水石鉄二(みずいし)
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水石鉄二(みずいし)
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読書(小説)を中心に
ジャンル:純文学/海外文学/SF/幻想文学が主
最近はミステリー/ホラーも嗜むようになりました
歴史小説・時代小説に関しては初心者です
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アトヒトリ
【もうすぐ1000人】作業を監視してください📚 youtube.com/live/1gKW3NU...
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December 19, 2024 at 3:14 PM
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乙一先生『大樹館の幻想』 #読了

☑ツリーハウスの館。そこで起こる惨劇を予知する胎児。
☑館にまつわる噂話。平行世界での未来と様々な推理。いろんな情報を選択しながらの推理。
☑館ものとしての満足度、そして多層的な物語へのフラットな視点と温度感。居心地のよい作品です。

#読みたりガクト
November 16, 2024 at 1:04 PM
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【完走した感想配信】第15回創元SF短編賞受賞作 稲田 一声先生 「喪われた感情のしずく」第65回メフィスト賞受賞作 金子玲介先生『死んだ山田と... www.youtube.com/live/g4Jagi2... @YouTubeより
本日23時から。よしなに~。
November 15, 2024 at 11:43 AM
今日20:00~

解説するのは、
「新潮」12月号
「すばる」12月号
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文芸誌12月号紹介!【新潮・すばる】
YouTube video by 長良しの@純文学読みvtuber
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November 15, 2024 at 11:00 AM
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始まります!
第一回大好きな作家さんを語る配信📚✨

青春時代にお世話になった作品たちを語っていこう

【作家さん語り#1】恩田陸さんを語らせてください!!📚
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November 14, 2024 at 12:00 PM
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坂崎かおる先生『嘘つき姫』 #読了
☑様々な題材を持ち込みながらの短編集。端正の中にある問いかけの数々。
☑「あーちゃんはかあいそうでかわいい」が好き。大切にしているものの共有。
☑SFの受け皿としての広さと、作品のバリエーション。
#読みたりガクト
October 20, 2024 at 2:59 PM
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不破有紀先生の『はじめてのゾンビ生活』 #読了

☑人間がソンビになる世界の記録たち。
☑時間も人物も散逸した記述の数々から見える繋がり。
☑ゾンビに取り替わっていくSF世界。かなり断片的に描かれるからこそ描かれない世界に目が向きます。

#読みたりガクト
October 17, 2024 at 12:24 PM
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松城明先生『蛇影の館』 #読了
☑超常存在”蛇”。人の記憶と体を乗っ取って生きています。
☑乗っ取り先を変えるための館で起きる惨劇。犯人は蛇なのか、人間なのか。
☑ガチガチのパズルの中で美しいロジックと揺らぎ。ミステリだからこその青春もの。
#読みたりガクト
October 9, 2024 at 2:05 PM
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猫屋ちゃき先生『古道具屋蔦之庵の夫婦事情』 #読了
和風ファンタジー恋愛もの。
ないがしろにされていた二人の夫婦生活。
ちょっと不思議な古道具たちが起こす出来事に翻弄されながら、
彼らにも背中をおされるような展開。
丁寧に積み上げられた先の思いも強烈でした。
#読みたりガクト
September 23, 2024 at 9:18 AM
全知全能の存在は、全知であるがゆえに、未来に自身が何を為すかを知っていて、実際には自由意志によって行動しているにもかかわらず、本人は決定論的に動かされているかのように錯覚するのではないか。

↑結局、全知全能だから、決定論的に行動させられているという気分が錯覚であることに気づいて、普通に「自分の場合は、自由意志論と決定論が一致する状況であり、弁別する必要もない」とメタ的に認知するのではないか、と思いました。
(錯覚というか、ある種の気持ち悪さは残るでしょうけど)
September 1, 2024 at 3:58 AM
宮ノ川顕「化身」
ホラーというよりも、カフカや安部公房のような不条理小説の一つとして読んだ。南の島の熱帯雨林に迷い込んでしまった主人公が、池に落ちるところから物語は始まる。大自然の中で能力を発達させたり退化させたりする身体感覚の描写が丁寧でよかった。あとフェチが増えた。

「相対的に、驚異的な発達を遂げたのは足である。太腿の筋肉が盛り上がり、やがて太くなりすぎて両足を交差することが困難になった。」(p.47)

自分自身が鍛えているわけでも、他人の筋肉を観察するのが趣味なわけでもないのだが、良い描写だと感じた。嫌いではない。
April 18, 2024 at 11:40 AM
男女のオフィスラブを描くのはもう難しくなってしまった。描くには強めのフィクションを導入しなければならない、という感じがする。
March 31, 2024 at 2:21 PM
ブレイバーン、10年前のノンケ男性オタクだったら、ネタとしても消化できずに拒絶していただろう。当時は男性キャラが多数出てくるだけで「ホモアニメ」と揶揄されていた時代である。

