夜色 紅
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夜色 紅
@tatatataiga.bsky.social
ただのアニメ漫画が好きなおばさん(θε川|
ショボ物書き( ³_³ )メモ代わりに使ってると思うので気分を害したらごめんなさい!
叔父は俺からの推薦で先祖と出張にでかけることになる、そこで俺が暫くあちらに手伝いに行くことにしたんだが先祖が時間短縮だと叔父の事務所と先祖の家を繋げてくれた。助かるけどこれでまた親戚の来訪が増えそうである。鬼太郎には沢山の人から愛情を注いで貰えるのでいいことだ。親戚達も時々だが仕事を手伝ってくれていたりしてこちらは助かっているしゲゲ郎も少しずつではあるが人馴れの練習になっているのではなかろうか。岩子さんの血族だからなのか親戚達との付き合いは苦痛ではないらしく仲良くしてくれていて妖の説明など得意げに話している姿を見かけたりするほどだ。これも岩子さんに報告がてら手紙に記しておこう。
March 17, 2024 at 12:49 PM
鬼太郎は写真を指さすと『かーしゃ!』と言えるまで認識しているから岩子さんに会っても大丈夫だろう…多分?生の母親には恥ずかしがるかもしれないけどな(笑)そうこうしていると先祖が妖からMの情報が入ったと教えてくれる。海外ではなく国内に残っている在庫が一部裏組織の手中にある事を突き止めた。これに一番に反応したのがゲゲ郎である、どのようにして潜入するかを先祖と話し合い在庫数の確認や保存場所の特定などどの妖に協力を仰ぐか等を書き留めている。場所が少し遠いようだ、県外なこともあり先祖が『儂が行ってくるとしようかの』と言うので叔父も同行させてみては?と声をかける。叔父も人脈は合ったほうがいいと思ったからだ。
March 16, 2024 at 12:51 PM
そういえば鬼太郎とよく遊んでくれているぬりかべなんだが、最近人語を練習しているようで鬼太郎とたどたどしくだが会話をしている。傍から見ると人形と会話をしているみたいで可愛いためその写真を撮り、他にも何かあれば写真を撮影・現像し貯めている。次回、岩子さんに会う時に渡せるようにアルバムとして一言添え残しておくことにしている。次は鬼太郎と母も一緒に地獄観光でもしようとゲゲ郎に言われたからだ。まぁいつになる事やらだけどな?妖の時間感覚は実にノンビリとしているから会いに行く頃には鬼太郎がもう少し大きくなっていることだろう。人見知りしないよう毎日岩子さんの写真を見せ「この人がお母さんだよ」と伝えている。
March 16, 2024 at 12:38 PM
『御母堂も長寿になられたか、そうかそうか孫の世話も楽しみになりましょう』「お前気付いてたろ?」『はて?何のことやら』こりゃあ確信犯だ。先祖は悠長に母と『孫はいつになるかしらね?』とお茶をすすりながら爺婆のような会話中である。そういえばと先祖に「岩子さんと会えましたか?」と問えば横からゲゲ郎が『会えたぞ!何故水木と鬼太郎を連れてこなんだと怒られたわ』そうか、次は必ず会いに行こう。先祖は念願の妹との感動の対面を果たしたそうで『兄様、水木さんと一緒にこの人と息子の事お願いしますね』と言われおいおいと三人で泣いてきたそうだ。岩子さんからは手土産に渡した鬼太郎の絵や写真に感謝されお礼の手紙も頂いた。
March 12, 2024 at 5:54 AM
それでも俺の子供には会えるだろう。あぁゲゲ郎があんなにノンビリと長生きせねばのうなんて言ってたのはこれに気付いてたからか。なるほど納得である。そのまま大ババ様に解呪してもらうと母の目が先祖程では無いにしても赤目になっている『これで孫の顔を拝めることはできそうね』とにこやかに笑う母に背筋が伸びる気持ちになったのは言うまでもない。仕事は二日しか休みを取っていないため一泊だけすると自宅へ帰ればゲゲ郎達もその日の夜半に帰ってきた。
March 11, 2024 at 12:51 PM
母に伝えなかったのか真意を知りたかったそう。母は俺の子供を見れるなら長生き上等と思ってはいるみたいであるが祖母の真意次第では人として天寿を全うしてもいいかもしれないとも思っていると言うことらしい。悠久ともいえる時間を人として生きてきた母に耐えられるのか…いや母は大丈夫な気がするが。その答えは至って単純『いやな多分まじないかけてた事を忘れてたんじゃなかろうか?それに老いない容姿を隠す手立てもなかったのじゃろうし』というものだった。ほんっと!ノンビリしてやがるなうちの一族!これで母の決意は決まった様なものだ『そういう事なら解呪してしまいましょうね(笑)』ほら。母は俺よりは早世するだろうが…
