そらとゆき
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そらとゆき
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居場所を求めてこちらにも。
OP💐ちゃんが愛しい。⚔️💐Ι🐯📚
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優しい世界過ぎて視界がぼやけております……😭RP
December 25, 2025 at 5:30 AM
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【初めてのケーキ】（4/5）
二次創作らくがきSS。
間に合った―！！！チョッパー、誕生日おめでとう！
頼りになるかっこかわいい船医さん、これからもよろしく✨

#チョッパー誕生祭2025
#ONEPIECE文字書き部
#ちいさなSSワンピ
ONEPIECE二次創作小説「初めてのケーキ」本文です。 　街はどこもかしこもピカピカ光っていて、すれ違う人はみんなが浮かれた顔をしていた。チョッパーは獣型の顔を上げ、となりを歩くヒルルクの顔を覗きこむ。 「ねえドクター。なんだか楽しそうな雰囲気だけど、今日はお祭りかな」 「あァ？　なんだ、知らねェのか。明日は遥かむかーしの聖人の誕生日。だからそれを祝ってるのさ」 「明日なのにか？」 「前夜祭ってやつだ。まあ、今のやつらにとっちゃあ、酒を飲むための口実だろうよ。うちは金が無ェからナシだ。医術で人を救うには金がかかるのさ」 「ふーん」 　ヒルルクが周りを見渡し、顔をしかめる。「おれは、どうにも好かんがな。このピカピカが」とぶつぶつ言った。 　チョッパーはヒルルクのつぶやきを聞き流しながら、よーく街を見渡した。輝くもみの木のてっぺんにはデッカい星がクールに座っている。家々の窓にはキラキラでふわふわした飾りが、ドアには植物でできた丸い輪っかがついている。人間は、赤い三角の帽子をかぶっていたり、白くて四角い箱を持っていたり。 　夜なのに昼間みたいに街が明るくて、雪が降ってるのに温かささえ感じた。なんだかつられて心が弾む。チョッパーは少し飛び跳ね気味にぴょんぴょん歩いて言った。 「なんか、いいな。おれも誕生日を祝われてる みたいだ。うれしいな」 　　だらしなく頬を緩ませて、再びヒルルクを見る。 　しかし隣には誰もいない。 「あれ？　ドクター？」 　振り返る。ヒルルクは少し後ろで足を止めていた。 　彼は手に持ったカバンを雪道に落とした。なにやらものすごい形相でチョッパーを見ていて。 「お、お前、いまなんて言った？」 「え？　う、うれしいな？」 「違う！　その前だ」 「なんかいいな？」 「その後！」 　ヒルルクがチョッパーに詰め寄る。正直に言って、ちょっと怖いくらいの迫力だ。 「おれも、誕生日を祝われてるみたい？」 「それだ！　まさかチョッパー、お前の誕生日って……」 「十二月二十四日……今日だけど」 「か～！　バカ野郎、お前なぜそれを先に言わねェ！？」 「バカじゃねェ！　聞かれなかったから言わなかっただけだ！」 「だからって……アーわかった、こっち来い」 　ヒルルクがカバンを拾って、大通りから逸れる道に入っていく。