イヌ
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イヌ
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成人済み(22)
腐、リバ、雑食、ジャンルごちゃ混ぜ
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一方その頃、図書館にて

実は、ランがきたことで人の気配を察し、意識が覚醒しつつあったワスは、突然のランからのキスに大混乱していた。
走り去ったランを横目に「くっそがきィ/////」と机に顔を埋めるかの如く伏せて悶えていた。
それもそのはず、ワスはランへの恋心を自覚済みなのだから。
「片想い中の相手からキスされたらときめいちゃうに決まってるの!かわいい乙女なんだから当たり前なの!」
そんなかわいい後輩の幻聴が聴こえてくるワスであった。
November 27, 2024 at 6:08 AM
寮室へと駆ける最中、初めて湧いた自身の感情に「なんだなんだ、なんだコレは!?」と混乱と焦燥で心臓が未だかつてないほどに鼓動を打っている。
やっとの思いで部屋に着き、勢いよく扉を閉めれば強張っていた身体が弛み、そのままズルズルと扉にもたれながらしゃがみ込む。火が出ているのではないかと感じるほどに熱い顔を隠すように片手で覆い、自身の気持ちを確信する。

「すき、なのか、、//」
November 27, 2024 at 6:08 AM
しかし、夕陽の影響か、なぜだか何処かに攫われてしまいそうな儚さを感じて「どうにかして、ここに自分に繋げておかなければ」と漠然とした不安に襲われる。
その不安をはらうためか、眠っているワスに惹かれるように顔を近づけてその唇に触れるだけのキスを落とす。
ランは唇を離してから数秒して、ハッと我に返り自分の行動に驚愕して慌てワスが起きないうちにその場を走り去った。
November 27, 2024 at 6:08 AM
ワスがぐっすりと眠る中、ランは勉強教えてもらうため図書館にやってきた。
珍しく机に伏せてるワスに驚き「体調不良か、、?」と心配するが、ただ寝てるだけとわかってホッと安心する。
「起きるまで待つか」と隣の席で勉強を始めれば、こちらの気配を感じたのか「んんぅ」と少しだけ身じろぎ、反対を向いてた顔がこちらに向きかわる。
その顔が、サングラスを付けていないその表情が、いつもの冷え冷えと凛とした美しい表情とは異なりとてもあどけなく見え、胸の中心あたりが「きゅん」となる。
November 27, 2024 at 6:08 AM
空色のクソガキにはウインクとバキューン!を送り、「ワス命」と書かれた謎のはちまきを頭に巻いて腕組み後方彼氏面しているバカ兄には、両手でハートを作って送ってやる。コイツらに投げキッスはまだ時期尚早だ。
若干2名ほど病院に緊急搬送されたようだが、狼ドルは満足度ぶっち切りの1位を獲得し、無事に1ヶ月間フルーツポンチにありつけて満足、大満足な俺であった。
めでたし、めでたし!
November 26, 2024 at 12:50 PM
来る日、アベ様プロデュースの狼ドルは、完璧アイドルとして降臨し、ステージを盛大に沸かせた。
今日のために必死に努力してきたすべてが報われるように感じるステージは最高だった。より盛り上げるために、狼寮の裏方メンツが声を張り上げてコールをしてくれて、なぜだか狼寮メンツに紛れて鷲の空色のクソガキが両手にペンラと「ワスが1番☝🏻」「ファンサして♡」と書かれたうちわを持ち完璧なコールを披露していることはさておき、最高の気分の俺は惜しみなくファンサも行う。
November 26, 2024 at 12:50 PM
アイドルに選ばれたときは推薦したヤツをブッコ((ピーしてやろうかと思っていたが、歌もダンスもやればやるだけ上達していることが顕著に現れるため案外、アイドルというものは自分にあっているのではないかと思うまでになっている。
加えて、自分の性格上やるからには完璧にやられねば気が済まないので、当日は全力でアイドルをやり切ろうと決心するほどまでになっていた。
November 26, 2024 at 12:50 PM
かくして、俺たち狼寮、いや狼ドルはアイドルとして爆誕することとなった。
アイドルをやる奴らは自己推薦枠と他推薦枠が設けられ、なぜだが大柄で人相の悪い俺こと、ワス/マドもメンバーの一員となった。マジでなんでェ。
他にも、衣装係や小道具、照明など事細かく裏方も決まっていき、俺たちアイドル組は世の中のアイドルというアイドルを見て「アイドル」というものが何かを学び、喉を枯らすまで歌の練習をして、身体が痙攣を起こすまでダンスの練習した。要は満身創痍ってことォ。
November 26, 2024 at 12:50 PM
誇り高き狼寮のみなさんは、デザート無料券のため、、いえ、お客様をおもてなしするために一丸となり、企画を練っていた。
メイド/執事喫茶もしくは男装女装カフェをやるか、お化け屋敷か、はたまた他の出し物か、さまざまな意見が挙げられる中、我らがかわいい代表があるものを提案する。
「催しものとしてアイドルステージをするなの!」
「かわいい衣装とダンスと歌で満足度掻っ攫いして、デザート無料券をゲットするなの!」
November 26, 2024 at 12:50 PM
音が響いたのと同時に、ワスは机の下から強引に引っ張り出されて机の上に押し倒される。
恐る恐る顔を上げれば、ギッラギラの目をしたオタが今にも喰らってきそうな表情でこちらを見下ろしている。
オタに躾けられた胎の奥がギュウゥゥ♡と痛いほど疼き、ワスはオタに身を委ねる。

このあとのことはお察しの通り。
November 26, 2024 at 11:36 AM
当然、カル/ドがいるのにヤリだすとは思っていなかったオタは驚き、思わず身体が反応してしまい机を蹴り上げ、ガタっと鈍い音がなる。
カル/ドが「大丈夫かい?オタ?やっぱり疲れてるんじやないか?」と兄を心配していることに罪悪感が湧くが、それ以上に背徳感が溢れ出てやめられない。
はむはむって軽く唇で咥えたり、スリスリって頬擦りしたり夢中になって好き勝手やっていると「バタンッ」と扉が閉まる音が響く。
November 26, 2024 at 11:36 AM
自分のイイトコを指で刺激しつつ、喉が苦しいくらい咥え込んだりして、ワスももうそろそろ限界だなって思ってた矢先に「コンコンコン」って執務室にノック音が響く。
2人とも驚いて、ワスはフェを中断し、オタは慌てて魔法で情事の匂いを誤魔化して、訪れてきた人を招き入れる。
部屋に訪れたのはカル/ドで、書類の不備を伝えにきたようだった。
ワスは、オタとカル/ドが話し合っているのをはじめのうちは「仕事のことだし、、」と静観していた。しかし、目の前にだいすきな兄の完/勃チンがあり、結局我慢できず、音が出ないようにそっと唇を這わす。
November 26, 2024 at 11:36 AM
「ッハ!」っとオタが大宇宙から戻ってきた頃には時すでに遅し。オタの愚息はパンツから「こんにちは」してるし、目に入れても痛くないきゃわいい弟がチロチロペロペロって舐め出しており、視覚の暴力すぎては愚息は元気満々に、、
この状況に、オタもだんだんとノリノリになってきているくせに「仕方がないな」という視線を寄越してくることに、ワスは若干の苛立ちを覚えつつも「マァ、我慢できなかったのは俺の方だし」って開き直ってそのままじゅぷじゅぷ音だしながらフェして自分の後ろも弄りだす。
November 26, 2024 at 11:36 AM