の避難先。自我もある。
Xくんではツキネコウサギです。
Xくんとは使い分けしたい。
XくんはHQメインにして、こっちはHQ以外の夢載せようかな…
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※krsbさんとkyoyくん付き合ってます
Epilogue同じ名前を、もう一度
風が、穏やかに吹いていた。
強くもなく、弱くもなく、ただそこにあるだけの風。
キョウヤはその感触を確かめるように、ゆっくりと息を吸った。
土の匂い。
草の匂い。
少しだけ甘い、花の匂い。
全部が現実で、全部が「生きている証」だった。
病室の消毒の匂いとはまるで違う。
あの無機質な白い世界から抜け出して、
こうして外の空気を吸っていることが、まだ少し信じられなかった。
ベンチに腰掛けていると、身体の奥がじんわりと温かい。
↓前回
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第13章命令より先に、聞く
病室は静かだった。
機械の電子音と、カーテン越しに聞こえる廊下の足音だけが、時間を刻んでいる。
さっきまで張りつめていた空気が、少しだけほどけてきているのが分かった。
それでも、キョウヤの胸の奥は落ち着かなかった。
「生きて戻った」という事実よりも、
「これからどうなるのか」が怖かった。
怒られるだろうか。
制限されるだろうか。
任務から外されるだろうか。
それとも、距離を置かれるだろうか。
どれも嫌だった。
特に、最後が一番、怖かった。
↓前回
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第12章目を開けた世界
まぶたの裏に、白い光が滲んでいた。
痛いほど眩しいのに、不思議と嫌じゃなかった。
キョウヤは、ゆっくりと呼吸を繰り返す。
生きている。
胸が上下している。
空気が、ちゃんと肺に入ってくる。
それだけで、頭の奥がじんわり熱くなった。
――戻ってきたんだ。
そう思った瞬間、胸がきゅっと縮む。
自分は戻ってきてしまった。
生きて、ここに在ってしまった。
その事実が、安堵と同時に、罪悪感を伴って押し寄せる。
そっと目を開ける。
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第11章目、開けろや
救急車の中は、異様なほど狭く感じた。
天井も、壁も、床も、全部が近すぎて、逃げ場がない。
白い光に照らされたキョウヤの顔が、視界から離れなかった。
サイレンの音が、頭の奥を直接叩く。
速くて、鋭くて、止まらない。
まるで「考えるな」と言われているみたいだった。
でも、考えずにはいられなかった。
「……目、開けろや」
声が低く、荒れる。
自分でも分かるほど、感情が抑えられていなかった。
こんな言い方、普段ならしない。
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第10章恋人として抱き上げる
担架の上で、キョウヤの意識はゆっくりと浮かび上がっていた。
深い水の底から、息を止めたまま引き上げられていくみたいに、重くて、鈍くて、輪郭が曖昧なまま。
目は開かない。
身体も、まったく言うことをきかない。
けれど、音と匂いと、気配だけは少しずつ戻ってくる。
揺れ。
足音。
無線の声。
金属が触れ合う音。
その全部の奥に、はっきりと分かる存在があった。
――カラスバさん。
匂いと、空気と、体温の記憶。
それだけで胸の奥がじんわり温かくなる。
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第9章「俺が、呼んだんや」
救護班のサイレンが止まった音が、やけに大きく響いた。
それまで遠くにあった現実が、一気にここへ流れ込んできたみたいだった。
足音。
無線の短い指示。
担架が運ばれる金属音。
酸素ボンベが床に触れる鈍い音。
その全部が、瓦礫の隙間にまで押し寄せてくるのに、カラスバは動けなかった。
視線は、ただひとつの場所に縫い止められている。