チョッパーは彼の様子に首をかしげながら、おとなしくついていった。 　帰り道ではないから、どこに向かっているのかはわからない。 店よりも民家が多いらしく、大通りよりは飾り付けが少ない道だった。 落ち着く雰囲気で、どこかの家から子供の笑い声が聞こえる。 　数分ほど無言で歩いていると、 ヒルルクは小さな店の前で立ち止まった。ドアのうえには小さくてカラフルな屋根がついていて、小さなつららが並んでいる。 「おい、小さくなれ。そんで、おれの……このカッパでいいか。前閉めろよ」 「わかった」 　言われたように人獣型になり、人間の服を着て、一緒に店に入った。目の前がパッと明るくなって、カラフルになって。 「わあ！」 　見たこともないほどのたくさんのケーキが、お行儀よく並んでいる。甘い香りのショーケースに、思わず釘付けだ。 「すげー！　ねえドクター、見て！」 「見てる見てる。誕生日といやあ、ケーキだ。どれでも好きなモン選べ」 「いいの！？　さっきお金ないって言ってたのに」 　ヒルルクが呆れた顔してしゃがみ、チョッパーを諭すように言う。 「そりゃあ、見ず知らずのハゲ野郎を祝う義理なんざ一ミリも無ェが、相手がお前なら話は別だぜ」 「聖人って、ハゲてるのか」 「偉いやつはだいたいハゲてる」 「そうなんだ……おれ、フサフサでよかったよ」 「ああ、よかったな。さあ、選べ」 　と。言われたところで、選び方がチョッパーにはわからない。なにしろケーキを選ぶのなんて初めてだ。 　真っ赤なイチゴのやつ、栗がピカピカしてるやつ、チョコが乗ってるやつ、いっぱい重なってるやつ、大きいやつ。全部がきれいで目移りしてしまう。 　「やっぱりイチゴの大きいやつかなあ」なんて考えて、ヒルルクの顔を見る。目線は合わなかった。なにしろ彼が、一生懸命になって財布とにらめっこをしてるものだから。 「……なあドクター。おれ、これがいい！」 　結局チョッパーが指したのは、手のひらサイズのカップケーキだ。 「んん？　一番小せェやつじゃねェか。もっとデカいケーキでもいいんだぜ。ほら、イチゴのなんてどうだ？　チョコは？　金のことなら気にしなくていい」 「ううん、これがいい。ドライフルーツがいっぱい入ってて美味しそうだからさ！　そのかわり、二つ買ってよ。ドクターと一緒に食べたいんだ」 「チョッパー……わかった。今日はお前が主役だからな。好きにしろ」 　ヒルルクは少し不満気な様子だったが、チョッパーは誇らしい気持ちでいっぱいだった。大きなケーキを一人で食べるよりも、二人で食べた方がきっとおいしい。不思議とそんな確信があった。 「邪魔になったらいけねェからな、お前は先に出てろ」 「うん！　店の外で待ってるよ」 　イチゴのケーキに「また今度」と手を振って、店を出る。 　来た時よりもずいぶん雪が深くなっていて、帰るのが大変かもなと思いながら、カップケーキに思いを馳せた。二人で一緒に食べる、初めてのケーキに。 　チョッパーを笑顔で見送った後、ヒルルクは店主の男に急いで詰め寄った。
December 24, 2025 at 2:52 PM
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書きました。