March 11, 2024 at 12:43 PM
母が『お前も一緒に話を聞いておきなさい』と呼ばれたので鬼太郎を親戚に任せると大ババ様の元へ向う『大ババ様どうも私にもまじないがかかっているみたいなの祖母から何か聞いてますか?』…ん?あれって身体に負担かかってるはずじゃ?んー??『ふむ』いやそれだけ?!大ババ様の話によると確かに母にもまじないをかけたという話は祖母から聞いていたそうだが白髪だからではなく目の色が少しづつ赤くなってきているために行ったというもの。なぜ今になってこの話をしたのかと言えば力の強い幽霊族三人に加え俺や居候している妖達の霊力に当てられ力が増しているようだ先祖からも解呪してはどうかと言われてるんだとかで祖母がどういった経緯で
March 11, 2024 at 12:30 PM
ねずみ男にはちゃんと小遣いは渡してるんだがな。先に渡しておかないと借金に来るから(笑)必要経費だと言って渡してやれば『兄さんわかってますねぇ』とフラリと出ていき些細な情報も鳥を使って教えてくれる。人間のたぬき親父相手にするよりねずみ男は分かりやすくていいさ。いつぞや話した地獄列車の件で先祖とゲゲ郎が不在になった、その間はこちらも休養を兼ねて仕事を休み祖母の生家へ顔を出すことにした。母も大ババ様に話があるとかで着いてきてくれたのだが話とは?祖母の生家へ着くと親戚達が待ってましたとばかりに鬼太郎と戯れており鬼太郎も覚えたての『おじゃましましゅ』を披露(笑)その可愛さに一同拍手した後は昼寝してたわ。
March 11, 2024 at 12:11 PM
後数年は誤魔化しながら働くから辞めたら声かけてよと言う。妖案件はあの政府関係者が持ち込んでくるから仕事に困ることはない。数年位なら待つさ、忙しい時は手伝ってもらうけど。そして帰宅するとゲゲ郎が『浮気か?』と…はぁ。事情を説明すると『なんと、では忙しい時は助っ人として頼めるのう』あ、うんそれは同意だ(笑)元同僚も手伝う事があれば教えてくださいと言質は取ったぞ。ま、元同僚が働いている間に少しはMに関する情報が得られるといいんだがな。海外の方は先祖が話をつけたらしく情報が入り次第教えてくれる手はずになっているしねずみ男もこれに関しては無料で手の空いてる時に情報集めをしてくれるそうだ。
March 9, 2024 at 7:30 PM
それでこそ妖だ、と言いたいところだが妻子は大丈夫なのかと目線をやれば元同僚は大丈夫だと言いたげに頷く。一度うちへ帰ると妻子を置いて「お前のためにタダで一件請け負うんだから付き合え」と元同僚を引き連れもう一件の訳あり物件へと向う…これは妖じゃない。心残りはあるかと亡者に声をかけると先に亡くなった夫の元へ行きたいと言う。どこにいるのかを問えば戦地だと…そりゃあんた無茶を言う。傍で見ていた元同僚が『夫の元へ行きたいとしっかり念じてろ飛ばしてやる』というと感謝の言葉を口にし黙祷をする元同僚が亡者の頭に手を触れ姿が消えるとニカッと笑い『俺も中々やるっしょ?』「流石、会社辞めたら働きに来るか?(笑)」
March 9, 2024 at 6:34 PM
それはさておき善は急げと元同僚家族を連れて不動産屋へと向う事にした。大方、訳あり物件は解決しているがどこからとも無く出てくるのが訳あり物件である不動産屋へ頼むと最近二件の訳あり物件が他の不動産屋から回ってきたらしく俺達に頼もうと思ってたそうだ。どちらか一件を格安で賃貸させてくれるならもう一件はタダで解決してやると言えば契約書をソッと出し『お願いします』と真顔になる(笑)家族ならばと一軒家の物件を貸してくれることになったので一度下見に行くと、うん何かいるな。んーっと此奴はたしか垢舐めだったかな?こいつ人が住んでいる方が都合いいんじゃないか?元同僚へ同居可能か?と聞けば風呂掃除が楽になるな(笑)
March 9, 2024 at 12:48 PM
老いないというのは周囲の人からまず一番に化け物だと疑われる要因だ。それを誤魔化せれば問題ないんだが…いや何事も諦めてはいかんな、化ける事に特化した妖にでも話を聞いてみるか。それが出来れば人に紛れることは造作もない事だろうし妖も生きやすくなるから、出来るようになるしかないか。それが善良な妖に使えるようになればきっと共生は可能になる。すぐには無理かもしれないがゆっくりと進めていこう、その前に人間の意識改革が必要そうだがな…そもそもMが必要ってのも問題なんだ。人でありながら妖の力が生命力が欲しいというのはやはり理から外れている気がしてならん。ならば妖になってみればいい
