わ！！！！ありがとうございます！！エレさんの新作を読ませて頂けるのが楽しみすぎて血湧き肉躍ります🥺🥺ありがとうございます！！

ってこの時点で手の劣等感からくる性格の悪さなんてどっかいってて、結局青くんに変えられとるやないかーーーい。手は誰とも比べずそのままの自分で居ていいんだよ…。だから安心して青の傍で自尊心を育むと良いよ…。まるくなりな…。

手だけがモヤモヤ考えるはめになる。「こいつ俺の事好きなのか」って思いながら過ごしてみたら、「全然俺の事好きって態度見えないけど？！」になって余計モヤモヤして、寝ても覚めても青のこと考える自分に「まてまてこれって好きってこと？！俺が、てか俺も、青のこと？！マジか！」ってなって。でももうタイミング逃してるから告白できない。青はなんかすっきりしてていつも通りだし。そしてそのまま何も言えずに卒業間際まで過ごす。なんならもうそのまま卒業してくれてもいい。

気付いてしまう。そこからその気付きベースで、逆再生で今までの事を振り返っていったらもうずっと前からこの気持ちを抱えていた自分がいた事に衝撃を受けて「どうしよう…俺たちは友達じゃなかった…」となんかズレたショックを受ける青。手はそれに気付かないままで青との距離を近付けようと頑張るから青の中に気持ちが溜まっていってある時急に「じゅんたがすきだ」とか言わせてしまう。不意打ちすぎて「え、なんで？え？」になる。でも告白直後に「友達じゃなくてごめん」って謎に謝られて（背景知らない手にとっては謎）混乱する。すきだからなんだ？友達じゃなかった？え？って混乱するのに青は「よし、言った」で自己完結してて

手に対して同じようなスキンシップを試みるのだけど、逆に手が青からのそれに慣れてないかな「？？！」ってなって「な、どした？！」って戸惑うの。青は（失敗した…）ってなるんだけど手は（歩み寄ろうとしてくれてる）って受け取ってさらに近付こうと頑張る。青はその「さらに」を「手は俺だけにこれをしてくれる」って捉えて特別だということが嬉しくなる。とっくに友達に抱く感情なんかじゃないのに、比較対象が無いせいで青はどんどんベクトルがズレていく。手はそれに気付かない。
ある時、いつも青だけにしていた何らかのスキンシップを他の後輩にしているのを見て「あ、…これ、多分友達に抱く気持ちじゃないのかもしれない」と青は

とはいえ（とはいえ？）急に対等になったところで青は普通の友達がどういうものか分かってないし、手も手でいきなりあだ名がヒガシマルの奴相手みたいに接することは出来ないし、表面上は何も変わらないけどギクシャクはするよね。そんな中で、手は頑張って「友達、対等、親友」を目指すんだけど青は「友達？この気持ちは？友達に対して抱くもので合ってる？」ってベクトルが違う方に向かうからまたおかしなことになるわけで。手は他の友達に対しては何も変わらずボディタッチや軽口叩いたりとかしてるだけなのに、「俺がしてもらうやつなのに」って青の心の中に謎の嫉妬心が生まれてきて、「与えてもらってばかりじゃだめだ。俺も」って

って思う。2人の対等な関係って実はあの敗北から始まってて、それまでは「手が優位」という構図を青が作っててあげたんじゃないかって思う。情けじゃなくて、手にとっての自分がどう必要とされるかを考えての立ち回り。2人とも、お互いがお互いを必要としなくなる事が怖くて遠慮してる部分は絶対あったと思う。チームではあるけど、親友ではなさそうというか。友達がいなかった青は自分が求められる事に飢え、勝利が無かった手は間接的でも自分の勝利が欲しかった。凄くアンバランスな関係だったのが、あの敗北で崩れて対等になっていく。本当に2人がふたりになったのは、一緒に泣いたあの夜からだったと思う。んですけど？！