日々を営む（ローロビ） | 時沢トキ www.pixiv.net/novel/show.p...

一緒に洗濯する話
潜水艦の中で生活を共にしたという事実を一生噛み締めて生きてるオタク

#ローロビ
July 2, 2025 at 12:42 AM
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sh12uku.bsky.social
「明日の夜」
七月さんとお題書き合いっこ！
何も考えずに書いてたら取り留めなくなってしまった…
(3/5)
June 27, 2025 at 2:43 PM
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chip-pai.bsky.social
ろろびの日前夜祭おめでとう！

『秘密の指先』
💐の前髪が跳ねちゃう話

『いつか壊れぬその愛を』
🐯が💐に贈り物をする話

リンクはリプ欄に貼ります↓

#ローロビの日企画2025
#ローロビの日
#ローロビ
June 4, 2025 at 3:20 PM
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8cco.bsky.social
描いときたかっただけだけ…
June 4, 2025 at 3:24 PM
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takara-op.bsky.social
メイドちゃん達永遠に描いてられそうだった
May 31, 2025 at 2:21 PM
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chip-pai.bsky.social
書きました。

風は南から（ローロビ） | 時沢トキ www.pixiv.net/novel/show.p...

🐯との距離を感じる💐ちゃんを一味が全力で応援する話

#ローロビ
May 30, 2025 at 11:45 PM
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takara-op.bsky.social
ローロビの方も🎀
May 27, 2025 at 1:08 PM
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あまりにもメイド💐ちゃんが可愛すぎて、⚔️💐で皆様に便乗❤️
ロマンがあるなぁ…
#ゾロビン https://sscard.monokakitools.net/shinsho.html
印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「バタフライリボン」と記載されています。 以下は本文の内容です。 　何で絶対しねェ格好してんだ、お前はそういうキャラじゃねェだろ、と思いつつも目が反らせない。 「……あんまり見ないでもらえる？」 「いや、見るだろ」 「何故だか私も同じ格好しなきゃいけなくて」 「…………そうかよ」 「……年甲斐もないことは分かってるわ」 　いじけたように口を尖らせる女が、いつもと違って単純に可愛いなと思うが、言葉にせず心のうちに止める。 　普段あれだけ露出の多い格好をしている癖に、こういう格好には恥じらう女の真意は分かりかねる。 　ただ、伏せた瞳と染まった頬の女は、ツンとすましているいつもの表情からは程遠く、それなりにクるものがあった。 「とりあえず、お前はこれな」 　牽制の意味も込めて、自分のシャツの色と同じリボンを渡す。 「なぜ、この色なの？」 「…ンなの、自分で考えろ」 　華奢な腰の後ろに回された、おれのシャツと同じ色のリボンを早くも取り払いたい欲望を抑えながら、目の前で揺れる青紫の蝶々を見ていた。
May 27, 2025 at 11:45 AM
sollayuki-0322.bsky.social
転がされてる🐯がかわいそかわいい😂
May 26, 2025 at 10:57 PM
Reposted by そらとゆき
zousanrhythm.bsky.social
🐯→💐ちゃん
やっぱしぼったくりメイドカフェ描きたかったんだ…！
だいぶざっくりらくがき
May 26, 2025 at 4:59 PM
Reposted by そらとゆき
takara-op.bsky.social
こっちにも！メイド📚ちゃんかわいすぎた🤦‍♀️
May 26, 2025 at 12:43 PM
