「何でテメェが死ぬんだよ!」
「え、いや、花吐き病は、両想いにならない限り治らない、から」
「両想いだよ!俺だってテメェの事が好きだわ!!」
「……へ……?」
ポカーンと阿呆面を晒すジャックにレオナはムカッと来て、その顔を掴んであっっっっついベーゼをかましてやったのだった。
みたいな10分で終わる花吐き病レオジャク書きたいな。
「何でテメェが死ぬんだよ!」
「え、いや、花吐き病は、両想いにならない限り治らない、から」
「両想いだよ!俺だってテメェの事が好きだわ!!」
「……へ……?」
ポカーンと阿呆面を晒すジャックにレオナはムカッと来て、その顔を掴んであっっっっついベーゼをかましてやったのだった。
みたいな10分で終わる花吐き病レオジャク書きたいな。
けれども、最初の言葉の意味が分からない。なんだ、傷付けるって。
「……それの、何処か傷付ける言葉なんだ?」
「俺、花吐き病なんです」
「は?」
二度目のは?がレオナの口から溢れた。
世界的にも難病の一つである病気にジャックが罹っている?
レオナが固まっているのも構わずにジャックは言葉を続ける。
「だから、近い内に俺、死んじゃうんですけど」
「はぁっ?!!」
最近出してないレベルの大声がレオナの口から出て、ジャックはビクッと肩を揺らした。
「死ぬ?!?!今死ぬって言ったかテメェっ?!!」
けれども、最初の言葉の意味が分からない。なんだ、傷付けるって。
「……それの、何処か傷付ける言葉なんだ?」
「俺、花吐き病なんです」
「は?」
二度目のは?がレオナの口から溢れた。
世界的にも難病の一つである病気にジャックが罹っている?
レオナが固まっているのも構わずにジャックは言葉を続ける。
「だから、近い内に俺、死んじゃうんですけど」
「はぁっ?!!」
最近出してないレベルの大声がレオナの口から出て、ジャックはビクッと肩を揺らした。
「死ぬ?!?!今死ぬって言ったかテメェっ?!!」
ノックを聞いて、おうと応えを返して、失礼しますからの先の言葉。いくらレオナの頭が優秀であっても意味が分からないものは理解出来ない。
「俺、レオナ先輩の事が好きです。憧れ、もありますけど、それ以上に番になりたいって意味で好きです」
告白、と言う割にジャックの顔は淡々としていた。まるで明日の朝練には寝坊しないでちゃんと出て下さいねと言う様に。
持っていた本をひとまず置いてレオナは今言われた言葉の意味を考える。
数秒考えた所で自分はもしや読書の途中で寝落ちしたのかと思った。でなければ、ジャックが。
ノックを聞いて、おうと応えを返して、失礼しますからの先の言葉。いくらレオナの頭が優秀であっても意味が分からないものは理解出来ない。
「俺、レオナ先輩の事が好きです。憧れ、もありますけど、それ以上に番になりたいって意味で好きです」
告白、と言う割にジャックの顔は淡々としていた。まるで明日の朝練には寝坊しないでちゃんと出て下さいねと言う様に。
持っていた本をひとまず置いてレオナは今言われた言葉の意味を考える。
数秒考えた所で自分はもしや読書の途中で寝落ちしたのかと思った。でなければ、ジャックが。
それなりに目を掛けていた後輩の自分から告白された所で困らせるだけなのだ。それも花吐き病を患っていると知られたら、告白を断った事に対して罪悪感を抱くかもしれない。でも、同情心から付き合いを始めてもきっとこの病は治らない。
だって特効薬は『両想い』になることだけだから。
「げほっ……おぇ゙……」
また一つの花が口から吐き出される。
この花はどうやって生み出されるのだろう。病院とかで内臓の中身を観測出来たりしないだろうか、なんて現実逃避なことを考えてしまう。
「今からレオナ先輩のこと傷付けること言っていいですか。言いますね」
「は?」
それなりに目を掛けていた後輩の自分から告白された所で困らせるだけなのだ。それも花吐き病を患っていると知られたら、告白を断った事に対して罪悪感を抱くかもしれない。でも、同情心から付き合いを始めてもきっとこの病は治らない。