(不満足な点がないとは言えないが)空気は確実に軽くなった。この10年という歳月の深さを、しみじみと感じた。
March 29, 2024 at 1:59 PM
アンディ・ウィアーの描く男性主人公は、多くの女性にとって、理想的でありながらチートじみていない男性像になるかもしれない。つまり、恋愛やBLの主人公にしてみたら、面白そうってこと。
March 26, 2024 at 1:48 PM
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斜線堂有紀先生の『本の背骨が最後に残る』 #読了
✅様々なモチーフの中で描かれる強烈な物語。歪さとエモ。
✅強引さと大事にしている物と、殴りかかってくるような短編集。
✅推しは「金魚姫の物語」一人だけに止まない雨。それでふやけて崩れていく芸能人とカメラ部の主人公。
#書三行ガクト
March 15, 2024 at 3:09 PM
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紅玉いづき先生の『今宵、嘘つきたちは光の幕をあげる』 #読了

✅少女サーカス。演目と文学者の名を冠した少女たちのきらめき
✅ブランコ乗りのサン=テグジュペリ。足が動かなくなり双子と入れ替わります
✅サーカス団員たちのそれぞれ大切なもの。強烈に苛烈に守っていく群像劇
#書三行ガクト
March 15, 2024 at 2:47 PM
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夏海公司先生の『セピア×セパレート』 #読了
✅意識のバックアップサービス。それに従事する主人公。ある日テロ容疑者に。
✅サイバーパンクバトルの苛烈さ。身体と精神の分離。
✅システムから辿る道筋の面白さ。そして一人の少女に繋がる陰謀。天才少女の思いと、主人公の願い、
#書三行ガクト
March 15, 2024 at 2:23 PM
問題意識を共有していない著者の哲学書を読んでも、仕方がない気がする。
March 13, 2024 at 4:00 AM
ウィーナー『サイバネティックス』
機械から人間を含めた生物、果ては社会といったものについて、どれも情報通信・制御・フィードバックを軸とした共通のシステムを持っているということを看破し、そのパターンの定式化を試みた本(だと認識している)。ある程度、数学と物理に精通していないと数式を追うことはできないが、SFを嗜むなら読んでも損はない一冊。

第1部では将来的に自己組織化や複雑系の話題に接続するような言及もあり、第2部では後世で人工知能と呼ばれることになる機械知能についても言及されている。

ウィーナーについては『人間機械論』といった別の著作も読んでみたい。
#読了
March 13, 2024 at 3:47 AM
この日になると小松左京「骨」という短編を思い出す。

地層と時系列の関係が逆転していて、浅い地層からは古い骨が、深い地層からは新しい骨が出てくるという設定があり、主人公の男が発掘作業を行っていく内に、古代・中世・近代の骨や遺物を発見しながら、最後には自分自身の骨を掘り出してしまうというホラーになっている。

この短編(短編集は1977年、初出は未確認)自体は東日本大震災と無関係である。しかしながら、作者(病死)は震災の同年に亡くなっていることから、私はどうしても作者と主人公の男の姿を重ねてしまう。瓦礫をどけていく内に自身の骨を発見してしまう小松左京が浮かんできて、だだその光景が残っている。
March 11, 2024 at 6:32 AM
『利己的な遺伝子』→進化心理学の流行という流れが、(誤解等もあり)あるところでは殺伐とした人間観・男女観を創り上げてしまったのではないかと推測しているが、やはり読んでみないとわからないかしら。
March 9, 2024 at 5:00 AM
森見登美彦は『きつねのはなし』がベストだと思う。
March 9, 2024 at 4:16 AM
詠坂雄二『電氣人閒の虞』
けったいなことをやってのけた問題作。電気人間という都市伝説を調査することになった人々が事件に巻き込まれていく。小説としての仕掛けも面白かった。

最近はカテゴリーにうるさい人が多いけれど、小説は小説。ミステリかホラーかはさておき、小説として読んでいただきたい、と一読者として思います。
#読了
March 9, 2024 at 3:33 AM
書籍文化がやせ細っていくのは世界的にも必然で、自分は既に諦めている。私の欲しいものを置いてくれる本屋はどうせ潰れるし、「売れる本屋」も一時しのぎに過ぎず、結局は細っていくことだろう。理想は理想でしかなく、大局には逆らえないのだ。

……という気分。
March 7, 2024 at 9:47 PM