キョウヤ。
白いライトが当てられ、顔色の悪さがはっきりと見える。
唇は乾き、頬は冷たそうで、呼吸は浅く、不規則だった。
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第8章瓦礫の下
瓦礫の下は、外の世界と切り離された場所だった。
音は鈍く、光は歪み、時間の流れさえ違っているように感じられる。
重機の低音も、人の声も、ここではすべて膜一枚隔てた向こう側の出来事だ。
カラスバは、膝をつき、慎重に呼吸を整えた。
焦れば終わる。
力めば、瓦礫が崩れる。
そしてその瞬間、キョウヤの命は簡単に失われる。
「……セイカ、座標送るわ」
低く、短く告げる。
「救護とレスキュー、両方呼んでや。
一刻も早よ」
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第7章勘が、足を動かした
鎮圧済みと表示された区域に入った瞬間、カラスバの中で、ひとつの確信に近いものが芽生えた。
ここはもう「終わった場所」じゃない。
「置き去りにされた場所」だ。
規制線は縮小され、作業員の動線も整理されている。
重機の音は低く、一定のリズムで鳴り続け、
人の声は事務的で、感情の温度がほとんどない。
誰もが、この場所を「片付ける対象」として見ていた。
カラスバだけが、違う見方をしていた。
「……静かすぎるやろ」
独り言のように呟く。
↓前回
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第6章セイカからの連絡
ホテルZのロビーは、戦闘後特有の静けさに包まれていた。
張り詰めていた空気が一気に抜け、代わりに疲労と安堵が沈殿しているような、重たい静寂。
人の行き来はあるのに、どこか音が遠い。
セイカは、端末を胸の前で握りしめたまま、しばらくその場から動けずにいた。
キョウヤの部屋の前。
ノックをしても返事はなかった。
体調不良で休んでいるなら、眠っている可能性はある。
だが、あまりにも反応がない。
「……失礼します」
↓前回
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第5章鎮圧済み、人的被害なし
現場には、もう戦闘の匂いは残っていなかった。
あるのは、焼け焦げた建材と粉塵の匂い、そして「後処理」の空気だけだ。
重機の低い駆動音が一定のリズムで響き、
人の声は短く、事務的で、感情の温度を失っている。
「暴走メガシンカ、鎮圧完了」
「二次被害、人的被害ともに確認されていません」
その報告が、何度も、淡々と繰り返される。
誰もが、役目は果たされたと信じていた。
被害は大きかったが、最悪の事態は避けられた。
街は壊れたが、人は守られた。
↓前回
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第4章当たってはいけない一撃
衝撃は、音よりも先に来た。
視界が一瞬で白に塗り潰され、次の瞬間、全身を巨大な手で殴りつけられたような圧が走る。
空気ごと叩き潰される感覚に、内臓がひっくり返る。
「……っ」
声にならない音が喉の奥で潰れた。
身体が浮いた。
それは感覚としてはっきり分かった。
地面との接点が消え、上下の区別が曖昧になり、
次に来たのは、背中を強打する鈍い衝撃だった。
砕けた瓦礫の上に叩きつけられ、
背中、肩、腰、側頭部に、同時に痛みが走る。
↓前回
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第3章災害みたいな戦闘
現場に近づくにつれて、空気の質がはっきりと変わった。
焦げた匂いと粉塵が混じり、鼻の奥がじんと痛む。
どこかで金属が軋む音、割れたガラスが転がる乾いた音、遠くで人の声が重なっている。
街は、戦場というより災害現場だった。
誰かと誰かが戦っているのではない。
制御を失ったエネルギーが、ただ暴れているだけだ。
キョウヤは一度だけ足を止め、視界を巡らせる。
瓦礫、ひび割れた路面、半壊した建物。
