おはようございます♪
お正月休みの方、大掃除の合間に読書などいかがでしょう？
『遠の朝廷にオニが舞う』。
第60回講談社児童文学新人賞と、第26回児童文学ファンタジー大賞の最終候補作で、壬申の乱直後の九州を舞台にしたロマンファンタジーです。
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筑紫の君磐井が滅んでから150年。
白村江の戦いから10年が経ち、壬申の乱を経て天武天皇が即位。
筑紫の地に、新羅から公使が訪れるが……それは、悲劇の始まりだった。

神と仏と……オニと人と。
令和発祥の地、古代大宰府を舞台にした、「鬼」より古い「オニ」の物語です。

「お願いだから。鈴丸を失ったら……わたしも生きてはいけないんだから」 　
瑠璃子は鈴丸の返事も待たず、荒れ狂う熱い水柱の前に、飛び出していった。
「筑紫の君、お願い、聞いて下さい！」

—『遠の朝廷にオニが舞う』珠下なぎ著より。

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「この山に棲むものは皆、悲しみを抱えている」
落ちこぼれ姫が大江山で出会った、妖しくも美しく、悲しい恋模様。
鬼は悪か？人の世の外で、生きるのは罪か？
鬼とは名ばかりだ。酒呑童子さま、……あなたは、仏だ。
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