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tenncoe.bsky.social
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妄想が生きる糧の腐|吸死ロドの民|20over |字をちょっと書くよ|ねこの匂いはいい匂い
数百年後、ロナルドはヘルシングにゆかりのある家に生まれ変わっていた。前世の記憶はなくしていたが、反人間派の吸血鬼が世界中で事件を起こし始めて退治人としての記憶が甦り、自分のことを調べ始める。同じ頃、不穏な気配を察知した御真祖様が眠りから目覚めていた。あー、よく寝た、とまた楽しい日々が始まりそうな予感にワクワクする御真祖様。一方転生した元ロナルドはどうにか探し当てた自分に関係していると思われる事務所で、あまりにも変わらない姿の一人の吸血鬼と出会う…
February 24, 2024 at 11:18 PM
補足
ドラルクしか知らないはずの個人的な音声データとかなんやかやのつもりでした
February 24, 2024 at 6:31 PM
いつも共にいるジョン、魚を飼育している吸血鬼宅に預けていたキンデメさん、ゲームハードを替えながら生き延びていた死のゲーム、アップデートしたメビヤツも揃って、ロナルドがいないことを除けば元通りの事務所になった。
ドラルクはいつかロナルドに会えることを信じて、ここで待っている。
入口に「R & D 吸血鬼退治事務所」と看板を掲げて。
February 24, 2024 at 6:24 PM
長い年月の間にどこかから流れついたのだろう。AIは膨大な個人データの集積でもある。
あまねく存在するネットワークや、そのロボットを形成するほんのわずかな部分にロナルドのデータがあることを知って、ドラルクは数百年ぶりに涙を流した。
それでは、たとえ砂浜の中の一粒の砂以下のほんのわずかな欠片であっても、君の一部はネットワークの中からずっと私を見ていたんだね…。
ドラルクは旅をやめて、かつての新横浜に近い場所に新しく事務所を借りた。
February 24, 2024 at 6:22 PM

御真祖様は眠りにつく前、自分の庇護が及ばなくなる孫を心配して、自分の力を分け与え、多少の日光や衝撃では簡単に死なないようにした。太陽や物理的な力に囚われず自由になったドラルクは、ジョンと共にロナルドの痕跡を探して世界中を旅する。ロナルドがどこかに転生していないか、何十年、何百年と探すが、彼の転生者を見つけることはできなかった。
ある日、旅にも疲れたドラルクはバッテリーが切れた古い時代のAI ロボットを見つけて気まぐれで再起動する。保存していたロナルドのデータを読み込ませて暇つぶしの話し相手をさせようと思ったのだ。だがロボットはロナルドの同じデータをすでに持っていた。
February 24, 2024 at 6:20 PM
初めまして、甜と申します。ポストは少なめだと思いますが、よろしくお願いします!
February 19, 2024 at 11:43 AM