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アニワンにて🥚ヘッド編の、傷だらけの💐ちゃんの捕捉情報きたので、⚔️💐妄想。夢見たっていいじゃん、海賊だもの。
#ゾロビン #新書ページメーカー https://sscard.monokakitools.net/shinsho.html
印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「花と血」と記載されています。 以下は本文の内容です。 　痛い時に痛いと言わない、 　辛い時に辛いと言わない、 　そんな女をずっと見ていると、言わないなら気づいてやる、という思いに駆られる。 　お前が言わないなら、おれが先に気付く。 　言葉にしないお前の分まで。 ＊＊＊ 　その時、最初に感じたのは怒りだった。 　おれがその場に到着した時、チョッパーは傷だらけの女の手当てをしており、キリン野郎がセラフィムの相手をしていた。 　押されているところに助太刀に入る形で戦闘を奪う。問題はない。ベガパンクを守るのも自船のクルーを守るのもこちらに大義名分がある。見たところキリン野郎も苦戦を強いられており、おれに獲物を取られても構わない様子だった。 　キリン野郎との対戦で、そこそこダメージを負っていたセラフィムは、おれの攻撃で撃退した。ベガパンク本人も無事だ。 　ようやく人心地ついて、手当てを受けている女の元へ向かう。 「……ありがとう。ゾロが来てくれて助かったわ」 　この期に及んで女、ロビンはそんな事を言った。眉を下げて、泣きそうな顔で笑う。 　ロビンの怪我を見ながら、間に合ってねェじゃねェか、とおれは己への苛立ちを露にする。忌々 しそうに舌打ちをすると、ロビンは違う意味で受け取った。 「……最後まで倒すことが出来ず、ごめんなさい」 「……そういうことじゃねェ」 　巻いたばかりの白い包帯には血が滲んでいる。女の身体の中を流れる赤い血。 「……動けるのか？」 　チョッパーに問うと、 「あんまり動かしちゃダメだ！落ち着いたとこで手当てしねェと」 　と、焦った様子の答えが返って来た。 　おれは「そうか、」とチョッパーにひと言告げると、倒れているロビンの膝裏と腰の下に手を回し抱き上げた。 「ゾロ！」 「分かってる。慎重に運びゃァいいんだろ」 　おれがそう言うと、チョッパーはほっとしたように頷いた。 　そこそこ重症のキリン野郎の方はアトラスに運んでもらうことにして、おれ達は、ひとまず仲間の元へ向かう。 「ごめんなさい、ゾロ。ありがとう」 　腕の中のロビンが小さな声でそう言った。 「……いや、こっちこそ遅くなった」 　真っ直ぐに目を見られないまま、そう言うと、気配だけでロビンが微笑ったことが分かる。間に合ってねェのに、そんな安心したように笑うなと自分への憤りが再び立ち上り、心の中で舌打ちする。 　コイツが長身の割に腰とか足とかが馬鹿みたいに細いのは知っている。抱き上げたところで、おれにとっては負荷にもならない重さだ。 　ロビンは、女だ。 　あらゆるところがおれと違う。それなのに、敵に立ち向かって行く強さや姿勢は同じだ。 　挑むことに抵抗はなく、やられる覚悟もある。 　兎にも角にも、大人しく守らせてはくれない。 「ったく、無茶しやがって……」 　思っている以上に焦燥した声になった。ロビンが瞠目したのが分かる。 　いつもする、花の香りが血の臭いにかき消されていて、おれはロビンを抱く腕に力を込めた。 　ぎゅっと、一瞬だけ強く胸に押し付ける。 　腕の中で、ロビンがひっそりと息をのんだ。 　伝わらなければいい、 　伝わればいい、 　相反するふたつの気持ちがおれの中を行き来する。 　 　血の臭いの中に、微かに花の香りを嗅いだおれは短く安堵のため息を漏らした。 「……ゾロ…」 　女がそれ以上言葉を繋ぐ前に、「黙って寝てろ」と女に告げる。 　決して表には出すつもりはない感情を、何とか胸のうちに押し込めて、あくまでも仲間に対する行動だと自分に言い聞かせる。 　女がふわりと微笑んで、安心したように目を閉じるのを見届けて、おれは張り詰めていた息を長く吐いた。
May 22, 2025 at 8:00 AM
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zousanrhythm.bsky.social
【ロー→ロビ】
💐ちゃんが👒の話ばっかりしちゃうから🐯が拗ねちゃう
※英語あってるかわかりません…
May 4, 2025 at 12:41 PM
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みんなに内緒で付き合ってるゾロビンちゃんをたまたま目撃してしまう親分の話。

