「は?」
いやなにその唐突な悪口、と言わんばかりの目を向ければ、「いや、悪く言いたかったわけじゃなくて……」なんて視線が泳ぐのが見えた。
「ただほら……お前って、基本的には欲張りだし我儘が目立つけど」
「いやめっちゃ悪口じゃん」
「あーえっと、そうじゃなくて……それなのに、本当に欲しいものっていうか……理想……みたいなのは、いつも妙に現実的っていうか、さ…」
ああなるほど、とオレはひとり合点がいった。もごもごと言うコイツが思い浮かべているのは、きっといつかのオレの見ていた夢の世界、幸せな夢の話。
「は?」
いやなにその唐突な悪口、と言わんばかりの目を向ければ、「いや、悪く言いたかったわけじゃなくて……」なんて視線が泳ぐのが見えた。
「ただほら……お前って、基本的には欲張りだし我儘が目立つけど」
「いやめっちゃ悪口じゃん」
「あーえっと、そうじゃなくて……それなのに、本当に欲しいものっていうか……理想……みたいなのは、いつも妙に現実的っていうか、さ…」
ああなるほど、とオレはひとり合点がいった。もごもごと言うコイツが思い浮かべているのは、きっといつかのオレの見ていた夢の世界、幸せな夢の話。
大鎌が召喚できる力が私にもあれば…
大鎌が召喚できる力が私にもあれば…