〈ヘリオガバルスの薔薇〉ローレンス・アルマ=タデマ
〈ヘリオガバルスの薔薇〉ローレンス・アルマ=タデマ
式子内親王
式子内親王
〈祈る手〉
アルブレヒト・デューラー
〈祈る手〉
アルブレヒト・デューラー
文屋康秀 〈古今集〉秋下
山から秋の風が吹くと、たちまち草木が萎れてしまう。だから山風のことを嵐と言うのだな。
あるフィクションの中で業平に「凝り過ぎだろう。君の歌は唯のテクニック自慢。マニエリスムだ」(大意)と、この歌を批判された康秀が「それで良いんです。私の歌は宴会芸でもあるんだから、ウケなきゃ困るんです。」と返すエピソードがあって、中々面白かった記憶がある(笑)。二人の立場(血筋等)の違いとか考えるとね。
文屋康秀 〈古今集〉秋下
山から秋の風が吹くと、たちまち草木が萎れてしまう。だから山風のことを嵐と言うのだな。
あるフィクションの中で業平に「凝り過ぎだろう。君の歌は唯のテクニック自慢。マニエリスムだ」(大意)と、この歌を批判された康秀が「それで良いんです。私の歌は宴会芸でもあるんだから、ウケなきゃ困るんです。」と返すエピソードがあって、中々面白かった記憶がある(笑)。二人の立場(血筋等)の違いとか考えるとね。
芥川龍之介
aozora.gr.jp/cards/000879/f…
芥川の〈桃太郎〉。さらっと読みすごしそうになるが、数行、芥川のミソジニーがきっちり開陳されている(笑)。
「酒顛童子も大江山の岩屋いわやに酒ばかり飲んでいたのは確かである。その女人を奪って行ったというのは――真偽はしばらく問わないにもしろ、女人自身のいう所に過ぎない。女人自身のいう所をことごとく真実と認めるのは、――わたしはこの二十年来、こういう疑問を抱いている。あの頼光や四天王はいずれも多少気違いじみた女性崇拝家ではなかったであろうか?」(笑)
『桃太郎鬼ヶ島討伐図』
山本タカト
芥川龍之介
aozora.gr.jp/cards/000879/f…
芥川の〈桃太郎〉。さらっと読みすごしそうになるが、数行、芥川のミソジニーがきっちり開陳されている(笑)。
「酒顛童子も大江山の岩屋いわやに酒ばかり飲んでいたのは確かである。その女人を奪って行ったというのは――真偽はしばらく問わないにもしろ、女人自身のいう所に過ぎない。女人自身のいう所をことごとく真実と認めるのは、――わたしはこの二十年来、こういう疑問を抱いている。あの頼光や四天王はいずれも多少気違いじみた女性崇拝家ではなかったであろうか?」(笑)
『桃太郎鬼ヶ島討伐図』
山本タカト
この小説が出たのは91年。舞台になっているのは、80年代の筑波大学な訳だが……。ラピスラズリとか鉱物がいろいろ出て来て、そこに人工的な学園都市の無機質さと青年期の純粋さ(と脆弱性)を掛け合わせたような作品だったと思う。
この小説が出たのは91年。舞台になっているのは、80年代の筑波大学な訳だが……。ラピスラズリとか鉱物がいろいろ出て来て、そこに人工的な学園都市の無機質さと青年期の純粋さ(と脆弱性)を掛け合わせたような作品だったと思う。
名取洋之助、デザイン:亀倉雄策、写真:土門拳。国際情勢の悪化と共に、対外プロパガンダ雑誌としての性格が強くなる。
名取洋之助、デザイン:亀倉雄策、写真:土門拳。国際情勢の悪化と共に、対外プロパガンダ雑誌としての性格が強くなる。
葛原妙子
薔薇窓をみて死にたきと薔薇窓にあの人の声ふはつと浮かぶ
尾崎まゆみ
葛原妙子
薔薇窓をみて死にたきと薔薇窓にあの人の声ふはつと浮かぶ
尾崎まゆみ
葛原妙子
葛原妙子
フランシスコ・プラディーリャ
カスティーリャ女王フアナ。
「共同統治者であり夫であるフィリップ美公の死後、精神に異常をきたし、遺体の埋葬を許さず、その棺を運び出して馬車に乗せ、数年間カスティーリャ国内をさまよい続けた」という伝説があるが……。現在ではこの逸話の信憑性は疑問視されているようですね。
フランシスコ・プラディーリャ
カスティーリャ女王フアナ。
「共同統治者であり夫であるフィリップ美公の死後、精神に異常をきたし、遺体の埋葬を許さず、その棺を運び出して馬車に乗せ、数年間カスティーリャ国内をさまよい続けた」という伝説があるが……。現在ではこの逸話の信憑性は疑問視されているようですね。
私の中のミソジニーが発動するのかも知れん(苦笑)。
私の中のミソジニーが発動するのかも知れん(苦笑)。