今日の三井君
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今日の三井君
@todays-mitsui.bsky.social
株式会社はてなでアプリケーションエンジニアをしています。
ラムダ計算の学習のハードルを下げるためステップ評価器の skiMogul (https://mogul-lang.mudatobunka.org/) を作っています。東京にはいません。
音声入力で直接的に文章をつくっていかなくとも「話す」という方法には大いにメリットがある。一人で黙って考えていてもアイデアがまとまっていかなくて、誰かに向けて話してみることで思考が整理されていくという人は多い。
黙って考えるのに慣れていなければ、まず話してみて後に考えるとまとまりやすいかもしれない。
ただし頻繁に友人をつかまえて壁打ち役にしているとウザがられるかもしれないので注意が必要だが。
March 14, 2024 at 2:08 PM
現代においては音声からの自動文字起こしの精度が良くなっているので「書く」代わりに「話す」という選択肢もある。
けんすう氏が音声入力でブログを書いている話を公開していたが、この記事もう6年前なのか。驚き。
kensuu.com/n/n9990e1e62...
音声入力でどのようにブログを書いているのか|けんすう
今年にはいってから音声入力でブログを書いているのですが、どんな感じでやっているかというものを、まとめてみたいと思います。 と言ってもそんな大したことはやっていません。 単純にAndroid端末でGoogleの音声入力を使って入力しているだけです。iOSでもそんなに精度悪くないんですけど、Googleさんのほうが良い気がしています。 まずやり方ですが、僕は最初に下書きを Google Keep に入れています。 ちょっと特殊なことをやっている点は、Google Keepを立ち上げるのをショートカットで簡単にしているぐらいです。Nova Launcerというアプリを使うことで、ホー
kensuu.com
March 14, 2024 at 2:05 PM
タイピングより手書きが好きな人は手書きでどんどん書けば良い。
手書きメモでアイデアを出すなら「ゼロ秒思考」という書籍に紹介されているやり方がおすすめだ。A4横置き・箇条書き・1枚1分でどんどん書くというフレームワークで、書き終わった後のメモを物理的に並び替えたりして整理できる強みもある。
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March 14, 2024 at 2:01 PM
長文が書けないなら短文をたくさん書けばいいという発想なら X や Threads, Bluesky などのサービスを下書きの場にしてしまう手もある。
思ったことを X に連投していけば80~140字程度の文章がどんどん溜まっていくと思うと、人によってはかなり書くのを助けてくれる。
これらのサービスの良いのは投稿済みの文章を編集できないことだ。とにかくアイデアをどんどん文章化したいときには細かな編集を繰り返すべきではない。その意味で編集できないことが強みになる。
March 14, 2024 at 1:57 PM
箇条書きというスタイルを強制されると、逆に短い文で端的に書こうという意識が働いて考えがまとまりやすくなることがある。
先ほども述べたように、書き出したメモを俯瞰して自分が考えていたことを再認識するという効果にも期待したい。
March 14, 2024 at 1:52 PM
文章を書くツールからメモツールやアウトライナーにも視野を広げてみてはどうだろう。長文の編集には向かないが、アイデア出し・アイデア整理に向くツールたちだ。
具体的には Notion, Scrapbox, Workflowy などで。雑に紹介すると、アイデアを箇条書きで書き出して並び替えたり階層化したりできる。
長文を書き慣れずに詰まってしまうタイプの人は、箇条書きでガーっと書き出してしまうスタイルがハマるかもしれない。
March 14, 2024 at 1:49 PM
その点、マネージドなブログサービスはカスタマイズはそこそこであとは書くべしとなりやすいのでおすすめだ。

弊社が提供しているはてなブログを推したいが、はてな記法とかいうのが摩訶不思議なのでいったん置いておいて。
note や「しずかなインターネット」あたりを一度試してほしい。無駄を削ぎ落として書くことに集中させる編集画面には独特の没入感があって、ゾーンに入れればはちゃめちゃに筆が進むことと思う。
March 14, 2024 at 1:41 PM
詳しくは後述するが、せっかく書くならついでに公開してしまうメリットもあって。ブログの下書きに直接打ち込んでしまうのも手っ取り早い。
ブログサービスにもいろいろあるが編集画面の感じは千差万別だったりするので、これもいろいろ試してみて合うものを選ぶといい。