⚔️は🦈親分になら、素直に💐ちゃんへの思いを話しそうな気がします。

悩める操舵手と剣士の休息 | そらとゆき #pixiv www.pixiv.net/novel/show.p...
#ONEPIECE #ニコ・ロビン 悩める操舵手と剣士の休息 - そらとゆきの小説 - pixiv
「おかえりなさい」と笑う考古学者の声がいつもより少しひそやかに感じ、ジンベエは違和感を感じた。 どことなく、空気も甘い。 停泊中の島は陽春の頃で、そこらじゅうに花の香りが溢れている。しかし、この空気の甘さの理由はそれだけではない気がする。 島が穏やかな無人島と分かると、錨を降ろす...
www.pixiv.net
April 13, 2025 at 1:31 PM
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『マリンスノー』

#ローロビ
March 17, 2025 at 10:02 AM
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みんなの中とは違うふたりの場面に遭遇してしまった親分の話。
何とか⚔️を甘やかしたかったけれど、これが限界…
#ゾロビン
印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「剣士の休息」と記載されています。 以下は本文の内容です。 　「おかえりなさい」と笑う考古学者の声がいつもより少しひそやかに感じ、ジンベエは違和感を感じた。 　どことなく、空気も甘い。 　停泊中の島は陽春の頃で、そこらじゅうに花の香りが溢れている。しかし、この空気の甘さの理由はそれだけではない気がする。 　島が穏やかな無人島と分かると、錨を降ろすなり船番以外のクルーは「冒険だ」「散策だ」とせわしなく出掛けて行った。例に漏れずジンベエものんびりと散策を楽しみ、ほど良く疲れた身体を、サニーの芝生で昼寝でも、という思いで他のメンバーより若干早めに戻ったのだ。 　そこへ、先ほどの考古学者の声が降ってきた。 　芝生広場で横座りしながら、のんびりと本を読み耽るロビンの姿は普段となんら変わらないものであったが、彼女の柔らかな太腿に頭を寄せて、まんじりとしている若葉のような緑の髪を見つけてジンベエは目を瞠った。 　ロロノア・ゾロが寝ている。悪魔の子の膝枕で。 　もしかしたら自分はとんでもない場面に帰ってきてしまったのではないかとジンベエの胸中は穏やかではなかった。 　ジンベエの視線に気付いたロビンは眉を下げ、人差し指を唇に寄せる。『静かに』というジェスチャーで注意を促すまでもなく、ジンベエは言葉を失っていた。 　呆気に取られていると言っていい。とは言え、麦わらの一味のナンバー２とででも言うべき男が、我が船が誇る麗しの考古学者の膝で安心して眠る様は、甘さだけでなく安らかさも伴うものがあった。 「……ゾロが寝ておったのか」 　ううむ、と唸った後に、見たまま感じたままの事を声を潜めて言う。 「昨日の不寝番のウソップが調子が悪そうだからって交代したみたいなの」 　肩をすくめてロビンはジンベエに説明しながら、そっとゾロの髪を撫でた。あまりにも自然で何気ない仕草のため、つい見逃しそうになってしまったが、普段のふたりからはありえない。 　最近入船したジンベエから見ても、クルー達の中で彼らは特に冷静沈着だった。ふたりとも言葉数は決して多いとは言えないが、時折交わされる会話に耳を傾けてみても甘 さはかけらほども見受けられない。それ故にただただ意外であった。眠るゾロの表情は年相応のそれで、ともすればジンベエでさえも忘れていがちな事実が唐突に思い出される。 　この男はまだ２１歳なのだ。 　ジンベエさえ一目を置く貫禄を持っているとはいえ、自分の半分もいかぬ青年なのだ。 「お前さんたちがそういう仲であったとは…」 　またもや素直な感想を呟くジンベエにロビンは淡く微笑む。 「他のみんなには内緒にしてね」 　おそらく普段気を張っているふたりの、仲間には見せない唯一の時間なのかもしれない。そう思うと「心得た」と頷くより他なかった。 　ロビンはジンベエの返事ににっこり微笑むと、再び分厚い本のページに視線を落とした。 　何とも面映ゆい気持ちでジンベエが頬を掻いていると、遠くの方からルフィ達の騒ぐ声がする。どうやら冒険は一通り終わったらしい。 「どれ、お疲れの剣士をもうちっと寝かしてやろうかの」 　ジンベエはそう呟くと、遊び足りない彼らの相手を引き受けるためにその場を離れた。 　願うことなら彼の穏やかな午睡が、もう少しだけ続くよう。 「ありがとう」と微笑むロビンの頬がうっすら染まっているのを見て、「若いって素晴らしい」と思うジンベエであった。
March 16, 2025 at 2:48 AM
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書きました。

www.pixiv.net/novel/show.p...

