うーん我ながら良いラインナップ。ジョジョもあるし！

今脚光を浴びているドジャースタジアム。建設のため、チカーノコミュニティの人々が強制的に立ち退きを余儀なくされた1940年代後半が、このアルバムの大きなテーマなんだよね。
人々の抵抗や、痛みを伴う歴史を、あくまで自分の視点から描き音楽として刻むこと、それがすごく意味のある行動だと言うこと。そんな彼の姿勢からは学ぶところが多い。
僕もブルースを演っているので、日々いろいろと考えるきっかけになっている。日本人が、そして自分が、ブルースを歌う意味はなんだろう。歴史とどう向き合い、自分とどう向き合うか。

僕が彼を好きなのは、音楽的に最高はもちろんだけど、単にワールド・ミュージックのおいしい所を引っ張ってきました、ではないところもなんだよね。