園葉凌
banner
sonosino.bsky.social
園葉凌
@sonosino.bsky.social
成人済み。男女、女男、男男、女女、全部書いてる文章書き。チラシの裏の枠のカドみたいなこと言ってる。サンファンはいいぞ。
「同じ文面でよろしいのでは?」「全員違う文章だ、なら全部が全部判子はできねぇだろ」「……まめですねぇ。律儀と言いますか……それがあなたの良さではありますがね」「そのうちお前と同じで飽きられるさ」
December 12, 2025 at 3:46 PM
玄離に挑んでからというもの、声を掛けられないわけではなかった。しかも自ら進んで、よりは仲介者を含めてがほとんどだった。池年の頑なな態度を知っているからこそ、第三者を挟んだほうが受けてもらえると踏んでいた。名が広まり館長を経由して長老になってからはより顕著に増加した。なんなら推薦状は毎日届く。そこに目を通して返事をするのが池年の日課になりつつあった。面倒だと総館でぼやくのを西木子に聞かれたときは「随分と丁寧ですね」と言われた。池年は自身を真面目だと思ったことはない。が、返答をしないのは礼儀に反するとは考えている。根の善良さは狐の想像以上だったらしい。
December 12, 2025 at 3:46 PM
遅くなりましたがいいネタをありがとうございます。そのうちかたちになれたらいいですね
December 12, 2025 at 1:59 PM
すげー書きたいところだけ喋ったからこれ戦闘シーン書くのやだなって顔してる
December 12, 2025 at 11:20 AM
「なに?丁にする?私のほうが上手いのに?」「本番だぞ」「甲こそ」と。何が書きたいって、芷清ちゃんが発動させた2枚の流石冑を甲くんが足場にして、西木子さんの扇子の風圧をかわしていくやつを書きたい。って、だけ。
December 12, 2025 at 11:15 AM
このあと甲くんと丁くんが、武術と流石冑で手合わせしてるのを見てたら気付かれて。丁くんが乙くんの手伝い(もてなしのお茶の用意)に向かったあとで甲くんと西木子さんが手合わせする運びとなり。なんやかんや髪ゴムとか扇子ぺちんとかあって池年さんが芷清ちゃんと帰宅して。池年さんは見守りの体勢を取り、西木子さんが「他に誰か加勢します?」と言うと甲くんは悔しそうにするも、芷清ちゃんが「私が」と片手を颯爽と上げる。「肩を貸していただけるんですよね?」「ええ、私でよければ」「おい芷清……まさか、あれか?」「勿論」芷清は手を組んで腕を伸ばしている。甲は軽く屈伸をして、足を整えた。
December 12, 2025 at 11:15 AM
「……さて」
再び現れた門は先程と似た造りでも一回り小さかった。それでも出迎えと送り出しをために構えられた境は大きい。開かれた真ん中で、金髪の頭がぺこりと頭を下げている。
「出迎え有難う、乙」
「申し訳ありませんが、池長老は不在です。何か急用でしたか?」
「いいえ。大した用事ではありませんよ、買いすぎたので良ければお裾分けに来ただけです。これを」
しまっていた包みには茶葉と、ついでに有名店の菓子も入っている。乙に渡せば掌に伝わったそれなりの重さに、明らかに目を輝かせた。
「ありがとうございます!」
「いい屋敷ですね、中を拝見しても?」
「あー……大丈夫です、たぶん」
「では」
December 12, 2025 at 10:57 AM
反対に西木子は人間が重ねてきた進歩や技術を興味深く思い、楽しめる派閥だ。自分たちでは考えつかない一挙一動が世界に溢れれば、知見が増える。こんな面白いことはないだろう。戦いに纏わる計り知れない醜悪や悲惨は、知能と命ある存在ならば避けられない。妖精とて何が異なるのやら。何が脅威になるかどうかは、舵の取り方による。共生とは互いの努力で行くべき道をバランスよく平坦に進めるかどうかだろう。一方的に決めつけるべきではない。何事もだ。人対妖精だけでなく、妖精同士も。
December 12, 2025 at 10:57 AM
だが反論はしないはず。前時代の遺産とも呼べそうな立派かつ古風な門をくぐれば深山の景色がゆっくりと切り替わり、階段が現れる。山に隠された木と石でできた空間は、なんとも池年らしい。進みながら西木子は山間らしい清浄な空気を吸いつつ考える。人は何処にでもいる。この青と緑でできた球体に、本当の意味で前人未到の地なんてものはとっくにないのだろう。宇宙に機械を飛ばし、深海の底をカメラが進む。人間の手足や目の代用は既に踏破している。人は脆弱で愚かで儚い。だからこそ工夫してはぶつかり、一進一退を繰り返せる。踏み出す一歩の大きさは確実に妖精の倍以上だ。池年も含め、脅威と同朋が恐れるのも無理はない。
December 12, 2025 at 10:35 AM
西木子は言われた土地に飛び、記憶を頼りに人の手を避けた山の麓に辿り着く。到着するまでにひとけが無いとは言わない。彼らは何処にでもいる。妖精よりも土地に由来せず、開拓して自らの土地を生み出すのだ。妖精より断然しぶといかもしれない。――そう感想を言えば、池長老はあまりいい顔をしないかもしませんね。
December 12, 2025 at 5:26 AM
池年は贈り物を断るような妖精ではない。ましてや総館では何度か礼や、その返礼のやり取りもしている。自宅に来訪するのはこれが初めてではあるが、以前に場所を訊ねたときも邪険にはされなかった。自然に会話の流れで紹介され、そっちは何処だと訊かれた。勿論、西木子も答えた。隠す必要が無いからだ。池年はわざわざ無駄に相手へ深入りはしない。しかし無闇に隣を塞ごうともしない。西木子自身、池年の名を挙げた際の虎の威を借る狐という揶揄を否定する理由も無い。ただ、相手に対して同僚かつ友である認識は共通している。おそらく互いに嫌悪していないのは間違いないだろう。
December 12, 2025 at 4:27 AM
何故なら小説書くのが楽になるからですね。やった。思考整理しやすい
December 10, 2025 at 4:57 PM
お!前の呟きを見ながら打てるようになってる!!嬉しい
December 10, 2025 at 4:56 PM
待って……まって……
November 23, 2025 at 12:13 PM