おもに同人中心に創作チェックくらいですが。
自分は背景情報に凝るタチらしいのが実感できる(いや自覚はしてましたけどね? あらためて)
自分は背景情報に凝るタチらしいのが実感できる(いや自覚はしてましたけどね? あらためて)
いつもと同じ道、違う景色、視線の位置も違っている。
だから橋の欄干に垂れ下がる翅翼を見つけた。
「雨宿りですか」
そこにいたのは一匹の蜻蛉。彼(あるいは彼女?)は「ええ」と答えた。
「そこの軒下まででよければ、自分の傘にどうぞ。ここよりは雨も避けられますよ」
「私はここで待っていますので」
「待ち合わせですか」
「ええ、お日様が来てくれるので」
予報では、この後豪雨だ。少し考えて「はやく来るといいですね」とだけ。
「親切にありがとう」
蜻蛉の言葉に一礼。立ち去る。
夕刻、土砂降りからの雨上がり。
欄干の下には、翅翼が一枚だけ。
いつもと同じ道、違う景色、視線の位置も違っている。
だから橋の欄干に垂れ下がる翅翼を見つけた。
「雨宿りですか」
そこにいたのは一匹の蜻蛉。彼(あるいは彼女?)は「ええ」と答えた。
「そこの軒下まででよければ、自分の傘にどうぞ。ここよりは雨も避けられますよ」
「私はここで待っていますので」
「待ち合わせですか」
「ええ、お日様が来てくれるので」
予報では、この後豪雨だ。少し考えて「はやく来るといいですね」とだけ。
「親切にありがとう」
蜻蛉の言葉に一礼。立ち去る。
夕刻、土砂降りからの雨上がり。
欄干の下には、翅翼が一枚だけ。
やっぱり身近な題材じゃないと話にならない
やっぱり身近な題材じゃないと話にならない
「いや、知らない…てか、その頃はまだ生まれてないよ」
「その余波のガスジェットが、半年後くらいに来そうなんだって」
「そうなんだ…あ、十八時間後、詳細発表されてる。多少前後するけど、ほぼ確っぽい」
「すごい、先進波の受信できるようになったの?」
「うん、かなりノイズ除去できるようになってきたんだ。でも遅延波を辿るのは苦手で…あんたのさっきのは、リアルタイムで見てきたの?」
「うん。すっごい綺麗だったよ。50万年前まで遡ったから、一晩経っちゃったけど」
「すごいじゃん、二千万倍速くらいまで情報加速できるんだ」
とある知性化天体の学舎、他愛ない会話
「いや、知らない…てか、その頃はまだ生まれてないよ」
「その余波のガスジェットが、半年後くらいに来そうなんだって」
「そうなんだ…あ、十八時間後、詳細発表されてる。多少前後するけど、ほぼ確っぽい」
「すごい、先進波の受信できるようになったの?」
「うん、かなりノイズ除去できるようになってきたんだ。でも遅延波を辿るのは苦手で…あんたのさっきのは、リアルタイムで見てきたの?」
「うん。すっごい綺麗だったよ。50万年前まで遡ったから、一晩経っちゃったけど」
「すごいじゃん、二千万倍速くらいまで情報加速できるんだ」
とある知性化天体の学舎、他愛ない会話
せめて原稿やろ……
せめて原稿やろ……
憑かれてる……いや疲れてるんかなぁ……
憑かれてる……いや疲れてるんかなぁ……
好きな物を書くなら、それがもっとも魅力的に見える書き方を考えるのも、ひとつのアプローチなのかもしれない。
好きな物を書くなら、それがもっとも魅力的に見える書き方を考えるのも、ひとつのアプローチなのかもしれない。
全体の流れに対してコスパが悪いと思ったら描き直さないとページ数が増え続けるし、主題に対してどんどん脇へ逸れていってしまう……この悪癖はスランプ中だとさらにたちが悪い。
全体の流れに対してコスパが悪いと思ったら描き直さないとページ数が増え続けるし、主題に対してどんどん脇へ逸れていってしまう……この悪癖はスランプ中だとさらにたちが悪い。
書く方は間違いなく楽しいだろうが、読む人間は苦痛でしかないためお蔵入りするしかないアイデア……
書く方は間違いなく楽しいだろうが、読む人間は苦痛でしかないためお蔵入りするしかないアイデア……
今さらシャイニング(80)を見た。キューブリックの映像へのこだわりの凄まじさといったら。作中の現実と幻が交錯していく魅せ方に緩急があって、徐々に現実が壊れていく演出は見応え抜群だった。繰り返す幻が現実に影響し、ついには本当のことになっていく。
ニコルソンの正気から狂気へ落ちていく演技の凄みもこの映画の魅力に厚みを与えてる。狂気の幻を現実に連れてきて、最後には幻の中へ。
ただ、この映画をみて諦めたことがある。自分にはホラーを書けないし観る資格がない。だってワクワクはしたけど恐怖演出で怖いと思えなかった……。
今さらシャイニング(80)を見た。キューブリックの映像へのこだわりの凄まじさといったら。作中の現実と幻が交錯していく魅せ方に緩急があって、徐々に現実が壊れていく演出は見応え抜群だった。繰り返す幻が現実に影響し、ついには本当のことになっていく。
ニコルソンの正気から狂気へ落ちていく演技の凄みもこの映画の魅力に厚みを与えてる。狂気の幻を現実に連れてきて、最後には幻の中へ。
ただ、この映画をみて諦めたことがある。自分にはホラーを書けないし観る資格がない。だってワクワクはしたけど恐怖演出で怖いと思えなかった……。