執筆あるある や 疑問、小説サイトのtipについて呟きます。
🍜 オリジナル
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弟が漏らした原作知識から始まる姉の大暴れ無双物語
【魔法少女はここにいる】
思い込み少女とマスコットの勘違いコメディ
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🪄 二次小説
【シュラハトくん見逃して】
ヒンメルの悪友騎士の話
https://syosetu.org/novel/330591/
俺は砂に埋もれて動けそうにない。
だが、この砦には100人もの兵が待機している。
俺が動けなくても後ろには俺よりもっと強い少将閣下とどデカい砦が何とかしてくれるだろう。
「守る?ここには砂の山しかないよ?」
少女は不思議そうに首を傾げ、俺の横を通って行った。
しばらく経っても誰の声も聞こえない。
誰も来ない。
その場には砂の山だけが残った。
俺は砂に埋もれて動けそうにない。
だが、この砦には100人もの兵が待機している。
俺が動けなくても後ろには俺よりもっと強い少将閣下とどデカい砦が何とかしてくれるだろう。
「守る?ここには砂の山しかないよ?」
少女は不思議そうに首を傾げ、俺の横を通って行った。
しばらく経っても誰の声も聞こえない。
誰も来ない。
その場には砂の山だけが残った。
気付けば『砂に首元まで埋まっていた』。
隣に視線を向けるが、相棒の姿は見えない。
「平日の昼間っから、砂で遊んでちゃいけないんだよ。それともお兄さんって最近流行りの『にーと』ってやつなの?」
それは少女の姿をしていた。
積み上がった砂の上を絹のように滑らかな足が踏みつける。
きめ細やかな流砂の山で、少女の足は滑るように前へ進む。
まるで砂が彼女に足場を捧げているかのようだ。
こいつは人じゃない。
俺は魂で確信した。
こんなモノが人のはずがない。
そうであっちゃいけない。
「バケモノめ。ここから先は行かせねぇ。この砦は俺たちが守るんだよ」
ハッタリだ。
↓
気付けば『砂に首元まで埋まっていた』。
隣に視線を向けるが、相棒の姿は見えない。
「平日の昼間っから、砂で遊んでちゃいけないんだよ。それともお兄さんって最近流行りの『にーと』ってやつなの?」
それは少女の姿をしていた。
積み上がった砂の上を絹のように滑らかな足が踏みつける。
きめ細やかな流砂の山で、少女の足は滑るように前へ進む。
まるで砂が彼女に足場を捧げているかのようだ。
こいつは人じゃない。
俺は魂で確信した。
こんなモノが人のはずがない。
そうであっちゃいけない。
「バケモノめ。ここから先は行かせねぇ。この砦は俺たちが守るんだよ」
ハッタリだ。
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