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気狂い創作女

https://note.com/sket0is0
それは片手に土産を下げながら、雪のちらついてきたウルダハの夜闇に消えていった。
November 5, 2025 at 6:01 PM
きっとこの男は、聖芒祭を家族で祝い、ケーキとごちそうを囲んで、子供たちと妻にプレゼントを贈る予定だったのだろう。残念ながらそれは叶うこともないのだが、こうして飾り付けてやっただけ感謝をして欲しいものだ。そんな自分勝手な事を考えながら、テーブルの上に置きっぱなしのケーキ箱を片手にぶら下げた。男が大事に抱えていたものだ、食べ物を粗末にしてあとでフレイヤやライラに怒られたら堪らない。甘いものは好かないが、風習に倣ってあとで一口だけ頂戴しよう。きっと残りは仲間たちの誰かが片付けるだろう。聖夜の賑わいを遠くで聞きながら、"狼"は、聖芒祭ってのも悪くねーな、と上機嫌で帰路に着く。
November 5, 2025 at 6:01 PM
『お願いだ、家族のためにも、どうか』

「​───家族、家族……家族ねぇ」

命乞いにも満たない、意味の無い泣き言に他ならないそれを聞いてやる義理はないし、この男を生かす理由にもならない。家族がいるからなんだと言うのだろう、逡巡する。存外、この手の言葉を最期に投げかけてくる者は多い。家族が、妻が、夫が、子供が、父が、母が。家族というものは彼らにとってそれほどまでに重要なのだろうか。分からない、いつからか考えるのはやめにしたが、さて。

「あぁ、家族もまとめて殺せってことか?」

もう動かない、己が吊るしたツリーのオーナメントに問いかける。無論返事は無い。至極当然であるが、死人に聞ける口は無い。
November 5, 2025 at 6:01 PM
目の前のツリーへ視線を動かす。そこそこの高さがあって幸いしたな、と思ったのは、そこへ吊るされた男の絶望に染まりきった顔が良く見えるからだろう。いつだったか誰かに……多分フレイヤだろうが、飾り方を教わっていて良かった。死体を飾る趣味はないが、煌びやかなオーナメントの中であれば多少は見栄えもするというものだ。足元に積まれたプレゼントには多少血がかかってしまったが、どうせゴミになるものなのだから構いやしないだろう。
"仕事"は滞りなく完了した。あとは帰って"冒険者"に戻るだけ​───ふと思い出す。男が何度も何度も必死に懇願していた言葉を。

『家族がいるんだ、俺が死んだら家族が、妻と子供たちが』
November 5, 2025 at 6:01 PM
🫂🫂🫂🫂
October 9, 2025 at 1:24 AM
関係ないけどツイッター別垢からフォロリクをしたのでお願いいたします(土下座)
October 9, 2025 at 1:16 AM
あいつは生かす
October 8, 2025 at 7:24 AM
壺……?
October 8, 2025 at 5:32 AM