未成年者閲覧禁止🔞

#ローロビ
[R-18] #ワンピース #ローロビ 眠れぬふたりは夜を抱く（ローロビ） - 時沢トキの小説 - pixiv
甘々を書いてみたいと思いましたがこれが限界でした
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March 11, 2025 at 9:05 AM
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古書店にて（ローロビ） | 時沢トキ www.pixiv.net/novel/show.p...

（まだ）付き合ってない🐯💐が一緒に古本屋に行く話
昔書いてボツにしたのを手直しして上げました
短めです

#ローロビ
#ワンピース #ローロビ 古書店にて（ローロビ） - 時沢トキの小説 - pixiv
「あ」 「あ」 声が揃って、ロビンは苦笑いした。 街中でばったり出くわしたその人は、しばらくロビンと同じように口を丸く開けていたが、やがて渋い顔をして「こんなところで会うのかよ」と呟いた。相変わらず仲間も連れずにふらふらと一人歩き回っているらしい。 「久しぶりね、トラ男君」 「お...
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March 3, 2025 at 11:28 PM
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風邪引き💐ちゃんと⚔️。
うっすら気持ちが通じあってる世界線。
#ゾロビン https://sscard.monokakitools.net/shinsho.html
印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「tussie-mussie 」と記載されています。 以下は本文の内容です。 　冬島から春島に渡る海域の中で気温差の激しい日々を過ごしたからか、 　はたまた連日の夜更かしがたたってしまったのか、珍しく熱を出してしまった私は、医務室の清潔なベッドの上で安静を言いつけられている。 　診察してくれたチョッパーは、「疲労の蓄積からの風邪だけど、甘く見ないでちゃんと大人しくしてないとダメだぞ」と叱るように言った。 「ごめんなさいね。心配をかけてしまって」と小さな声で謝ると「しっかり食べて寝るのが身体には一番なんだからな」と念押した。いつも「大丈夫」と夜更かししていた罰が当たってしまったようできまりが悪い。「分かったわ」と素直に返事をすると、チョッパーはようやくいつもの顔に戻って「なるべくそばにいるから辛かったらちゃんと言ってくれよ」と言った。 　私たちのドクターは優秀な上、とても優しい。 　私は笑って頷いた。 　 　チョッパーが厳しく言い聞かせたのか、いつもは甲板で大騒ぎするルフィとウソップの声も今日は聞こえない。フランキーが船をメンテナンスする音もどこか控えめで、風に乗って聞こえてくるブルックが演奏する優しい曲だけが耳を慰めた。 　それでも、みんながいるということは病床の自分にとってこれ以上ないくらいの安心だった。 　人の気配が落ち着くなんて、と私は思う。 　私の人生にはなかったものをいつの間にか受け入れられるようになっていて、彼らと過ごした時間で私の中に確かに変わった部分がある。それは、今この船の太陽を受けてひそかに育っている。 　 　私がある程度回復するまでは、と船は出さずに小さな無人島に停泊させるとナミは言った。 　掠れた声で謝ると、「事件も起こらないような無人島だから全然平気よ、ゆっくりしましょ」と豪快に笑う。そして、「ロビンのするべきことは、元気になること！」とビシッと言ってのけた。 　無人島は、冬の終わりの春島のようで、瑞々しい芽吹きの匂いが医務室にまで漂ってくる。穏やかな晴れた日で、医務室で眠っているのがもったいないくらいの陽気だった。私は忠実にチョッパーの言い付けを守って回復に徹する。言われた通り、早く元気になることが私の優先するべきことだった。 　真夜中には熱が上がりきった状態になり、私は、荒い息づかいのまま朦朧とした意識の中にいた。 　その時、ふいに緑の香りが濃くなり、誰かが医務室に入ってきた気配がした。私は意識を向けようにも熱のせいで上手くいかず、夢か現かの境目にいた。