「……へぇ。巡礼の塔に登るために、この国に入りたいと」 ​玉座に深く腰掛け、人好きのする笑顔を浮かべる麗人、世界樹ユグドラシルから直接株分けされ、記録によれば創世時代からこの世界と共に生きていると云われるケヤキの樹人でありここ、青の国の王である及川が、興味深そうに片眉を上げる。値

【日影/牛影】 ――羽ばたきながら、墜ちてゆく。 FE聖戦の系譜を微オマージュした、愛と執着と宿命の似非ファンタジー。 全編を通し、GARNET CROWの楽曲タイトルに沿って彼らのお話を描いてます。 基本はオムニバス形式。時系列は無視して、作者の書きたいところだけを書いていく不

徒然なるままに気の向くままに増えてくHQ小説達の保管庫 影山右が好きです。