避難誘導の声が遠くで響き、救護班が忙しなく動いているのが見える。
↓前回
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※krsbさんとkyoyくん付き合ってます
第2章いつも通りが、できない
ホテルZから離れてしばらくすると、街の音がはっきりと耳に入ってくるようになった。
車の走行音、遠くで交わされる会話、ポケモンの鳴き声。
どれも日常の延長線にあるはずの音なのに、今日はやけに輪郭が強い。
キョウヤは歩調を一定に保つことだけに集中していた。
速すぎてもだめ、遅すぎてもだめ。
普段なら無意識にできる調整が、今日はひとつひとつ意識を必要とする。
胸の奥が重い。
呼吸が浅く、肺の下の方まで空気が届かない感覚がある。
それでも、止まるほどではない。
↓前回
え?私は絵心マジでないんで描けないです。
Xくんじゃないから名前だしてもいける?え。わかんないからとりあえず”相互さん”って言っとく。
え?私は絵心マジでないんで描けないです。
Xくんじゃないから名前だしてもいける?え。わかんないからとりあえず”相互さん”って言っとく。
カラスバ
⿻*⌖.:˚◌˳˚⌖ ⿻*⌖.:˚◌˳˚⌖ ⿻*⌖.:˚◌˳˚⌖ ⿻*⌖.:˚◌˳˚⌖
カラスバ
⿻*⌖.:˚◌˳˚⌖ ⿻*⌖.:˚◌˳˚⌖ ⿻*⌖.:˚◌˳˚⌖ ⿻*⌖.:˚◌˳˚⌖
ポケモンZA
✩̣̣̣̣̣ͯ┄•͙✧⃝•͙┄✩ͯ•͙͙✧⃝•͙͙✩ͯ┄•͙✧⃝•͙┄✩̣̣̣̣̣ͯ
ポケモンZA
✩̣̣̣̣̣ͯ┄•͙✧⃝•͙┄✩ͯ•͙͙✧⃝•͙͙✩ͯ┄•͙✧⃝•͙┄✩̣̣̣̣̣ͯ
いやあれ(ラブレター)は、Xくんに置いたらずっと見てるよとかそういうラブレター来て怖かったからなぁ。
いやあれ(ラブレター)は、Xくんに置いたらずっと見てるよとかそういうラブレター来て怖かったからなぁ。
※ショパン:夜想曲(Nocturne)Op.48-1の曲イメージ夢
第7章|未回答
朝の光は、街灯よりも遅れて届いた。
建物の影を縫うように、
ゆっくりと路面をなぞる。
夜を追い払うほど強くはないが、
灯りの役目を引き継ぐには十分だった。
街灯は順番に消えていく。
一斉ではない。
区域ごとに、必要がなくなった場所から。
それはこの都市が、
「もう照らさなくていい」と判断した証だった。
カラスバは、管理区画の外縁を歩いていた。
朝の巡回に切り替わる時間帯。
夜勤と日勤の境目に生じる空白は、
制度上、存在しないことになっている。
すれ違う人間が増える。
※ショパン:夜想曲(Nocturne)Op.48-1の曲イメージ夢
第7章|未回答
朝の光は、街灯よりも遅れて届いた。
建物の影を縫うように、
ゆっくりと路面をなぞる。
夜を追い払うほど強くはないが、
灯りの役目を引き継ぐには十分だった。
街灯は順番に消えていく。
一斉ではない。
区域ごとに、必要がなくなった場所から。
それはこの都市が、
「もう照らさなくていい」と判断した証だった。
カラスバは、管理区画の外縁を歩いていた。
朝の巡回に切り替わる時間帯。
夜勤と日勤の境目に生じる空白は、
制度上、存在しないことになっている。
すれ違う人間が増える。
※ショパン:夜想曲(Nocturne)Op.48-1の曲イメージ夢
第6章|夜の終わり
外の空が、わずかに色を変え始めていた。
夜明けにはまだ早い。
だが、完全な暗さはすでに後退している。
執務室の灯りは、最後まで点けられなかった。
低い照度のまま、作業端末は待機状態に移行している。
通知音は鳴らない。
引き継ぎの指示も出ていない。
カラスバは立ち上がり、椅子を元の位置へ戻した。
その動作に、ためらいはない。
机の上に残された書類は整えられ、
必要なものはすべて処理済みだった。
扉を開けると、廊下の照明が自動的に反応する。
※ショパン:夜想曲(Nocturne)Op.48-1の曲イメージ夢
第6章|夜の終わり
外の空が、わずかに色を変え始めていた。
夜明けにはまだ早い。
だが、完全な暗さはすでに後退している。
執務室の灯りは、最後まで点けられなかった。
低い照度のまま、作業端末は待機状態に移行している。
