最後に、過去の大刀剣市のカタログで、磨り上げや区送り（まちおくり）された刀の茎を見たり、微妙に重なっている目釘穴はなぜできた？などなど、幾星霜を経て現代に引き継がれた刀のあり方に想いを馳せつつ、会は終了しました😊

次回開催も検討中。またお知らせしますのでお気軽にお越しください♪

実店舗をもつ刀屋さんのオンラインショップで購入された方は、刀の全体図やアップ、光を当てたときの刃文や押形（刀絵図）、鑑定書などの写真の豊富さが決め手となってお気に入りの刀を見つけられたそうです。
連絡の上で店舗に行き、手に取って確認させてもらえたとのことですよ✨

オンラインから話題は少し離れて、刀を買える場所として名古屋市内や関の刀剣店、出張販売のほか東京の大刀剣市、大阪の刀座、名古屋市吹上の骨董祭を覗かれた方もいるようです。

知識を深めてから購入するのがいいのでは？とのことで、熱田神宮での奉納刀鍛錬や県内で開催される刀剣鑑賞会の話も。

気軽に買えるのは？とヤフオク購入経験者は2人。納得して買うために真贋だけではなく、刀の傷や形の修正が隠れていないか、まずは写真をつぶさに観察するそうです🔍

写真を見てみますと、全体像の中のわずかな色むらが鍛え割れではないかと気になったり、手に持って遠くに向けた切先が欠けていたり…

真贋の区別について、例えば江戸時代は一般人向けの資料が少なく、作風も銘も似ていないような偽物がある一方で、現代は資料を見て巧妙に似せているという話も。銘の「タガネ運び」や茎の銘を消した跡がないかも重要だそう。

日刀保等の鑑定書も参考になりますね（一方で鑑定書の偽物も…）

ミニテーマ以外にも、最近の展示や刀について楽しくお話ししましょう！

詳細&申込みはリンク先のメールフォームからお願いします。
toukentalk.web.fc2.com/index.html

※購入斡旋含む迷惑行為は禁止いたします。

他にも、久能山東照宮所蔵の雲次の写真を見つつ、ここが雲っぽいと教えていただいていたら、別の方がお待ちになられたレア本で解説を発見したり、お持ちの刀の研磨についてのご相談があったり、いろんなお話ができました✨

次回は初夏ごろ開催できたらと思っています。またお知らせいたします😊

唯一開催中の展示に行った方は
「本作長義と山姥切国広の厚みが違うように見えた」とのことでしたが、図録の元重ね・先重ね（厚み）はほぼ同じ。これを作れる国広すごい、と同時に、印象の違いはぜひ見て確かめたいですね。

名古屋も360度見られる独立ケースでの展示、待ってます😭

今回は図録の刀絵図（押形）だけではなく、大正・昭和時代の押形もいくつか並べてみました。本作長義の"コアラ"は昔のものにもバッチリありましたね。

同じ刀でも全く同じ刃文を描いたものはなく、「〇〇が長義の特徴だから、この国広の押形を描いた方は〇〇っぽさを強調してるのかも」なんてお話も。

ミニテーマ［本作長義&山姥切国広］でしたので、足利市立美術館の2022図録の等身（刀身？）大写真と2025図録の刀絵図を使い、写真の横に刀絵図を並べたり、国広の写真と長義の刀絵図を見比べたり…ひっくり返したり…

「近くで見ると似てない」「意外に似てる」と両方の意見が出て面白かったです。

参加費はドリンク代のみ。日中のカフェでの企画なので、老若男女どなたでもご参加いただけます。お問い合わせはDMでお気軽に☺️

前回までの様子はこちらから！
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２時間の会を終えて、ミニ企画「徳川美術館に一緒に行く会」へ。

（半ば強引に）全員参加していただき、第一展示室、そして企画展「とんがり美術」までご一緒させていただきました。
至らぬ点もあったかと思いますがどうもありがとうございました！

その後は11/24までの長野県東御市「東御の刀鍛冶」展の話が中心となりました。
名古屋からは遠く感じますが、行かれた方が3名いらっしゃり、気になった展示品やガイドマップの（高低差を考慮した）周り方などで盛り上がりました。遠方も、コラボがあれば楽しい旅になりますね。
お土産も頂戴しました🙇🏻‍♂️