淡い花と緑の香りと同時に、額に手のひらの感触がもたらされる。 ひんやりとしていて固たい、私の良く知るその手のひらは、私の熱を移すかのように額に宛てたままじっとしている。 　目を開けたいのに熱のせいで瞼が重く、開けられない。 　しばらくすると手のひらは、湿った私の前髪を横に鋤いて、頬を撫でて離れた。離れてしまった温度に名残惜しさのようなものを感じつつも、私は再び眠りの世界へ降りていった。 　少しだけ湿気を含んだ緑の香りの中で、私は思 いの外深く眠ることが出来たのだ。 　翌朝、まだ熱の残るぼうっとした頭で身体を起こした私は、夢の中で嗅いだ香りに気付いた。香りのする方向に目を向けると、ベッド横のチェストの上に控えめにちょこんと小さな花束が置いてある。水の入ったグラスに挿しただけのそれは、ハーブの緑とスミレに似た紫の野の花が混ざったささやかなものだけれど、香りは野趣溢れる力強さがあった。 　昨夜の香りはこれだったのね、と腑に落ちた私は、もう一度緑と花の香りを胸いっぱいに吸い込む。 　じわじわと胸に喜びが満ちてきて、目を瞑ると泣いてしまいそうだった。 　ちょうどその時、軽いノック音が３回して「おはよう、ロビン。調子どうだ？」と言いながらチョッパーが医務室に入って来た。 「だいぶ楽になったわ」 　私が言うとチョッパーはほっとしたように息を付いた。そして、とてとてと近寄って医務室の回る椅子に腰かけると、冷たい樋爪を私の額に当てる。うーん、と唸りながら額の温度を確かめるドクターの下す審判を、私は大人しく待った。 「少し、下がったな。でもまだちょっと熱あるから、今日一日は安静にしておくんだぞ」 　私は「分かったわ、ドクター」と素直に頷いた。チョッパーは私の答えに満足すると、青い小さな鼻をひくひくと動かしながら「何かいい香りするなぁ」と言った。私はベッドの中から「多分、これだわ」とグラスの中の小さな花束を指さす。 「ゼラニウムに似てるなぁ」 　チョッパーはうっとりして言った。 「ゼラニウム？」 「うん。気持ちを落ち着かせてくれる作用があるんだ」 「……そう」 「この島に生えてるのかもな。おれも後で探しに行こう」 　チョッパーは明るくそう言う。そして、「じゃ、今日１日ゆっくり寝てるんだぞ」ともう一度私に念押しして、医務室を後にした。私は優しい気持ちになって再びベッドに潜り込む。そして、幸せな想像に身を浸した。 　元気になったら、チョッパーと一緒に花束と同じ植物を探しに行こう。 　どこに生えてたの、と聞いても、もしかしたら彼は答えないかもしれない。 　迷子の剣士がたまたま見つけた場所を再び探し出すのはきっと困難だ。 　それでも、その質問をした時にそっぽを向いた彼の耳が赤く染まる様を見ていたい。そして、大きな手のひらに自分のそれを絡ませながら、不器用な剣士の優しさを噛み締めたい。 　そんなことを思いながら、私はもう一度小さな花束の香りを吸い込んだ。 　
February 24, 2025 at 11:43 AM
Reposted by そらとゆき
taiki821.bsky.social
クロスフォに麦わら一味のまとめを投稿しました～！シリアスとほのぼのが混載してますので温度差注意です…っ(笑)
麦わらログ≪１≫ - TAIKIKEN｜タイキ xfolio.jp/portfolio/ta... #クロスフォリオ
November 24, 2024 at 2:12 PM
Reposted by そらとゆき
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書きました。

鈴の歌う島（ローロビ） | 時沢トキ www.pixiv.net/novel/show.p...

泥酔🐯

#ローロビ
February 21, 2025 at 12:09 AM
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パフェ食べれない🦈
February 19, 2025 at 3:23 PM
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カプなし
🐯とジャンバ〜ル

仲間を置いていけねェ…の裏に💛への愛が溢れすぎていて読み返すたびに涙
お前ら全員無事か…？
February 10, 2025 at 12:12 PM