長谷敏司
人/ロボットを分かつものは?というSFの永遠のテーマが、義足のダンサーによって限りなく読者の近くでその深遠さを増す。作中で人間性のプロトコルとして定義されるパラメータは、コンテンポラリーダンスという題材のもとで最大級の輝きを放っていた。身体性文学の極致という感じで、構想含めて10年というのにはとにかく納得。作者の経験も存分に詰まっていて、SFでこんなに解像度の高い小説が短期間でできるわけがないだろうという答えそのものみたいな小説だった。
長谷敏司
人/ロボットを分かつものは?というSFの永遠のテーマが、義足のダンサーによって限りなく読者の近くでその深遠さを増す。作中で人間性のプロトコルとして定義されるパラメータは、コンテンポラリーダンスという題材のもとで最大級の輝きを放っていた。身体性文学の極致という感じで、構想含めて10年というのにはとにかく納得。作者の経験も存分に詰まっていて、SFでこんなに解像度の高い小説が短期間でできるわけがないだろうという答えそのものみたいな小説だった。
宮内悠介
バラエティに富んだ全13短篇。各作品の琴線への触れ方が直接的すぎず、教訓めいていない感じが、今という時代と絶妙に融和している気がして自分にはとても心地よい作品群でした。
表題作は『ラウリ・クースクを探して』の原型になった作品とのこと。
SFは「パニック── 一九六五年のSNS」、「死と割り算」、「三つの月」、「十九路の地図」あたりだと思いますが、「パニック〜」は『ifの世界線』からの再読だったのもあり、初読時よりも解像度高く読めました。これ歴史改変SFの傑作だと思います。
#読了
宮内悠介
バラエティに富んだ全13短篇。各作品の琴線への触れ方が直接的すぎず、教訓めいていない感じが、今という時代と絶妙に融和している気がして自分にはとても心地よい作品群でした。
表題作は『ラウリ・クースクを探して』の原型になった作品とのこと。
SFは「パニック── 一九六五年のSNS」、「死と割り算」、「三つの月」、「十九路の地図」あたりだと思いますが、「パニック〜」は『ifの世界線』からの再読だったのもあり、初読時よりも解像度高く読めました。これ歴史改変SFの傑作だと思います。
#読了
クライアントからジェンダーフリーにしてくれって話で、性差をなくして描いています。これは男性の職業とか、これは女性の職業とか、子供に感じさせたくないからね。看護師とCAは女性設定ではあるんですが、ギリギリまで中性的にした記憶が。あとスーツ着せるとどうしても男性なってしまうとか、面白い発見があったよ。
クライアントからジェンダーフリーにしてくれって話で、性差をなくして描いています。これは男性の職業とか、これは女性の職業とか、子供に感じさせたくないからね。看護師とCAは女性設定ではあるんですが、ギリギリまで中性的にした記憶が。あとスーツ着せるとどうしても男性なってしまうとか、面白い発見があったよ。
僕であって僕では無いです よろしくお願いします
僕であって僕では無いです よろしくお願いします