だって特効薬は『両想い』になることだけだから。
「げほっ……おぇ゙……」
また一つの花が口から吐き出される。
この花はどうやって生み出されるのだろう。病院とかで内臓の中身を観測出来たりしないだろうか、なんて現実逃避なことを考えてしまう。
「今からレオナ先輩のこと傷付けること言っていいですか。言いますね」
「は?」
こんなやり取りをするとしたら、運命の番のレオジャクかなー。酔が覚めたらまた考えませう
こんなやり取りをするとしたら、運命の番のレオジャクかなー。酔が覚めたらまた考えませう
たとえ嫌がられようとも、今夜もこの背中に手を回させてやろうと企むのは悪いこと?そんな訳がある訳ないよなぁと可愛い可愛い恋人との距離をゼロにした。
たとえ嫌がられようとも、今夜もこの背中に手を回させてやろうと企むのは悪いこと?そんな訳がある訳ないよなぁと可愛い可愛い恋人との距離をゼロにした。
「こんなの後でテメェがつける跡に比べたら何ともねぇよ」
「は?俺がなんの跡を、つけ……」
ニヤリと笑いながら、もう片方の手で背中を指差してやれば、ソレに思い至ったジャックがポフッと顔を赤らめる。
「わ、悪かったっすね!毎度痛い思いさせて!だから俺はちゃんとシーツとか掴んでるのにあんたが……!!」
「誰も悪いなんて言ってねぇだろうが。恋人につけられた背中の跡は男の勲章だぜ?」
取られていた手で逆にジャックの指先を取ってソコに口付けをすれば、パクパクと口を開閉させている。
「こんなの後でテメェがつける跡に比べたら何ともねぇよ」
「は?俺がなんの跡を、つけ……」
ニヤリと笑いながら、もう片方の手で背中を指差してやれば、ソレに思い至ったジャックがポフッと顔を赤らめる。
「わ、悪かったっすね!毎度痛い思いさせて!だから俺はちゃんとシーツとか掴んでるのにあんたが……!!」
「誰も悪いなんて言ってねぇだろうが。恋人につけられた背中の跡は男の勲章だぜ?」
取られていた手で逆にジャックの指先を取ってソコに口付けをすれば、パクパクと口を開閉させている。
「別に帰宅三秒で抱かれるのもやぶさかじゃねぇんですけど。なんかあのままヤッたらあんたが後で後悔しそうだなって思って。だってあんた、俺のこといつも大事に抱いてくれるから」
すっかり落ち着いた後でお話したら、そんな事を言われちゃって恥ずかしいやら照れ臭いやらで、それを誤魔化す為にベッドに押し倒せばジャはシーツの海に倒れ込んで嬉しそうにレに手を伸ばすんだ……。
八つ当たりセッをしそうでしない。そんなレオジャクが見たいと思った今宵。
「別に帰宅三秒で抱かれるのもやぶさかじゃねぇんですけど。なんかあのままヤッたらあんたが後で後悔しそうだなって思って。だってあんた、俺のこといつも大事に抱いてくれるから」
すっかり落ち着いた後でお話したら、そんな事を言われちゃって恥ずかしいやら照れ臭いやらで、それを誤魔化す為にベッドに押し倒せばジャはシーツの海に倒れ込んで嬉しそうにレに手を伸ばすんだ……。
八つ当たりセッをしそうでしない。そんなレオジャクが見たいと思った今宵。
抱くならちゃんと愛情だけを持って抱きたい。強引なプレイの時だってソレはジャが強い雄なレの姿を見たいとジャが望んでいると分かっているからヤル訳で。
だから、もし今回苛立ち任せで自分本位に抱いていたら……今度は自己嫌悪していたかもしれなくて。
ジャは週末実家に呼び出されたレが苛立って帰ってくるだろうなと思ったから部屋でスタンバってた。
入り際にブランケットで包んだのはただのちょっとした悪戯心。落ち着かない猫は顔を何かしらで包むと落ち着くと話に聞いたので。
それで毒気と言うか怒気が抜ければいいなと思ってやったことだったんだけど
抱くならちゃんと愛情だけを持って抱きたい。強引なプレイの時だってソレはジャが強い雄なレの姿を見たいとジャが望んでいると分かっているからヤル訳で。
だから、もし今回苛立ち任せで自分本位に抱いていたら……今度は自己嫌悪していたかもしれなくて。