March 9, 2024 at 4:09 AM
元同僚ということもあり多少の信頼はあるからと話したが後で他の人間に幽霊族の存在を知られてはいけないと釘をさせば『幽霊族は絶滅したとばかり思ってた…そうか、血を繋いで居たんだなぁ』と呆けた顔でいう元同僚。こいつの種族もほぼ根絶やしにされているため自分の種族も何処かで生き抜いていると信じるきっかけにはなっていそうだ。奥さんもこいつが妖だと知っていて寄り添っているため危険は覚悟していたが子供に害が出たことで住居を移り住もうと考えているらしい「訳あり物件借りたらどうだ?不動産屋なら紹介できる」『本当か?今の職場も長くは続けれないから安いのは助かるよ!』「もしかして外見の問題か?」『そうなんだよ…』
March 9, 2024 at 3:52 AM
朝食後は先祖が鬼太郎を連れて一通りの世話を焼くので交代すると元同僚の子供は少しションボリとしてたので『兄弟ほしいのか?欲しいなら父ちゃんと母ちゃんに頼みな(笑)』と言うと元同僚夫婦はアワアワと慌てている。それに合わせるように母から『お前も早く鬼太郎に弟か妹を作ってやりな』と言われたので絶句してしまった。そもそも幽霊族は種が薄いと聞くため相当頑張らなければいけないのだ…無理。ゲゲ郎は御母堂もしっかり長生きしないといかんのうなどと悠長に言っているが、目の前で疑問符を浮かべた夫婦に説明しなきゃいけなくなったじゃないか「あー俺と此奴(ゲゲ郎)夫婦になったんだ」『はい?!本当に?』はい本当に夫婦です。
March 8, 2024 at 12:50 PM
気付いた時には数時間が経っていた、ゲゲ郎を起こし鬼太郎を抱えると外にいる元同僚へ声をかける。どうやら父の存在に気付いた子供が先に外に出て対面していたらしく無事を確認をしているようだ。続きは中でしろと言えば子を抱き上げ歩いてくる、しばらく応接室で話をしていると子供が居ないことに焦った母親が顔を覗かせこれまた感動の再会。無事助けられて良かったと思う瞬間である。元同僚の子供は赤子が気になるのかソワソワとこちらを見ている、鬼太郎はといえば俺に抱えられたままウトウトとしているため子供の存在に気付いておらず。話していると母が『朝食、食べて帰りなさいな』というので皆で食卓に向かうと鬼太郎覚醒(笑)
March 8, 2024 at 12:38 PM
元同僚には妻子が起きてからまた連絡するから一度帰れと言えば外で妖と遊ぶから待つと言う。もう勝手にしてくれ俺は暫く寝る。部屋へ戻るとゲゲ郎が起きていたので先程の話をすると会社関係は思いつかなかったと言う。近々探ってみるかと言うので尾行は任せることにした、後少し寝るからと横になれば最近共寝している癖で後ろから抱きしめられる。慣れとは恐ろしいもんでこの体勢でないと落ち着いて寝られないようになった、俺は鬼太郎を抱きしめてんだけどな(笑)子供特有のあの匂いってなんか落ち着くよなぁ。半妖になった事で体温が下がったからなのか以前は冷こいと思っていた鬼太郎の体温が温かく感じるようになったことが嬉しい。
March 8, 2024 at 11:44 AM
早朝、元同僚が急いでいたのか頭も整えることなく来訪してくる。まだあんたの妻子も寝てるよ、むしろ俺は数十分前に寝たくらいだってんだ。元同僚を落ち着かせると応接室で事件の説明をすると『Mか…俺も探すの手伝おうか?』「心当たりでもあるのか?」『いやまぁ、上司に怪しいのが居るからそれとなく?』「なるほどな、俺の前任だった男か」『そう、何かコソコソしてる時があるんだよな』「今でもか?」『最初は愛人にでも会いに行ってるもんだと思ってたんだけどな』「それはこっちでしばらく尾行するから深入りするな」『わかった、なら会社関係でわかった事は報告するよ』「そうだなそれで頼むよ」
March 8, 2024 at 11:26 AM
鬼太郎は先祖の部屋で寝てたが俺達に気付き目を覚ますと『おじちゃ!とーちゃとみじゅ!』と多分帰ってきたよ!と言いたいのかと(笑)二人でただいまを言い少し構ってやると眠気に負けた鬼太郎は再度眠りにつく、先祖に礼をし今回の顛末を話すと『海外か、ならばもう使用されとるやもしれぬの』「やはりそう思いますか?」『ちと知り合いの知り合いを頼ってみるか』もうそれ他人ですよ先祖殿…。海外と大まかにいうが場所は特定している為、その地の知り合いが手隙なら調べてもらえるそうである。見つけ次第廃棄してもらえる予定にしているが見届けに先祖が赴く?!あ、空間繋げるのか。
