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将棋さす心のいとまおのづから出で来しことを神に忝なむ
※出=い、忝=かたじけ
『遍歴』(1948年刊)
「ミユンヘン漫吟 其二 」(1924年作)
〈詞書〉
一月二日(水曜)、教授に新年の挨拶をなし、のちは同胞三人、飯を食し将棋差してゆふぐれとなる
〈解釈〉
将棋をさす心のゆとりが自然と出て来たことを神に対してありがたく思っている。
将棋さす心のいとまおのづから出で来しことを神に忝なむ
※出=い、忝=かたじけ
『遍歴』(1948年刊)
「ミユンヘン漫吟 其二 」(1924年作)
〈詞書〉
一月二日(水曜)、教授に新年の挨拶をなし、のちは同胞三人、飯を食し将棋差してゆふぐれとなる
〈解釈〉
将棋をさす心のゆとりが自然と出て来たことを神に対してありがたく思っている。
日本飯をけふも食ひたりおごりにはあらぬ倹約とこのごろおもふ
※ 日本飯=にほんめし
『遍歴』(1948年刊)
「ミユンヘン漫吟 其二 」(1924年作)
〈詞書〉
一月二日(水曜)、教授に新年の挨拶をなし、のちは同胞三人、飯を食し将棋差してゆふぐれとなる
〈解釈〉
日本食を今日も食べた。驕り高ぶっているのではなく、日本食を食べることが倹約であるとこのごろ思っている。
日本飯をけふも食ひたりおごりにはあらぬ倹約とこのごろおもふ
※ 日本飯=にほんめし
『遍歴』(1948年刊)
「ミユンヘン漫吟 其二 」(1924年作)
〈詞書〉
一月二日(水曜)、教授に新年の挨拶をなし、のちは同胞三人、飯を食し将棋差してゆふぐれとなる
〈解釈〉
日本食を今日も食べた。驕り高ぶっているのではなく、日本食を食べることが倹約であるとこのごろ思っている。
街上に雪を掃除する人等居り急流のなかに忽ち雪棄つ
『遍歴』(1948年刊)
「ミユンヘン漫吟 其二 」(1924年作)
〈詞書〉
一月二日(水曜)、教授に新年の挨拶をなし、のちは同胞三人、飯を食し将棋差してゆふぐれとなる
〈解釈〉
街なかの路上で雪をかく人たちがいて、川の急流のなかにさっと雪を捨てている。
街上に雪を掃除する人等居り急流のなかに忽ち雪棄つ
『遍歴』(1948年刊)
「ミユンヘン漫吟 其二 」(1924年作)
〈詞書〉
一月二日(水曜)、教授に新年の挨拶をなし、のちは同胞三人、飯を食し将棋差してゆふぐれとなる
〈解釈〉
街なかの路上で雪をかく人たちがいて、川の急流のなかにさっと雪を捨てている。
湯たんぽを机の下に置きながらけふの午前をしづかに籠る
『遍歴』(1948年)
「ミユンヘン漫吟 其二 」
〈詞書〉
大正十三年(西暦一九二四年)一月一日(火曜)
〈解釈〉
湯たんぽを机の下に置いたまま、今日の午前のうち静かにこもっている。
湯たんぽを机の下に置きながらけふの午前をしづかに籠る
『遍歴』(1948年)
「ミユンヘン漫吟 其二 」
〈詞書〉
大正十三年(西暦一九二四年)一月一日(火曜)
〈解釈〉
湯たんぽを机の下に置いたまま、今日の午前のうち静かにこもっている。
欧羅巴にわたりて第三回のこの新年を静かならしめ
『遍歴』(1948年)
「ミユンヘン漫吟 其二 」
〈詞書〉
大正十三年(西暦一九二四年)一月一日(火曜)
〈解釈〉
ヨーロッパに渡って三度目のこの新年を静かなものとしてくれ。
欧羅巴にわたりて第三回のこの新年を静かならしめ
『遍歴』(1948年)
「ミユンヘン漫吟 其二 」
〈詞書〉
大正十三年(西暦一九二四年)一月一日(火曜)
〈解釈〉
ヨーロッパに渡って三度目のこの新年を静かなものとしてくれ。
note.com/unknowninter...
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青き鳥去れども青き空に飛ぶ白きてふてふをわれは追ひゆく/高橋 良
青き鳥去れども青き空に飛ぶ白きてふてふをわれは追ひゆく/高橋 良