通知音は鳴らない。
引き継ぎの指示も出ていない。
カラスバは立ち上がり、椅子を元の位置へ戻した。
その動作に、ためらいはない。
机の上に残された書類は整えられ、
必要なものはすべて処理済みだった。
扉を開けると、廊下の照明が自動的に反応する。
※ショパン:夜想曲(Nocturne)Op.48-1の曲イメージ夢
第5章|取り消されない沈黙
執務室の灯りは、段階的に落とされていた。
自動制御ではない。
誰かが意図して調整した明るさだった。
天井灯は消え、卓上灯も最低照度に設定されている。
壁面モニタの光だけが、必要な範囲を淡く照らしていた。
白は削がれ、影が、ようやく形を持ち始める。
カラスバは椅子に深く腰掛けていた。
背もたれに体重を預ける姿勢は珍しい。
判断を終えたあとにだけ残る、作業後の形だった。
扉の開閉音はしなかった。
いつの間にか、彼女が室内に戻っている。
※ショパン:夜想曲(Nocturne)Op.48-1の曲イメージ夢
第5章|取り消されない沈黙
執務室の灯りは、段階的に落とされていた。
自動制御ではない。
誰かが意図して調整した明るさだった。
天井灯は消え、卓上灯も最低照度に設定されている。
壁面モニタの光だけが、必要な範囲を淡く照らしていた。
白は削がれ、影が、ようやく形を持ち始める。
カラスバは椅子に深く腰掛けていた。
背もたれに体重を預ける姿勢は珍しい。
判断を終えたあとにだけ残る、作業後の形だった。
扉の開閉音はしなかった。
いつの間にか、彼女が室内に戻っている。
※ショパン:夜想曲(Nocturne)Op.48-1の曲イメージ夢
第4章|感情の臨界
執務室の灯りが、わずかに強められていた。
自動調整によるものだった。
時間帯に応じて、作業効率を落とさないための補正。
人間の集中力が下がる頃合いを、都市は正確に把握している。
白に近い光が、机の上を平坦に照らす。
影は薄くなり、凹凸は消え、
ものごとはすべて同じ平面に押し広げられた。
カラスバは画面を見つめていた。
表示されているのは、さきほどまでと同じ数値だ。
異常はない。
警告もない。
処理は予定通りに進行している。
それでも、視線が行に留まらない。
※ショパン:夜想曲(Nocturne)Op.48-1の曲イメージ夢
第4章|感情の臨界
執務室の灯りが、わずかに強められていた。
自動調整によるものだった。
時間帯に応じて、作業効率を落とさないための補正。
人間の集中力が下がる頃合いを、都市は正確に把握している。
白に近い光が、机の上を平坦に照らす。
影は薄くなり、凹凸は消え、
ものごとはすべて同じ平面に押し広げられた。
カラスバは画面を見つめていた。
表示されているのは、さきほどまでと同じ数値だ。
異常はない。
警告もない。
処理は予定通りに進行している。
それでも、視線が行に留まらない。
※ショパン:夜想曲(Nocturne)Op.48-1の曲イメージ夢
第3章|静かな同席
執務室の灯りは、必要最低限に落とされていた。
天井灯は消え、卓上灯と壁面モニタの光だけが室内を照らしている。
白色灯ほど硬くはなく、街灯ほど柔らかくもない、
作業のためだけに選ばれた中間の明るさだった。
カラスバは端末の前に座り、報告書の最終確認をしていた。
文字の行間に無駄はない。
語尾は統一され、評価基準も揺れていない。
誰が読んでも同じ判断に辿り着けるよう、整えられている。
彼の背後で、椅子が静かに引かれる音がした。
彼女が席に戻ったのだと分かる。
※ショパン:夜想曲(Nocturne)Op.48-1の曲イメージ夢
第3章|静かな同席
執務室の灯りは、必要最低限に落とされていた。
天井灯は消え、卓上灯と壁面モニタの光だけが室内を照らしている。
白色灯ほど硬くはなく、街灯ほど柔らかくもない、
作業のためだけに選ばれた中間の明るさだった。
カラスバは端末の前に座り、報告書の最終確認をしていた。
文字の行間に無駄はない。
語尾は統一され、評価基準も揺れていない。
誰が読んでも同じ判断に辿り着けるよう、整えられている。
彼の背後で、椅子が静かに引かれる音がした。
彼女が席に戻ったのだと分かる。