March 4, 2024 at 8:13 AM
とにかく現状こいつらの手元にあるのかを確かめることからだと話を進めると全て売り捌いた後で手元にはないらしい。ならば用はないとばかりにゲゲ郎がそこに居る人間を捌いていくと、人質となっていた元同僚の妻子を保護。一度、我が家へ寄ると母が起きてきたので事情を説明。二人が落ち着くようにと暖かい茶を出し着替えを用意してくれ妻子を風呂へと案内してくれたので、外で遊んでいた妖に元同僚へ言伝を頼むと妖に飴を一つ手渡す。するとフワッと消えていった。これで朝方には迎えに来るだろう、今日の組織は政府関係者へ文を届けておいたので朝には動いてくれると思う。消しても良かったんだがな…他にも余罪がありそうだから逮捕されてろ
March 4, 2024 at 7:58 AM
銃ねぇ…そんなへっぴり腰で当たるのか?と思いながら「俺に用があるんだろ?話し合いと洒落こもうじゃないか」と言えば慌てたような雰囲気の中から頭らしき女が出てくる、要件はやはりMの在処を探しているようだが俺も探してる事を伝えると協力しないかと言われる「協力なぁ…協力したとしてこちらになんの恩恵があるんだ?」『それはもちろん高値で売り捌くことで金が手に入るわ』「そんな物、売る場所あるのか?」『国内より海外に売るのよ』「もういくつかは売り捌いたと?」『えぇ、十にも満たない数が数千万の価値になったわ』海外にあるのかよ面倒な事になったぞ。後ろでゲゲ郎が怒っているのが伝わるんだが…
March 4, 2024 at 7:46 AM
そしてやってきた監禁場所、見回すと監視が居ない?…いや居るなぁ、ねずみ男が来たことで近く俺が現れると予測したんだろう。だが相手は人間、やりようはある。近くに住み着いていた小さな妖を見つけたので頼み事をしてみると『いいよ』と見てきてくれることになった。しばらくすると出てきた妖は『誰もいない』と。場所移動しやがったか、ゲゲ郎に声をかけ辿れるかを問えば微かに半妖の匂いが残っているから可能だという。それを追ってたどり着いたのは倉庫だろうか?遠くから声が聞こえてきたので影に潜み会話を盗み聞くと、俺を如何にして呼び出すかを話しているようだ。ならば出て行ってやるかと姿を現すと警戒態勢を敷かれ銃を向けられる
March 4, 2024 at 7:35 AM
そういえば俺の得意技がある。今回は使ってないが先祖の空間を繋げる技を眺めながら「影に隠れられたりできないのか?」と問うてみたところ先祖やゲゲ郎は力が強過ぎて無理なのだとかで試しにやり方を教えてもらったところ簡単に出来たのである。影ってことは暗闇は絶好の隠れ蓑になるわけで、上手く使えば戦闘でも生かせる。ま、今回は俺が囮だからゲゲ郎任せになるだろうがな。
March 3, 2024 at 12:51 PM
『儂も行くからな』「そう言うと思ったよ、在庫の在処ねぇ俺達の方が知りてぇよ」『全くじゃ、いくつかは集め廃棄したがまだありそうじゃしな』「そもそも在庫の数が把握できてないんだ、探し続けるしかない」『あちらにもあるのではないか?』それもそうだなとゲゲ郎と話すとねずみ男には少し色を付けて小遣いを渡すと『毎度ありぃ~』と去っていく、彼もMには思うところがあるのか話を持ちかけた際にすんなり請負ってくれた。先祖は鬼太郎と母の護衛として残ってもらい、夜半俺は一人であちらへと向かう。ゲゲ郎も着いてきているが姿を消している少々霊感のある人間程度では気付かない位にはしているそうだ。
March 3, 2024 at 12:42 PM
駆け落ちして結婚したので顔を出すのにも戸惑われるらしい。もちろん依頼は受けたが少し嫌な予感がしたのでねずみ男を呼び寄せ情報を集める。いつもは他の妖達でいいのだが今回は何かあった場合すぐに察知して逃げれるねずみ男に頼むと『兄さん、あいつら兄さんを呼び寄せようとしてやすよ』「なんで俺?」『Mの在庫の在処を吐かせたいようでさぁ』「なるほどな~。それで女子供は大丈夫だったか?」『それは大丈夫っす、言伝も伝えておきやした!』ついに来たかという感じだな、何故同僚の妻子なのかは本来なら同僚に吐かせるつもりだったんだろうが、件の薬に関係してなかったのもあり最後の生き残りである俺を呼び寄せる事にしたか。
March 3, 2024 at 4:22 AM