香港の60代女性カップルに訪れる、一人の急逝と遺された側が直面する様々な問題を描いた作品。物語ではなく圧倒的に「現実」でつらい。
弔いや相続をめぐる法的な問題に加えて、東アジアならではの宗教観と家父長制が絡んでずっと揉めている。悪人なんていなくて、みんな自分の家族が幸せになるようにと願っているだけだけど、それぞれの立場の違いが溝を生む。
それでも二人が暮らしていた家の雰囲気や、重ねてきた暖かな時間の描き方が秀逸で、二人の間に確かな深い愛があったことを感じられる。派手ではないけど静かな怒りに満ちたいい映画だった。
香港の60代女性カップルに訪れる、一人の急逝と遺された側が直面する様々な問題を描いた作品。物語ではなく圧倒的に「現実」でつらい。
弔いや相続をめぐる法的な問題に加えて、東アジアならではの宗教観と家父長制が絡んでずっと揉めている。悪人なんていなくて、みんな自分の家族が幸せになるようにと願っているだけだけど、それぞれの立場の違いが溝を生む。
それでも二人が暮らしていた家の雰囲気や、重ねてきた暖かな時間の描き方が秀逸で、二人の間に確かな深い愛があったことを感じられる。派手ではないけど静かな怒りに満ちたいい映画だった。
強烈なインパクトはないものの、いい映画だったな〜とじんわり思う作品だった
エリート女子校の夜間部に通うコンプレックスまみれの主人公小愛と、全日制の優秀でイケてる女子敏敏の「机友」としての交流から物語が始まる
同じ制服で刺繍の色が違うだけなのに、それ以上の見えない壁とか格差とか住んでいる世界の違いに気づいてしまった小愛は劣等感から嘘を重ねていき、やがてめくれるシーンがすごく苦しい でも結末はさわやかな青春ハッピーエンド
大学生くらいの頃に観ていたらコンプレックスが爆発して致命傷を負っていたかもしれない
強烈なインパクトはないものの、いい映画だったな〜とじんわり思う作品だった
エリート女子校の夜間部に通うコンプレックスまみれの主人公小愛と、全日制の優秀でイケてる女子敏敏の「机友」としての交流から物語が始まる
同じ制服で刺繍の色が違うだけなのに、それ以上の見えない壁とか格差とか住んでいる世界の違いに気づいてしまった小愛は劣等感から嘘を重ねていき、やがてめくれるシーンがすごく苦しい でも結末はさわやかな青春ハッピーエンド
大学生くらいの頃に観ていたらコンプレックスが爆発して致命傷を負っていたかもしれない
当事者たちにエピソードを伺いつつ、当時の映像とアニメーションで見せる構成がおもしろかった 当時のことを語る女性たちがみんないきいきしていてかっこいい
当事者たちにエピソードを伺いつつ、当時の映像とアニメーションで見せる構成がおもしろかった 当時のことを語る女性たちがみんないきいきしていてかっこいい