エンジニアなら WordPress, Gatsby.js, Astro で自分だけのブログを立ち上げたくなるかもしれないが、これらも下手にカスタマイズできてしまうのが罠になりうるので注意してほしい。
March 14, 2024 at 1:36 PM
最初に思い浮かぶツールは Microsft Word などのテキスト編集ソフトだろう。使い慣れていればそれでもいいが。下手にフォントや文字サイズなどの編集ができてしまうと本来やりたかったネタだしのノイズになることがある。
その点で文字を打ち込むことしかできないシンプルなエディタが強くて、Windows ならメモ帳, Mac ならテキストエディットなどを一度試してほしい。
March 14, 2024 at 1:31 PM
とはいえ文章を書くのが得意ではない人も多いと思うので書くためのハウツーについて触れてみる。

いざ書こうと思ってもなかなか筆が進まない場合、書くためのツールを見直してみるのが手取り早い。
文章のこねかたは人の数だけ正解があって、絶対的なやり方みたいなものはない。自分に合ったツールを目の前にするといくらかスムーズに書けるようになったりするので、自分に合うやり方を試してみるのがいい。
そのときの気分や体調によってもハマるツールが変わってきたりする。
March 14, 2024 at 1:26 PM
文章にしてアウトプットすればそのアイデアを手放すことができる。切り替えて別のアイデアを練るのに頭をつかえるし。つまらないアイデアだったらそのまま忘れてしまうこともできる。
いいアイデアだろうとつまらんアイデアだろうと一つに執着せずに次にいけるというのが大切で。ネタを蓄積したいと思うなら考えるのとペースを合わせてアウトプットが必要になる。
March 14, 2024 at 1:12 PM
もう一つには複数のアイデアから取捨選択して登壇ネタに仕上げたいと思ったとき、アウトプットもせずに頭の中だけでアイデアを抱えておくのは非現実的ということだ。
頭の中だけでアイデアを抱えておくのはとても負荷が高いし。その負荷が高い状態で個々のアイデアを練ってネタに仕上げるのは無理がある。
そうやって練られずにただ頭の中に溜まっているだけのアイデアはそのうち溶けて消えてしまう。
March 14, 2024 at 1:09 PM
ひとつにはアウトプットしていないものは目に見えないからだ。これは他人に見せられないというだけでなく、自分からも見えないということでもある。
自分の頭の中は自分で自由に覗いてみられるような気がするが、全然そんなことはなくて考えていることを文章にして書いてみて初めて「自分が何を考えていたかわかる」ということはよくある。
ネタが無いのではなくネタが見えていないだけの可能性があるのだ。

...残念なことに頭の中にネタがあると思って書き出してみたら使えそうもないネタだったというパターンもあるけれども。
March 14, 2024 at 1:05 PM
というわけで登壇ネタに困る前にテキストアウトプットをじゃんじゃんして基礎体力を身につけておこうぜ、ということになる。
ここからは「じゃあどうやったらテキストアウトプットできるのか」というところに話題を移していこうと思う。

いちばん大切な心構えは「質は気にせず書きたいことを書けるところまで書いて公開してしまえ」だ。
なぜ質を気にせず書くべきか、
March 14, 2024 at 12:59 PM
事前にテキストで書いておいたハウツーや意見であれば、目の前に具体的な文章として存在しているので登壇ネタとしてピックアップするときの心理的なハードルをぐっと下げてくれる。

ここで聞こえてきそうなのは「ブログ記事に書いたネタを登壇に再利用してもいいの?」という疑問だが。まぁダメなわけがない。
第一にブログに書いたからといって全人類に読まれるわけではない。読んでないひとはたくさんいる。第二に好きな話は何回したっていいじゃない。
March 14, 2024 at 12:54 PM
そんなわけで私がおすすめしたいのは日頃からネタになりそうなことをテキストでアウトプットしておいて、そこからピックアップしてネタをこしらえる方法だ。
ここでいう「テキストでアウトプット」というのは要はブログに書くということで。私がはてなブログの会社に勤めているので少しポジショントークっぽいが真剣な意見だ。
March 14, 2024 at 12:50 PM
目の前のカンファレンスのために無からネタを生成するのはやっぱり無理があって。カンファレンスのテーマに合わせて自由自在にネタを出すなんてスーパーマンでないと無理だろうし。仮にリサーチや勉強でネタを用意できたとしても、急ごしらえのテーマで単身登壇に臨むのにはそうとう勇気がいるだろう。
March 14, 2024 at 12:47 PM
自分はこれまでにいくつかのカンファレンスで話をする機会をもらって "場慣れ" したので、登壇すること自体に対する恐怖は無い。いまのところプロポーザルを出せずにいるのは純粋なエンジニアリングネタを持ってない貧弱さゆえだ。
まぁそんなことはいいとして、これまで登壇したことがない人からすると自分がどんな態度でどんな持論をぶち上げればいいものかわからず余計に勇気がいるのかなと思う。
March 14, 2024 at 12:43 PM
まぁこんなもんか。
March 6, 2024 at 12:31 PM