残されている。
周りは、はて、今のは何だったのだろうかとそれぞれの道を歩き始めていった。
December 31, 2025 at 10:02 AM