逆に「猟犬」というあだ名の方が「はて?」という感じ。
いや、エレインが恐ろしい女だってことはわかってる。わかってる上で「子犬」と評価してるXAN…。
逆に「猟犬」というあだ名の方が「はて?」という感じ。
いや、エレインが恐ろしい女だってことはわかってる。わかってる上で「子犬」と評価してるXAN…。
ヴァ.の幹部たちも「猛犬注意、だなあ」とか言ってる中でXAN…だけが「子犬」と思っていたら面白い可愛いよねという話。
ヴァ.の幹部たちも「猛犬注意、だなあ」とか言ってる中でXAN…だけが「子犬」と思っていたら面白い可愛いよねという話。
ヴァ.本部に侵入者が潜り込んで、どこかの部屋から銃声が聞こえて🦈が舌打ちしながら「あの男の部屋かぁ!?」と思うんだけど、エレインだけケロリと「若様の銃の音じゃないのだわ」なんて答えるから🦈にキモがられる。
ヴァ.本部に侵入者が潜り込んで、どこかの部屋から銃声が聞こえて🦈が舌打ちしながら「あの男の部屋かぁ!?」と思うんだけど、エレインだけケロリと「若様の銃の音じゃないのだわ」なんて答えるから🦈にキモがられる。
エレインが守ったのはサワ田ではなく、あくまでもボンゴレ。
エレインが守ったのはサワ田ではなく、あくまでもボンゴレ。
「えっ…えええ!?なっなっ…エレインッ!?」
「うるさい、黙るのだわ」
「…ッ!!」
「……お前何してんだ?」
「黙れ役立たずの家庭教師。お前、ジャッポーネは銃社会じゃないでしょう。このチビの守護者たちは何をしているのだわ?弾除けぐらい側に置くべきなのだわ」
「今のは発砲音じゃねえ、花火が上がった音だ」
「………………………はぁ…?」
「🌊盛は今日町内で祭りがあるんだぞ。お前、花火と銃声の区別もつかねえのか」
「…………………」
「え、エレイン…」
「…いつまでくっついてるのだわ、愚鈍、カス野郎、馬鹿、最低、帰る」
「えっ…えええ!?なっなっ…エレインッ!?」
「うるさい、黙るのだわ」
「…ッ!!」
「……お前何してんだ?」
「黙れ役立たずの家庭教師。お前、ジャッポーネは銃社会じゃないでしょう。このチビの守護者たちは何をしているのだわ?弾除けぐらい側に置くべきなのだわ」
「今のは発砲音じゃねえ、花火が上がった音だ」
「………………………はぁ…?」
「🌊盛は今日町内で祭りがあるんだぞ。お前、花火と銃声の区別もつかねえのか」
「…………………」
「え、エレイン…」
「…いつまでくっついてるのだわ、愚鈍、カス野郎、馬鹿、最低、帰る」
パスン、と軽い破裂音が聞こえた時に、それを発砲音だと思ったエレインがほぼ反射で目の前のサワ田を抱え込むみたいに抱き締めて、自分の体で隠すように庇う。そんな話。大事故。
パスン、と軽い破裂音が聞こえた時に、それを発砲音だと思ったエレインがほぼ反射で目の前のサワ田を抱え込むみたいに抱き締めて、自分の体で隠すように庇う。そんな話。大事故。
「え!?七夕すご!!それって地球規模で行われてる催し物なんですか!?」
「kbk町だけの催し物だ」
「kbk町だけの…!?すごい町なんですね…私、まだまだ何も知らないや…」
「……………願い事書けたか?」
「あっ、書けました」
「引っ掛けておいてやる」
「銀さんはなんて書いたんですか?」
「教えたら一年願い事が叶わなくなるんだよ」
「!?返して!!!見ないで!!!」
「え!?七夕すご!!それって地球規模で行われてる催し物なんですか!?」
「kbk町だけの催し物だ」
「kbk町だけの…!?すごい町なんですね…私、まだまだ何も知らないや…」
「……………願い事書けたか?」
「あっ、書けました」
「引っ掛けておいてやる」
「銀さんはなんて書いたんですか?」
「教えたら一年願い事が叶わなくなるんだよ」
「!?返して!!!見ないで!!!」
「…もう、捨てないから、いらねえ。置くな」
「分かったのだわ」
「…変人が」
「ふふ、若様には、いい夢を見てほしいのだわ」
次の日から新しい木彫りは置かれなくなった。そんな昔話。
「…もう、捨てないから、いらねえ。置くな」
「分かったのだわ」
「…変人が」
「ふふ、若様には、いい夢を見てほしいのだわ」
次の日から新しい木彫りは置かれなくなった。そんな昔話。
普通にムカついて捨てたり、暖炉にくべたりした。
それでも次の日も枕元に置かれる。色違いだったり、顔の形が違ったり、毎日毎日。
XAN…も意地になってるから夢女に何か言ったりしない。ただ捨てる。それなのに毎日何かしら昨日と違う特徴のある木彫りが置かれるから、本当に呪いの類かと思ってとうとう夢女に「まだあるのか」って声をかけちゃう。
普通にムカついて捨てたり、暖炉にくべたりした。
それでも次の日も枕元に置かれる。色違いだったり、顔の形が違ったり、毎日毎日。
XAN…も意地になってるから夢女に何か言ったりしない。ただ捨てる。それなのに毎日何かしら昨日と違う特徴のある木彫りが置かれるから、本当に呪いの類かと思ってとうとう夢女に「まだあるのか」って声をかけちゃう。
(獏が架空の生き物だって知らないのか?)(だとしたらバカ過ぎて哀れだ)(アイツ、冗談とか言ったりするのか)(は?じゃあ本当に探しにいったのか?)
