狂聡
感情の薄い人間の自制のきかないほどの感情の話

狂聡

天使の絵についた落ちない汚れを落とそうとする聡みくんってめっちゃ暗示的では

誤字あるやん(誤字あるやん…)

プラトニックですよ

そこそこ懐かれとることくらいは自覚はしとるやろうしたぶんきょうじは聡みくんにとっての自分の存在と言うものを聡みくんよりは消化していると思う。だから「確認」に混ざる独特の思慕みたいなものまでは感じ取ってるはず。聡みくんよりも寂しい人だし。ただ聡みくん本人が自覚してない領域まではきょうじも思い到ってないのではないか。

聡みくんにとって狂じは「歌えなくなった自分を肯定してくれた人」だと思う。自分にはこれしかないと思うくらいきっと打ち込んでいたはずの合唱で、ソロを任されるほどの声をかつては持っていて、でもそれを失って、どうしていいか分からなくなっていた時にそんな自分を頼ってくれた人。思春期にあんな鮮烈に全肯定してくれる相手に沼ならない筈はなくて、でもカラオケ大会終わったらパタッと連絡が取れなくなって、それってきっと純粋に捨てられた気持ちになるんじゃないか。もういらないって言われた気持ちになるんじゃないか。だから忘れられなかったんだろうと思う。高校の卒業文集に書くくらいに。