ジャは週末実家に呼び出されたレが苛立って帰ってくるだろうなと思ったから部屋でスタンバってた。
入り際にブランケットで包んだのはただのちょっとした悪戯心。落ち着かない猫は顔を何かしらで包むと落ち着くと話に聞いたので。
それで毒気と言うか怒気が抜ければいいなと思ってやったことだったんだけど
痛いっすと文句を言いながらもジャは穏やかなままで。そのまま暫くジャはレの背中を撫で続けた。
本当は寮に帰ってきた時レは苛立ちのままジャを抱こうと思ってた。
ジャなら多少乱暴に抱いた所で問題無いと思ってたから。寧ろジャはレに力で抑えつけられるような抱き方をされるのを実は好んでいるのを知っていたから。
だからいいだろ、アイツ相手なら。ってなんて思ってたのに帰ってきたらなんでかめっちゃ宥められてて、まるで幼子相手みたいにされて不服なレはいるけど、でも落ち着いてくると苛立ちに任せて八つ当たりで抱かずにすんで良かったと思ってる。
痛いっすと文句を言いながらもジャは穏やかなままで。そのまま暫くジャはレの背中を撫で続けた。
本当は寮に帰ってきた時レは苛立ちのままジャを抱こうと思ってた。
ジャなら多少乱暴に抱いた所で問題無いと思ってたから。寧ろジャはレに力で抑えつけられるような抱き方をされるのを実は好んでいるのを知っていたから。
だからいいだろ、アイツ相手なら。ってなんて思ってたのに帰ってきたらなんでかめっちゃ宥められてて、まるで幼子相手みたいにされて不服なレはいるけど、でも落ち着いてくると苛立ちに任せて八つ当たりで抱かずにすんで良かったと思ってる。
まるで幼子のようにブランケットに包まれジャに抱えられてる状態にレはもう呆気に取られるしかない。しかもジャの手は宥めるみたいにレの背中を優しく撫でている。
無骨な大きくて温かい手に撫でられるとずっと腹の中で渦巻いていた苛立ちが少しずつ落ち着いていくのが分かる。
あー、クソがよ。と悪態つきながらレはジャの肩口に頭を置いて身体から力を抜く。
そうするとジャがふふと少し笑っているのが聞こえるから、ブランケットを少しずらして隙間から睨みつけてやれば、想像通りジャは穏やかに笑ってレを見ていて。
「落ち着きました?」
などと言うから
まるで幼子のようにブランケットに包まれジャに抱えられてる状態にレはもう呆気に取られるしかない。しかもジャの手は宥めるみたいにレの背中を優しく撫でている。
無骨な大きくて温かい手に撫でられるとずっと腹の中で渦巻いていた苛立ちが少しずつ落ち着いていくのが分かる。
あー、クソがよ。と悪態つきながらレはジャの肩口に頭を置いて身体から力を抜く。
そうするとジャがふふと少し笑っているのが聞こえるから、ブランケットを少しずらして隙間から睨みつけてやれば、想像通りジャは穏やかに笑ってレを見ていて。
「落ち着きました?」
などと言うから
その➀
まず連絡を貰ったレが「俺が行くまでぜってぇに目ぇ開けんじゃねぇぞ!」って即ジャの元に駆けつける。
いつもと変わらないレオジャク
圧倒的スピード解決ハッピーエンド
その②
感情倍増パターン
「すんませんっ!あとでいくらでも謝るから!!傍に来ないでくれ!!」
一定距離を離れてるジャ
「あァ?何言ってんだテメェは」
「無理まじで無理!普段から心臓ヤバイくらいになっちまうのにコレ以上心臓に負担掛けたら俺、心肺停止しちまう……!!」
「………」
嬉しいやら何やらで複雑なレはもう寝とけって眠り魔法かけたげる
起きたら元通り
その➀
まず連絡を貰ったレが「俺が行くまでぜってぇに目ぇ開けんじゃねぇぞ!」って即ジャの元に駆けつける。
いつもと変わらないレオジャク
圧倒的スピード解決ハッピーエンド
その②
感情倍増パターン
「すんませんっ!あとでいくらでも謝るから!!傍に来ないでくれ!!」
一定距離を離れてるジャ
「あァ?何言ってんだテメェは」
「無理まじで無理!普段から心臓ヤバイくらいになっちまうのにコレ以上心臓に負担掛けたら俺、心肺停止しちまう……!!」
「………」
嬉しいやら何やらで複雑なレはもう寝とけって眠り魔法かけたげる
起きたら元通り