混乱し過ぎて悪夢を見る暇もないXAN…。
2ヶ月後、XAN…は帰ってきた夢女に「獏、見つからなかったのだわ。でも似たようなものはいたのよ。どうぞ」と、獏のような動物を模した小さい木彫りを差し出される。
色んな感情が爆発して、木彫りを夢女の顔に投げつけて「しね!!」と叫んだ小さいXAN…。
(獏が架空の生き物だって知らないのか?)(だとしたらバカ過ぎて哀れだ)(アイツ、冗談とか言ったりするのか)(は?じゃあ本当に探しにいったのか?)
混乱し過ぎて悪夢を見る暇もないXAN…。
2ヶ月後、XAN…は帰ってきた夢女に「獏、見つからなかったのだわ。でも似たようなものはいたのよ。どうぞ」と、獏のような動物を模した小さい木彫りを差し出される。
色んな感情が爆発して、木彫りを夢女の顔に投げつけて「しね!!」と叫んだ小さいXAN…。
XAN…は初めなんの話か分からなかったけど「獏」の話を思い出して一番でかい「は!?」が出る。
あの時、夢女が話したことは全部自分を宥めるための言葉だと思ってたから、まさか本当に探すつもりなのか?と思考がぐるぐる回る。
XAN…は初めなんの話か分からなかったけど「獏」の話を思い出して一番でかい「は!?」が出る。
あの時、夢女が話したことは全部自分を宥めるための言葉だと思ってたから、まさか本当に探すつもりなのか?と思考がぐるぐる回る。
(は?獏?)(架空の生き物だろ)(何言ってんだコイツ)(捕まえるって言ったか?)(馬鹿すぎる)
そんなことをたくさん考えて、思考がショートしてとうとう少し吹き出す。
「…変な女」XAN…の呟くような言葉に、夢女は笑って「よく言われるのだわ」と返した。
(は?獏?)(架空の生き物だろ)(何言ってんだコイツ)(捕まえるって言ったか?)(馬鹿すぎる)
そんなことをたくさん考えて、思考がショートしてとうとう少し吹き出す。
「…変な女」XAN…の呟くような言葉に、夢女は笑って「よく言われるのだわ」と返した。
夢女に「若様、最近眠れてる?」と声をかけられて、ついうっかり「…いや、」と声を上げてしまったXAN…。
(しまった)と思って夢女に視線だけを向けると、夢女は心配するでもなく、気を遣うような視線を向けるでもなく、ふむ。と少し考えるような仕草をした後に「東洋に、獏という生き物がいるのだわ」なんて、いかにも名案みたいなテンションでXAN…に言う。
夢女に「若様、最近眠れてる?」と声をかけられて、ついうっかり「…いや、」と声を上げてしまったXAN…。
(しまった)と思って夢女に視線だけを向けると、夢女は心配するでもなく、気を遣うような視線を向けるでもなく、ふむ。と少し考えるような仕草をした後に「東洋に、獏という生き物がいるのだわ」なんて、いかにも名案みたいなテンションでXAN…に言う。
全身が冷たい汗をかいていて、耳に心臓が出来たんじゃないかってぐらい煩くなっていて、早まる鼓動で胸が痛い。でも、そんなことはとても周囲には言えなかった小さいXAN…。
言えば憐れみの目を向けて、時には「おかわいそうに」と直接言ってくる奴もいるだろうから。
全身が冷たい汗をかいていて、耳に心臓が出来たんじゃないかってぐらい煩くなっていて、早まる鼓動で胸が痛い。でも、そんなことはとても周囲には言えなかった小さいXAN…。
言えば憐れみの目を向けて、時には「おかわいそうに」と直接言ってくる奴もいるだろうから。