💛「俺はまだ、そのスーツで暴れるお前を見てない」
❤️「黒のでは見ただろ？」
💛「足りない、赤でも見せてくれ」
❤️「ああ、…fuck or fight？」
もちろんベッドで。なウルデプ

✍まあお外でしけこむのかもしれませんが！
小脇に抱えられて大型バイクでさらわれる❤️見た〜い！
💛の頬の血を拭ったのは、周囲への牽制も含んでる。
牽制ができるほどに、💛を愛してて自分にも自信を持った❤️
わたしが育てましたの💛は満足げだし、黒も赤もじっっっくり見てる
💛は一緒に戦う気マンマンだったけど、❤️があまりにも白スーツを守りたがるから、意を汲んだ感じ

❤️の腰をわし掴んで連れ去って行く。それを見て呆然とする📺🅰️。

💛「迎えが遅くなっちまった」

会場に着き、ロングコートを脱ぐ💛。コートを翻す動作ひとつで、あちらこちらから感嘆の声が聞こえる。
コートで守りきれなかった、血しぶきのついた頬をぬぐう❤️

💛が、サドルバッグから❤️の替えのスーツを取り出す。
着替えたそれは、目の覚めるような真っ赤なスーツ。
白と赤のスーツ2人組が式典に並ぶ。
❤️「これもオキニだけど、白黒で💛とペア♡にしたかったのにな〜初代フ゜ﾚ)キュア的な」
💛「次は黒スーツを着てくれ、スーツでフードのお前は新鮮だ」
💛「ところでウェ亻ド」

さほど強くはないものの、数が多そう。
戦闘態勢に入る2人だが、慌てて❤️が止める。
今戦ったらせっかくの新品スーツが汚れてしまうし、下にヒーロースーツを着てないから💛のテカテカおっぱいが丸出しになっちゃう！やばい！とのこと
すぐ追いつくから、と約束し、💛を先に行かせて📺🅰️職員たちと一緒に戦う❤️

もうあと少しというところで、案外強いボスに手こずっていると、バイクが近づいてくる音が聞こえる。

上にロングコートを羽織った💛が、大きなエンジン音を響かせながらハーレ〜で戻ってきた。
トップスピードで通り過ぎざま、片手で敵を引きずり回して三枚おろしにし、もう片手で

それからなんやかんやあって、
💛は「俺は、お前が気になってるってこと、か…」って、❤️本人を目の前にして言っちゃうし、
聞いた❤️も「は！？あんた何言ってんの！？耄碌しちゃった！？」って言うけど、自分も小さいウルび〜の動向が気になりまくる。果たして二人は…⁉️

他の人たちに相談するよりも、次にリﾉﾚデプがどう行動するかの方が気になってきた。

最近💛が一人でもおでかけするようになっていい傾向だね、と思っていた❤️も、
数日連続で💛と行動を共にすると、時々💛の視線が泳ぐのが気になる。何かを探しているような。
なんなんだろ？と思いつつ今日は一人で🐕を散歩させていると、交差点の角からぺかぺか笑顔の小さいウルび〜が！？

数日追いかけてみて分かったことは、どうやらリﾉﾚデプは、1日前の❤️が通ったところを通っていて、その時の❤️の内心の感情でふるまっているみたい。
それから❤️が行く買い物や🐕の散歩にもついてくるようになる💛
❤️と一緒に街を歩いて、次の日はリﾉﾚデプを探しに同じ道を行く。昨日は売り切れてた、キッチンカーのお菓子の前で両手を組んでキラキラして見たりするリﾉﾚデプ。ぎりぎりで渡れなかった赤信号の交差点では、ぐるぐる不満げにその場で回っていて思わず一人で笑ってしまう💛
デプ軍団のうちの一人か？と思うけど、どうやら自分にしか見えていないようだし、害もなさそうなので様子を見ている。

