桐生
banner
vgtls.bsky.social
桐生
@vgtls.bsky.social
成人済腐/つい避難垢/osg
Dハロ仮装民/99%加工
しばらくOPの話ばっかり🕒🍊と👒🕒寄り🕒右
自分より金を持ってる🐯が🍊さんは羨ましいと思ってるけど、🐯はおれはアイツを逃してやることが出来ないからって🕒くんを買おうとしてる🍊さんのことが羨ましいみたいなことを思ってるといい
November 12, 2025 at 10:06 AM
ナチュラルに遊郭設定だけど別に西洋部隊でも良いんだよな。ていうか普通に考えてそっちだよな。🍊さん女中とかで、🐯は変わらず医者だけど。⚔️が傭兵崩れとかで、👒は憲兵の孫とかだといい。
November 12, 2025 at 10:03 AM
けど考えつくのは⚔️🕒でした。おかしいね
November 11, 2025 at 2:24 AM
燃える骸から目を背けず、その炎が消えるその瞬間まで立ち続ける🕒くんの信念や覚悟を目の当たりにした⚔️がこれで念仏の一つでも唱えにゃ、流石におれの立つ背がねえなって今までお飾りでしかなかった錫杖がシャンと高い音で鳴く。それを見て、小さくありがとなって呟く🕒くんの言葉を聞こえなかったふりをして、立ち昇る煙を見つめながら⚔️は念仏を唱えるっていうね。でもって🍊さん。自分も含めて🕒くんを逃すためにお金を貯めてて、もしくは彼を見受けするためにお金を貯めてるといい。ただ男娼とはいえ腐っても彼は高級娼婦なので果てしない金額が必要で。それでも身を売ることは🕒くんが悲しむのが分かってるから絶対にしないと決めてる。
November 8, 2025 at 10:56 AM
せっかくこんなクソみたいな世界から抜け出せたのに、ボロ布纏ってちゃ可哀想だろ。服なんざどれだけあろうと、どうせ客取ってる間はろくすっぽ着ちゃいないんだ。焚べてやった方がよっぽどマシさ。売って金にしたりはしねえのか。そう聞く⚔️に客にバレたら面倒だし、何より廓者、それも男が着たもんなんてよっぽどの物好きでなきゃ買い手なんざ付くはずもねえよと嘲笑うかのように呟く🕒くんの目は真っ暗で、それだけで過去に彼がどんな扱いをされたのかが垣間見える。おそらくはその物好きもまた彼の客で、金の工面をする代わりに、と善意に見せかけた欲望が彼を蝕んだに違いない。⚔️はそういうもんか、とだけ言って黙る。
November 8, 2025 at 8:56 AM
⚔️はグラジパの破戒僧もいいし、浪人崩れでもいいよね。僧侶なら病で亡くなった遊女や禿なんかに経のひとつでも詠んでやっちゃくれねえかいって頼んで、けど⚔️は断るわけですよ。何でだよって🕒くんが噛みつくと「こういうのは何を詠むかじゃなく誰が詠むかが大事だろ。おれよりもお前が祈ってやれよ」って返されて少し閉口してから「なら余計おれじゃだめだ」って今にも泣きそうな笑みを浮かべて言う。こんな汚いからだで、金さえ貰えりゃ何だってするようなやつが仏に祈るなんて、罰当たりにも程がある。そう言う🕒くんの足下に転がる骸はぼろの蓑の上から、場違いなほど美しい絹の着物が掛けられている。
November 8, 2025 at 7:17 AM
この街に来てからずっと何かに呼ばれている感覚があること。その何かがこの街に一味を集めているであろうこと。🌸ちゃんから始まり、⚔️と🤥、🕒くんと再会したことから他の仲間たちもこの街にいるであろうという確信に近い推測。鞄の中にしまい込まれた海の色をしたチケットが鍵だ。これを手にした瞬間、脳裏にかつての船上の風景が鮮やかに思い起こされた。それを思い出して袖でぐいと涙を拭う。穏やかな、それでいて優しい声色で隣から跡になっちゃうわよという言葉がかけられる。ホテルに戻ったら目元を濡れたタオルで冷やさなければ。そうしてホテルという単語でもう一枚の紙の存在に意識を向ける。ポケットの中の名刺。
November 6, 2025 at 4:18 AM
