そう言いながらも、今シーズンの初回後編に出てきた検事総長のようにキツい女性権力者も出てはくるんだけどね。

社さんはキツいところもあるけど優しく柔らかいところも使い分けてるし、出雲さんは先輩の男性2人より荒事の先頭に立つ強さがありながらも可愛らしく思いやりが深いし、女性の描写は昔より慎重というかテンプレにならないようにしてる印象がある。

過去の角田課長回「あとぴん」「バクハン」という存在を思い出して、どれも人情回として味わい深かったな…と思い出してしみじみした

角田課長はいつもちょっとユーモラスで特命係の日常の象徴のような親しみやすさがある分、ガラッと雰囲気を変えるのではなくその延長線上で渋みを出したり迫力を見せる塩梅がいいんだよなあ
どこまでも普通っぽいからこそ人情回が等身大に見えるというか

もっと平たくいうと芝居が上手いよなあということにはなるんだけど

試行錯誤して売れる方法を模索して実施していくのは商売としては普通のことなんだけど、そこに信念が見えない…というより「売れたい」という信念しか見えないのが無理だったというのが大きいんだけど、料理よりご自身をコンテンツ化したこともなかなか無理なんだよな。
こちらとしては料理にしか興味ないのに、作ってるおっさん推されてもな…

でもアプリゲームの経験上どうしても縦画面より横画面が多いので夢の中で横画面になってしまい、夢だとわかってる(いつも夢は夢だと自覚がある)ので「いや縦画面だよりゅうみこは」と夢の中で無理矢理UI修正していて可笑しかった
ダメだよ横画面UIをそのまま縦にしちゃ…と自らダメ出しして目が覚めたっていう

比べてみると、ちいかわの方がキャラクターデザインとしては一般ウケしやすいというかマンガ知らなくてもなんか可愛いで買うデザインだよね。
100ワニはあんまり…一般的というよりはサブカル臭の強いデザインというか…メインストリームから意図的に外れてちょっとひねくれたものが好きな人に選ばれそうな癖のあるデザインというか…

だから交流せず数歩下がってあくまで作品を楽しむだけに留めるようになったけども…
離れたところから眺めてるだけでも疲れてきたってのが最近なんだろうなあ

まあ女性のオタク文化だってジャンルによっては攻撃的らしいし、おとなしい空気でもそれはそれで「傷つけないで！」と過剰に反応されて普通の言動でも攻撃と見做されるようなこともあるらしいけど…(伝聞なので実体験ではない)
学級会を開きたがるとか揶揄されるみたいだし、なんでもかんでも男女できっぱり分かれてどちらかだけがいいものってことはない、というのはわかってますけどもね

相棒 season9 第14話
右京のスーツ
www.telasa.jp/videos/163705

以前も好きな回として挙げたけど、この回と雰囲気が似てるなと感じる。
優しくて柔らかくて上品な雰囲気。ドタバタしたり雑味が混じらず、終始静かなトーンでまとめられてる落ち着きがとても好き。

そういえば近い雰囲気を作ろうとしてたのを感じたのが南井の一連の話かなあ。個人的にはいろんな狙い(上品にしたい、重厚にしたい、強い印象を残したい…)が前面に出過ぎていて嫌味に感じてたシリーズだけど…