名探偵津田とかすら今回見てないから、このままじゃエンタメ界にいてはいけないレベルの置いてけぼりくらう。

あの頃教室で斜に構えて「俺洋楽しか聴かねぇから逆に」って言ってた子の雰囲気ならまだしも、
「うちの子もエムワン好きで…もう毎日エムワンです。8歳の柴犬なんですけど。え？それはビタワン？」
って感じなのがまたまずい。

犬飼ったらかわいいだろうなぁ。

忘年会五日目。今日はバイト中もずっとウキウキしてた。今夜の忘年会には同僚の和田さんも来るからだ。
みんなは和田さんのこと「あんな奴いたっけ」とかバカにするけど、彼女は女神だ。僕は見た、バイト帰りの彼女が常連のおばあちゃんを背負いながら、道に迷った別のおばあちゃんの手を引いてあげてるのを。二婆流、優しさ宮本武蔵なんだ。
運良く彼女の隣に座れた！でも彼女の方を見れない…情けない。すると衝撃的なことが…彼女は僕の手を握っていた。
ん…手の中に…メモ？その紙には和田さんの字で「そのまま口に出さずに読んで」と書かれていた。
読み上げた僕をテーブルの全員が見つめていた。焼き魚のような白い目で。

忘年会四日目。会費をパチンコで溶かしてしまったので、妻に頼んだら3千円くれた。全然足りないからパチンコで増やそうとしたらすぐなくなった。空を見上げると月が泣いてるように見えたが泣いてるのは俺だった。そういえば妻も泣いていた。
まあ何とかなるだろととりあえず向かうと変な男が俺の腕を掴み「和田です！君も忘れてしまったのか！」と言ってきた。愉快な奴だ。
タバコを吸いたくなり喫煙所を探すとパチンコを見つけた。俺が本当に探していたのは忘年会やタバコじゃなかった。
金が無いので通りを歩くじいさんの肩を揉むと千円くれた。礼を言うとじいさんは「若い頃の俺に会ったか？」と言った。
8万勝ち、忘年会行って帰った。

下書き描いた頃は日中関係ここまでじゃなかった。
TALKING DEADでもネームで潔癖症の話考えて異常な程の消毒とか描いたら原稿載る時にコロナが流行って、もみぢでもストリートピアノが問題になるとかあった。
死後、予言漫画家として世相切ってたよと語り継がれますように。

一応水辺のブラッド置いておこう