リﾉﾚデプは、てこてこ歩いてたかと思うと、シュトーレンの前で立ち止まり、指をくわえてうらやましそうに見たり、
レジの近くまで来て、両手で口を抑えて飛び上がってる。思ってたより合計が高かったのか？
マーケットを出て、路地裏で壁にもたれて足をパタパタしたり、何かを追いかけるようなしぐさで走り回ったりしているのについていくうち、家についた。
リﾉﾚデプは身振り手振りも大きく動き回っているのに、声が聞こえないから変な心地になる💛。
ちなみにこの日、おつかいはすっかり忘れて❤️にツッコまれた。
そこから家の中だけでなく、街まで出てリﾉﾚデプを探す日々が始まる💛

呼ばれて振り向きざま勢い良く座り直したら、💛の重みでカウチのふちがすごい音を立ててちぎれた！
カウチのふちが壁に向かって飛んでいくのと同時、さすがの筋肉で片足で体重を支える💛。しかし慣性の法則で（？）上半身は振られ、❤️の座るソファへ飛び込む形になる💛
？？？と疑問符を大量に浮かべながら、無事❤️の膝枕に収まる💛の回。
一連の流れを見ていた❤️は、300ポンドがぽいん、とバウンドして自分にスライディングしてくる様に大爆笑。その声で目覚めたアルにどやされ、眠い目こすりながら様子を見に来た□ラは膝枕してる様子に「良かったね？」とよく状況を飲み込めてない様子。🐶はこの中でもぐっすり寝ています。寝る子は育つ

❤️は正直、💛と話せる精神状態じゃなかったけど、返事を求めるでもなく💛が話すのを聞いてる。渋いけど角が取れた丸い声を、落ち着く音だとだけ認識して耳に通してるうちに、徐々に心のざわめきが収まってくる。
動けなかった❤️が少し落ち着いた頃に、💛の背中に視線だけやる。何か違和感がある。まだ思考回路が十分に働いてないのでそのまま放っておく。
かなり落ち着いてくる。首を回して、顔ごと💛の背中を見つめる。
なにがおかしい？さっきより💛の肩の位置が下がってる。肩だけじゃない、体全体？
カウチが💛の重みで沈んでる！
❤️「…□ーたん、」
💛「！なんだ、」

前回のウデごはんで💛が言葉にならない思いを抱えてたけど、今回は❤️が言葉を失くしちゃった！
無意識だったけど対みたいな話なのかもしれない✍

はくはく口を開閉してる❤️を見下ろす💛も、なぜかマスクの奥の表情が見たくなってスーツの境目、首元に思わず手を伸ばした、
ところで📺🅰️が来て、いつもの喧騒が戻ってくる…2人は進展するのか！？

ヴィランの塒を壊滅させる、というのを建前に、好き放題遊んで（壊して）帰った。

↑が数年前。

そこから数年経ち、別の建物の3階、渡り廊下から地上に向かって❤️がぴょんっと飛び降りる。
おもむろに両手を広げて、💛が❤️をお姫様だっこの形でキャッチ。

❤️「キャーッ！ローたんナイスキャッチ！」最高〜これこそベストバディってやつ！？タイミングもバッチリ…blah blah blah…
💛が片眉を上げて、その形のまま❤️をべシャッと地面に落とす。
ジタバタ文句言ってる❤️を見て、
💛「…ふ、はは」
って目を細めて笑うから、💛が背にしてる太陽が眩しくなってしまって、❤️が二の句を継げなくなってしまう。

戦闘ハイになってるらしく、死屍累々を蹴飛ばして壁に飛びつきスルスルと登っていく❤️
点検用の細い足場を、劣化でギシギシ言わせながら走る❤️
スキップみたいに端から飛び出して、緞帳の太い紐に飛び移る。
❤️の重みで、勢い良く付け根からほつれていく紐を大きく揺らして向かいの足場へ！
足場に飛び移って大はしゃぎ、ごきげんにピースをキメる❤️

と同時に、高速で飛んできた188cmに耐えきれなかった足場が崩れた。
ゴロゴロゴロ…受け身で何回転も前転してから、腰に手を当てつつ立ち上がる。
❤️「あ”〜、あともうちょっとだったのにな〜あ！」

横目でそれを見ながら、💛は受け身の綺麗さに少し感心してる