🕒くんと別れたあとすぐから大粒の涙を流しながら歩いてる🍊さん。けど🌸ちゃんは何も言わずに隣を歩いてる。泣いている間にも🍊さんの中ではしっかりと感情の整理がされていってるはずだと、彼女とは出会って間もないはずなのに何となく分かっていたから黙って🍊さんの気持ちが落ち着くまで見守ろうと決めている🌸ちゃん。🍊さんはかつての仲間に会えたことへの嬉しさ、🕒くんが自分と同じようにかつての記憶を持っていたことへの安心感、🌸ちゃんの記憶が無いことを察した瞬間の🕒くんの表情が僅かに曇ったことへの悲しみ。色んな感情がぐちゃぐちゃに絡まり合って、だけどその一方で冷静な自分も確かに存在している。
November 6, 2025 at 1:37 AM
その背中にお待ちしておりますと改めて頭を下げて、二人を見送る🕒くん。その背中が小さくなった頃、🕛がどっちが元カノなの?と訊ね、🕒くんは即座にそれを否定する。姉はあら、つまらない。と思ってもないことを口にして、けれど「だけど大切な人たちなんでしょう?」と言って弟の顔を覗き込む。嬉しさと懐かしさと、どこか切なさを混ぜたような表情。👒を見つめているときと同じだと、店での二人を見ていた🕛は気付く。それを口にすることは何となく憚られて、代わりにエスコートしてくれている腕にぎゅっと身を寄せて、互いの隙間をゼロにする。途端に🕒くんの顔が鬱陶しそうに歪む。でも優しいので振り解かないんだよね。
November 6, 2025 at 1:01 AM
それについ前日に⚔️と🤥とも再会し、その翌日に🕒くんとの再会。もはや偶然とは思えない。明らかに何か不思議な力が働いて、自分たちを巡り合わせている。名刺を見つめていた視線を🕒くんに向け、にっこりと笑う。誰もが見惚れる美女の笑み。たとえそれが営業スマイルだと分かっていても、街行く人々が揃って目を奪われるであろう微笑みを向けられ、料理人のトキメキレベルが一瞬で許容量の限界値近くまで跳ね上がる。何百年ぶりの大好きな人の笑顔に今にも卒倒しそうになりつつ、背後の姉の存在を思い出して何とか平静を保つ。🕛がいないと溶けていたかもしれない。🍊さんは笑みを浮かべたまま「気が向いたら伺うわ」と言って立ち去る。
November 5, 2025 at 3:15 PM
その名刺を🍊さんの手にそっと握らせると彼女の耳元に唇を寄せて、🍊さんにだけ聞こえる声で「あとでまた連絡して」とだけ告げるとすっと身を引いて道を譲る仕草を取る。「カーニバルの間は広場に出店してるんだ、もし気が向いたら来てくれると嬉しいな」美しい女神たちのためであれば、腕によりをかけた料理でおもてなしさせていただくよ。そう笑う🕒くんは間違いなくあの頃のまま、船の上で自分たちに美味しいご飯を作ってくれていた料理人の顔だった。名刺には電話番号とホテルの名前と部屋の番号が記されていて、知らない人が見ればただのナンパだけれど🍊さんには止まり木に等しい意味を持つ。
November 5, 2025 at 3:04 PM
まるでコマドリのように可憐な方でしたので、つい。お気に障ったのでしたらお詫び申し上げます。そう言って恭しく頭を下げる🕒くん。🌸ちゃんはふふって笑って、構わないわ、少し前にも同じようなことがあったばかりで驚いてしまっただけだから。その言葉に目の前の🍊さんの気配が僅かに揺らいだのを感じ取って、二人の間にあったことを何となく察する🕒くん。けどそれには触れずに「ではお詫びも兼ねて、この不思議な出会いの記念に我が店にご招待させていただけませんか、レディ」そう言いながら内ポケットから名刺を取り出して🌸ちゃんに渡す🕒くん。それからもう一枚、同じように、だけどそれにはペンでさらさらと文章を添えて。
November 5, 2025 at 2:57 PM
この恋は泡に消えるでもいいなと思いましたまる
October 18, 2025 at 4:12 PM
けれどすぐに真っ黒な影が目の前を覆いつくす。何ごとか思って見上げるよりも先に低い声が頭上から降ってきた。どうした、腹でも減ったか。そう訊ねる男の表情は逆光でうまく読み取れなかったが、暗闇の中でさらりと揺れた金の髪が背後から差す明かりに煌々と照らされ、まるで月のように輝いていた。ゆらりと燻らせた煙がさながら夜空に揺蕩う雲のようだというのに、男の口元に咥えられた煙草が放つ炎の赤だけは異質なほど現実感を持っていて、ここが夢ではないのだと嫌というほどに告げてくる。おかしな感覚だ。夢と現の狭間にいるようで、途端に足元がふわふわと浮き足立つ。
September 24, 2025 at 7:57 AM