覚えてろよ
覚えてろよ
その後に(2)をみてみると、解説の本丸はほぼ1にあり、2は抒情詩に固有の事柄を取り上げているようだ
2の解説の進み方に脈絡がない印象だったのは、これがそもそも1の補足であり、そして何より私が1を読み飛ばしていたからに違いない🌿
その後に(2)をみてみると、解説の本丸はほぼ1にあり、2は抒情詩に固有の事柄を取り上げているようだ
2の解説の進み方に脈絡がない印象だったのは、これがそもそも1の補足であり、そして何より私が1を読み飛ばしていたからに違いない🌿
中高ドイツ語期の抒情詩は
・①Lied②Spruch③Leichの3種類に分類される
・3つとも人間の声で歌われたところが共通点(=どの詩にもテクストとメロディーがセットで存在する)
・詩の構造として、この中でLeichは特殊だが、LiedとSpruchは同類として考えても大丈夫
・中高ドイツ語でテクストをwort、メロディーをwiseと言う
中高ドイツ語期の抒情詩は
・①Lied②Spruch③Leichの3種類に分類される
・3つとも人間の声で歌われたところが共通点(=どの詩にもテクストとメロディーがセットで存在する)
・詩の構造として、この中でLeichは特殊だが、LiedとSpruchは同類として考えても大丈夫
・中高ドイツ語でテクストをwort、メロディーをwiseと言う
ミンネザングだけなら2のみ読めば良さそうな気もするが、1で双方に共通することを解説していたら困るので、念のため1から読んでいます
ミンネザングだけなら2のみ読めば良さそうな気もするが、1で双方に共通することを解説していたら困るので、念のため1から読んでいます
ドイツ語韻文詩の概略はすでに知っていて、中高ドイツ語詩はこれから知る予定の人向けの内容(当たり前)
ドイツ語韻文詩の概略はすでに知っていて、中高ドイツ語詩はこれから知る予定の人向けの内容(当たり前)
追加で必要なところだけ読んでいくつもりなので、その場合は追記します
追加で必要なところだけ読んでいくつもりなので、その場合は追記します
一般には、強音となる母音だけで押韻することを指す
本書の例によると、tr(a)nk-sch(a)ffが半韻
()で囲った強音母音aは一致しているが、それに続く部分は不一致となっている
初期のミンネザングでは押韻技術が発展途上なのでしばしば見られた
その後、初期が終わっても多少は残ったようで、この時期の歌人フリードリヒ・フォン・ハウゼンが半韻を連発しているらしい(高津春久『ミンネザング』解説部分より)
一般には、強音となる母音だけで押韻することを指す
本書の例によると、tr(a)nk-sch(a)ffが半韻
()で囲った強音母音aは一致しているが、それに続く部分は不一致となっている
初期のミンネザングでは押韻技術が発展途上なのでしばしば見られた
その後、初期が終わっても多少は残ったようで、この時期の歌人フリードリヒ・フォン・ハウゼンが半韻を連発しているらしい(高津春久『ミンネザング』解説部分より)
1.脚韻(現在「韻」と言えばこれ)
行末の語同士が一致した部分を持つ
今までメモしてきた韻の話はすべてこれに該当
2.半韻
ミンネゼンガーに常習犯がいる。よって後述します
3.頭韻
脚韻が登場する前の古高ドイツ文学では使われていた
ミンネザングは中高ドイツ文学なので登場するかどうか…?なので一旦保留
1.脚韻(現在「韻」と言えばこれ)
行末の語同士が一致した部分を持つ
今までメモしてきた韻の話はすべてこれに該当
2.半韻
ミンネゼンガーに常習犯がいる。よって後述します
3.頭韻
脚韻が登場する前の古高ドイツ文学では使われていた
ミンネザングは中高ドイツ文学なので登場するかどうか…?なので一旦保留
本書では例でいくつか挙げられているけど、面白いと思ったのがiとü、eとöは近い音だと思われている点
üは口を丸めてiを言った音、öは口を丸めてeと言った音なので、近いと言えばもちろん近いけど、日本人が聞いて似てると感じるかは微妙だと思うので(日本人にとっては、üやöはュとかオに聞こえると思う)
ドイツ語話者にはそう捉えられてると知れて面白いです
本書では例でいくつか挙げられているけど、面白いと思ったのがiとü、eとöは近い音だと思われている点
üは口を丸めてiを言った音、öは口を丸めてeと言った音なので、近いと言えばもちろん近いけど、日本人が聞いて似てると感じるかは微妙だと思うので(日本人にとっては、üやöはュとかオに聞こえると思う)
ドイツ語話者にはそう捉えられてると知れて面白いです
例えば、複数行において単語が-genで終わってたらそれでいいと思ってた
でもそれは正確には韻になっていなくて、-genの前にある強音から一致している必要がある
本書の例を引用すると ※()内の文字が強音
×f(a)ngen-h(i)ngen
○f(a)ngen-h(a)ngen
×の方は強音部分がそれぞれaとiであり、始まりの強音が異なるので韻にならない
bsky.app/profile/wplt...
強音のある母音からスタートして、その後に続く音が同音であること
つまり、韻の部分は必ず強音である
まじ???
例えば、複数行において単語が-genで終わってたらそれでいいと思ってた
でもそれは正確には韻になっていなくて、-genの前にある強音から一致している必要がある
本書の例を引用すると ※()内の文字が強音
×f(a)ngen-h(i)ngen
○f(a)ngen-h(a)ngen
×の方は強音部分がそれぞれaとiであり、始まりの強音が異なるので韻にならない
bsky.app/profile/wplt...
(たしかラインマルはアレマン地方の方言使ってると言及されてたような)
(たしかラインマルはアレマン地方の方言使ってると言及されてたような)